2011.01.01
玉三郎特別公演
ルテアトル銀座
歌舞伎
ルテアトル銀座で、玉三郎特別公演。 こういう小さい所で見られるのは、贅沢。 「女伊達」で口上があったのだが、関東での元旦歌舞伎公演は65年ぶりだとか。今年が良い年でありますようにと、玉三郎さまじきじきのお言葉をいただいたり。 初日のせいか、カーテンコールもありました。2011/1/1(土) 20:20:432011/1/1(土) 20:20:43
「阿古屋」の傾城は、まさに絶世の美女なのだが、一方「女伊達」ではそれほど美貌ではない役作り。 同じ顔のはずなのに、どうしてこんな事が出来るのかな。それが芸だといえば、それまでなんだけど。 去年の揚巻の時も思ったけど、玉三郎の傾城は美女オーラがハンパない。2011/1/1(土) 20:29:082011/1/1(土) 20:29:08
「阿古屋」はとんでもない演目。琴、三味線、胡弓を演奏させて、その音が澄んでいるから、嘘をついていないという話。 本人が生で三曲演奏するが、必死の様子など見せてはダメで、あくまで阿古屋として演じるのがポイント。 決して簡単な曲じゃないと思うのに、阿古屋であり続けるのはさすが。2011/1/1(土) 20:42:532011/1/1(土) 20:42:53
「女伊達」は初役だそうで、という事は初めての本番を見たということか。 新年らしく、賑やかで楽しい演目をという事で選んだそうです。 「玉」の字の入った衣装に「やまとや」の文字の入った傘をもった若衆を、バッタバッタとなぎ倒すという舞踊。 華やかな幕切れで、まさに万雷の拍手でした。2011/1/1(土) 20:48:462011/1/1(土) 20:48:46
「阿古屋」での猿弥は敵役。人形振りで、人形遣いが二人ついている。長時間の人形振りって辛いと思うのだが、手を上げたままのポーズでもピッタリと止まってました。 武将の獅童くんは、前に見た時よりは随分いい感じ。こちらも阿古屋の演奏中は長時間の静止が要求されるのだが、時々揺れていた(笑)2011/1/1(土) 20:57:052011/1/1(土) 20:57:05