2011.05.29
ダフニスとクロエ/真夏の夜の夢
バーミンガム・ロイヤルバレエ
東京文化会館
バレエ
今日もこれから上野でバーミンガム・ロイヤルバレエ。 同じ演目を三度も見るなんて。 最初に取ったのは今日の分だけだったのに、ついチャリティー公演を追加して、エコノミー券が出た時に、つい佐久間チー組も追加。 NBS の策略にはまっているのかな。2011/5/29(日) 14:13:012011/5/29(日) 14:13:01
バーミンガム・ロイヤルバレエの「ダフニスとクロエ」のラストは、全員でスカーフを振る踊りなのだが、必ず誰か落とす(笑)いっそ、指に引っ掛けられるようにしておけばいいのに。 海賊の首領のアレクサンダー・キャンベル、今日は一際キレがあったような。調子良さそうで後半のパックも楽しみ。2011/5/29(日) 16:20:012011/5/29(日) 16:20:01
バーミンガム・ロイヤルバレエの「真夏の夜の夢」。 今回の来日で三公演見たのだが、今日の出来は格別。自分にしては珍しく、周りの人があまり立たないのに、スタンディングオベーションしてしまった。 先日のゆうぽうとと同じキャストなのだが、今日は細部までピッタリとはまった気持ちよさ。2011/5/29(日) 17:48:562011/5/29(日) 17:48:56
前回、イマイチだと思ったセザール・モラレスが今回は不安定さの欠片もなく、見事なオベロン。 パックのアレクサンダー・キャンベルは絶好調。ジャンプ、ピルエット、スライディングなどピタリと決まるし、愛嬌がある。 恋人四人の息もピッタリ、ヘレナのキャロル・アン=ミラーがキュートだった。2011/5/29(日) 17:55:392011/5/29(日) 17:55:39
そして吉田都さんのタイターニアはやっぱり凄い。今日、とても心に響いたのが、手先、足先、首筋などでの細かい音の表現。 この音に、この動作を振り付けた意味というものを感じさせる。 天才的な動き、だと感じるが、本当はそんな簡単に言ってはいけない、もの凄い修練の成果なのだろう。2011/5/29(日) 18:02:232011/5/29(日) 18:02:23
何でだろう、今日の「真夏の夜の夢」は凄いインパクトだった。なんとなく、まだ鼓動が速い気がする。 こう言うのって、舞台の出来自体もあるけど、自分のバイオリズム的なものとのフィットにもよるんだよな。 いやはや、今日は見られてよかった。2011/5/29(日) 18:10:402011/5/29(日) 18:10:40
帰りの混雑の中で「ムチムチしてて」という言葉があったので、思わず耳をそばだだせてしまったら、案の定キャンベル君のことだった(笑) 正統派の王子は似合わなさそうだが、どういうダンサーに成長するのか楽しみ。 ブベニチェクのコンテンポラリーとか踊ってくれないかな。2011/5/29(日) 18:16:442011/5/29(日) 18:16:44
今回のバーミンガム・ロイヤルバレエと吉田都さんを見て、表現と言うのは技術なんだなぁと感じた。 もちろん、感情の部分もあるだろうが、その前に物凄く繊細な技術力がある。 立ち姿一つでも、王子、山羊飼い、海賊、神様などを、足の開き方、肩や背中の線、腕の位置や手の形を使い分けているはず。2011/5/29(日) 18:25:372011/5/29(日) 18:25:37
逆にいえば、そういうバリエーションを自分の中に沢山持つことが、表現力を磨くと言う事なのかも。 吉田都さんを見ていると、ベースは同じ動きなのに、高貴な女王だったり、恋する少女だったり、長年連れ添った夫婦だったりと、わずかなニュアンスの変化で差をつけて見せてくる。 本当に不思議。2011/5/29(日) 18:29:452011/5/29(日) 18:29:45
思い出しツイート。 「ダフニスとクロエ」で思った。 アシュトンは、自分が体力無双だったか、ドSだったかのどちらかだろう。 加速して行く長いローテーショナルリフトから、片手で抱える左右交互の四回のリフト。最後が一番高くと言うのがまたキツそう。2011/5/29(日) 22:54:232011/5/29(日) 22:54:23
そういうソロをこなした後で、全員でのスカーフダンス。 ジムのトレーニングでもやらないんじゃないかというハードな踊り。 しかも群舞と同じ振付なので、主役の面子にかけても、一際キレのある動きを要求されるという、追い込みっぷり。 アシュトンって、どういう人だったのかなぁ。2011/5/29(日) 22:59:482011/5/29(日) 22:59:48