2011.01.07
ドン・キホーテ
レニングラード・バレエ
オーチャードホール
バレエ
レニングラード・バレエの「ドン・キホーテ」@オーチャード。 世にも珍しいドンキを見てしまった。 ルジマトフが、足の不調でジャンプを飛べないという状態のままで、バジルを演じた。 通常なら代役公演になるのだろうが、ふりつけ、演出を変更し、なんとか格好をつけてやり通した。2011/1/7(金) 21:32:322011/1/7(金) 21:32:32
普通はバレエの公演では、代役になっても払い戻しは行わない。 しかし、今回のルジマトフの場合は、出演しなかった場合は、2000円の払い戻しをするという料金設定。 それだけ、彼を見たいというファンが多いという事のあらわれでもある。 なので、代役を立てずにやった事自体は良かったと思う。2011/1/7(金) 21:36:062011/1/7(金) 21:36:06
今回の「ドン・キホーテ」の対応で気になったのは、ルジマトフ不調の情報を公式にはほとんど発表しなかった事。 自分が気付いたのは終演後に隅にだしてあったこの告知だけ。 不調状態で二日目であり、きちんと告知するのが誠意ではないだろうか。 http://yfrog.com/h74nfrj2011/1/7(金) 21:46:512011/1/7(金) 21:46:51
そう思う根拠は、情報を出さないほうが、様々な誤解を招くからである。 「ドン・キホーテ」の本来の振付がああいうものであるとか、ルジマトフも年になってジャンプを省いた踊りでごまかすようになったとか、カップルに絡んで踊ってた男二人は何なのかとか。2011/1/7(金) 21:52:152011/1/7(金) 21:52:15
「ドン・キホーテ」のバジルは、若さあふれる大きな回転や豪快なジャンプが見せ所。 熊川哲也が得意としていた役でもある。 と、書いて思い出した。熊川君のバジルをアレンジした爆笑動画。 これをみても、熊川君の神業具合がよくわかるはず。 http://bit.ly/eOoSit2011/1/7(金) 22:17:562011/1/7(金) 22:17:56
今日の「ドン・キホーテ」のバジルは、足の不調のルジマトフが、前半はジャンプを地上でのターンやステップに変えて踊った。そのため、若さというより、老練なイメージとなり、本人の雰囲気と相まって、なんというか、エロおやじに。2011/1/7(金) 22:24:502011/1/7(金) 22:24:50
最後の PDD では、ジャンプパートを若者Aが、グランジュテを若者Bが、ピルエットをルジマトフが踊るという構成。いったい誰が旦那なんだ(笑) 三人のうちの誰がパパかわからない子供を宿したキトリが、年貢の納め時かと思ったおっさんバジルと結婚するというストーリーを妄想してしまったw2011/1/7(金) 22:28:542011/1/7(金) 22:28:54
「ドン・キホーテ」のヒロイン、キトリを演じたのはテリョーシキナ。 役柄の解釈が自分の好みとずれていたのがちょっとだけ残念だが、素晴らしかった。 最後、男三人の混乱バリエーションの後を、自分の踊りでこの舞台を完成させてみせるとでもいうような神がかったグランフェッテで締めました。2011/1/7(金) 22:36:212011/1/7(金) 22:36:21