2011.03.31
シンデレラ
スターダンサーズ・バレエ団
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
バレエ
吉田都から子どもたちへ贈る夢のステージ「シンデレラ」@テアトロ・ジーリオ・ショウワ。 小さな女の子が結構いる中、おっさん一人はちょっと肩身が狭いかも。 暗いニュースが多いけど、今日来た女の子たちには、山ほどの夢を抱えて帰って欲しい。吉田さんならそれができるだろうな。2011/3/31(木) 17:45:482011/3/31(木) 17:45:48
「シンデレラ」幕間。 吉田都さんって、すごい美女ではないにしても、十分美人のはずだが、舞台だとそれを感じさせないのが不思議。 小間使い的衣装だと普通の女の子、ピンクのドレスではよそ行きを着た時の可愛らしさ、魔法のドレスになるとお姫様っぽく。 どれも、地顔の美人とは違う少女の顔。2011/3/31(木) 18:57:432011/3/31(木) 18:57:43
振付・演出、バレエ団の地力という意味では、超一流とは一線を画すかんじだなぁ。 吉田さんにも、さほど技巧の高い振りがつけられてる訳ではないのだが、ギクっとするような瞬間がある。 足先にピンが入っていて、それが舞台に刺さって止まってるんじゃないかと思うような、アチチュードとか。2011/3/31(木) 19:07:152011/3/31(木) 19:07:15
「シンデレラ」第二幕。 バレエ団の方には悪いが、踊りとしての見所は、客演二人の GPDD に集約されていたと言っていいだろう。あたりとは格の違う踊り。 吉田さんの踊りは、安定感があってなおかつ繊細。男性のヒリストフはソロでちょっとふらつくところがあったものの、よかった。2011/3/31(木) 20:29:092011/3/31(木) 20:29:09
吉田さんの凄さを、個人的に一番強く感じるのが感情表現の細かさ。 役柄の解釈を表情だけでなく、体の動きに細かく反映させる技術力と芸術性。 ある意味では、テレビのスーパーバレエレッスンで、彼女が指導していたことを、まとめてお手本として見せてもらった感じ。2011/3/31(木) 20:35:592011/3/31(木) 20:35:59
シンデレラが舞踏会で王子にあって、最初は緊張していたのが、段々と踊りを楽しむようになり、ある時から王子への憧れが恋に変わる。その後は、離れていても、背中合わせでも、常に心が王子を向いている。 その変化が、セリフなしで、そしてたぶん表情さえなくても、体の動きと踊りで伝わってしまう。2011/3/31(木) 20:39:322011/3/31(木) 20:39:32
シンデレラと王子の再会のシーン。 ネタとして使い古されているだけに、なかなか難しいところなのだが、吉田さんの力で、ちょっと感激させられてしまった。 何がよかった、とは、うまく言えないのだけれど。押し込められていた心が解放された感じというのが近いかも。2011/3/31(木) 20:53:152011/3/31(木) 20:53:15
「シンデレラ」の義理の姉達、今回は女性だった。 それで逆に、なぜ普通は男性にやらせるのかがわかった気がする。 意地悪をするシーン、逆に周りから笑われたり、顰蹙をかうシーンが、微妙にリアルでギャグになりきらないのだ。 オカマキャラだと明るく出来るところに、微妙に陰湿さが漂うような。2011/3/31(木) 21:03:072011/3/31(木) 21:03:07
なんだろう、やっぱり震災関連が気分に影響しているのか、今日は、見てよかったなぁという気分が強い。つぶやきもそれに比例して多くなってる。 こういう時期だからこそ、自粛などせず、夢や希望や力を与えるステージを沢山やって欲しいものだ。2011/3/31(木) 21:23:512011/3/31(木) 21:23:51