2011.06.02
レ・ミゼラブル
帝国劇場
ミュージカル
エポニーヌの島田歌穂さん、とても47には見えない娘っぷり。ファンテーヌの岩崎宏美さんの劇場中に響き渡る声。 普段ジャベールをやる、岡アンジョルラスと石川マリウスは、貫禄がありすぎるのでは、と思っていたが、全く心配無い。 石川さん、びっくりするぐらい若く純情馬鹿を演じきっている、2011/6/2(木) 19:59:012011/6/2(木) 19:59:01
レミゼラブル。今日はスペシャルキャストで、初演メンバーをはじめ、昔のキャストがぞろぞろと。 問題は、年齢的にどうだろうか、というとこなのだが、皆さん素晴らしい。 席が遠くて、顔のアップが見えないせいもあるが、実年齢より遥かに若い役を、 素晴らしい解釈で演じている。2011/6/2(木) 19:59:142011/6/2(木) 19:59:14
岡さんのアンジョルラス、歌声は大迫力なのに、ちゃんと、どこか頭でっかちの学生の雰囲気がある。 ジャベールは初演キャストの鹿賀さん。さすがに声量は若いものにはかなわないけど、まさに年季の入った演技。警棒の使い方がカッコイイ。 鳳蘭、斉藤晴彦のテナルディエ夫妻も味がある。2011/6/2(木) 20:03:492011/6/2(木) 20:03:49
バルジャンは今井さん。超乱暴者(笑) 教会からの「盗んで逃げた~」のところで、長くのばすところを、短く切って「おらっ、どけっ」って付け加える人、はじめて見た(笑) コゼットは神田さやか。普段のキャストの中だと、特に悪くもないのだが、このメンバーに囲まれると、一人だけ書割っぽい。2011/6/2(木) 20:09:172011/6/2(木) 20:09:17
レミゼラブル終了。一幕も良かったけど、二幕は凄かった。集中して見過ぎて頭痛くなりそうなぐらい。 実は、レミゼの楽曲は、一幕のほうがいいの多いよね、と思っていたのだが、今日は逆でした。 この歌のこのフレーズを、こう歌うんだ、という発見がいくつもあった。2011/6/2(木) 21:41:022011/6/2(木) 21:41:02
鹿賀ジャベールの「自殺」までの流れには参った。 普通は一幕の「Stars」の方を聞かせるのが上手い役者さんの方が多いと思うのだが、鹿賀さんは圧倒的に二幕がいい。 ジャベールのキャラクターって、どこか掴みにくくなってしまいがちだとおもうのだが、とても説得力があった。2011/6/2(木) 21:49:052011/6/2(木) 21:49:05
島田エポと岩崎ファンテもさすが。 On my own の「縁などない~」の最後が悲鳴のよう。 岩崎さんが迎えにくるシーンは、神々しい雰囲気も。 ラストのバルジャンと三人で歌うところ、普段は、どうしてこの三人なのかなとか、邪念がかすめたりするのだけれど、問答無用の説得力だった。2011/6/2(木) 21:55:072011/6/2(木) 21:55:07
普段は若者が演じるマリウスとアンジョルラス。石川さんと岡さんの役作りも、やっぱり二幕がポイント。 岡さんの「彼女が最初の死者」の歌い方、ちょっと若いものには真似のできない感じ。 石川さんの「カフェソング」過去を歌うところ、ちょっと楽しそうに夢見るように。それがかえって哀切。2011/6/2(木) 22:02:252011/6/2(木) 22:02:25
今井清隆さんのバルジャン。 ちょっと面白い役作りだったような。 乱暴者だけど、天性の明るさがあるというか、陽性な感じ。闇の中でも魂の光を見失うことがなさそう。 別所さんの苦悩する感じとは反対の方向性だが、これはこれでアリ。2011/6/2(木) 22:06:402011/6/2(木) 22:06:40