2011.07.13
マニュエル・ルグリの新しき世界 Aプロ
ゆうぽうと
バレエ
これからルグリのAプロ@ゆうぽうと。 前半に昨年初演の「ホワイト・シャドウ」、後半はガラという構成。 昨年見た時は「ホワイト・シャドウ」に、あまり感心しなかったのだが、今年の出来はどうだろうか。 去年特に気になった男性群舞陣がよくなっているといいのだが。2011/7/13(水) 18:09:412011/7/13(水) 18:09:41
「ホワイトシャドウ」は、女性ソロが一人、男女のペアがふた組、群舞が色々の構成だったような。 ウェブのキャストから予想すると、ソロが吉岡さん、ルグリと上野さん、バナと西村さん、という組み合わせだろうか。2011/7/13(水) 18:27:442011/7/13(水) 18:27:44
「ホワイトシャドウ」覚え書き。 ルグリとバナが出るシーンでは、ほとんどルグリが下手。なので、見切れる上手か下手なら、上手を選ぶこと。 と、今回下手A席だったので、次回の教訓に。2011/7/13(水) 19:44:112011/7/13(水) 19:44:11
「ホワイトシャドウ」は去年よりは良かったような。でも、まだ大好きとは言い難いかな。 たぶん男性の衣装がマイナーチェンジしている。メイン二人は、下半身が袴に。群舞五人のベストもそれぞれに個性のある形で、露出度が増えたような。昨年のをしっかり覚えているわけではないのだけれど。2011/7/13(水) 19:47:212011/7/13(水) 19:47:21
「ホワイトシャドウ」では、同じ振り付けを複数で踊る時に、細かい部分をシンクロさせることを要求しない。 そのため、前回見た時は、バラバラ感が凄くて気になった。 今年は、見所のルグリとバナのPDDでは、タイミングや微妙な振りの差が、それぞれの個性として、調和していた。2011/7/13(水) 19:52:372011/7/13(水) 19:52:37
一方、東バの男性五人は、そこまではいかず、各人の個性が出てると思えるシーンよりは、バラバラになっているという印象を与えるところが多かった。 個性を出すより、全員で揃えることを得意とする日本人には、なかなか難しい作品かも。逆に言えば、とても勉強になる作品をもらったと言えるのか。2011/7/13(水) 19:55:482011/7/13(水) 19:55:48
Aプロ後半はガラ。 どうもルグリとは、コンテンポラリーの趣味があわないらしく「アレポ」も「ファンシーグッズ」もピンとこなかった。 クラッシックの方は、なかなか面白かった。最初の「海賊」は、若い二人なのか、全く愛を感じないのだが、仲良し姉弟が、張り合ってる感じで楽しかった。2011/7/13(水) 21:47:362011/7/13(水) 21:47:36
「海賊」の男性、チェリェヴィチコは、不安定なところもあり、女性の回転のサポートの時は顔が必死だったり、体も肉のつき方がアンバランスだったりとするのだが、ジャンプが驚異的。コーダの入りの二つのジャンプでは自然と拍手が。 ぜひ、上手く成長させて欲しいものだ。2011/7/13(水) 21:52:252011/7/13(水) 21:52:25
「マノン」のコホウトコヴァとフォーゲルは、愛に溢れていた。 マクミランのリフトって、大好きなのだが、難しそうなやつもピッタリと決めていた。 それにしても、カーテンコールで、二度もキスしなくてもよさそうなもんだけど(笑) もしかして、お付き合いされてるのでしょうか?2011/7/13(水) 21:56:052011/7/13(水) 21:56:05
「ラ・シルフィード」は、個人的にはイマイチ。ややミスキャストな感じ。 ポラコワは、キュートなのだけれど、もう少し、硬質で清楚な感じが欲しかったかな。 この作品は、ノンナの究極の踊りを見てるので(もちろん、実際に「見た」わけではないけど)、つい点が辛くなりがち。2011/7/13(水) 22:00:572011/7/13(水) 22:00:57
「白鳥の湖」からは黒鳥を三人で。 コノヴァロワは踊りも良かったのだが、視線が時々、まさに猛禽類! 下手の最前列だったので、王子を見る強烈な視線に射抜かれてしまった。 ロットバルトのソスノフスキーもよかった。キテレツ系の衣装だが似合ってた。 ノイマイヤーの白鳥の「影」で見てみたい。2011/7/13(水) 22:06:072011/7/13(水) 22:06:07
今日の白眉は、最後の「オネーギン」。 もう、これだけしか見られなくても、行く価値があったのでは、と言うぐらい良かった。 個人的には、ルグリの演ずるキャラクターは、やや朴念仁のきらいがあると思っているのだが、今日は情熱的でかっこよし。 クランコの振付の意味を体現するような踊り。2011/7/13(水) 22:12:092011/7/13(水) 22:12:09
そして、何より、マリア・アイシュヴァルトがすごく好みだった。 数年間にわたる、恋、愛、憎しみ、しがらみ、それらがないまぜになったドロドロをうちに秘め、それでも毅然とする女性像。 「オネーギン」って、ひっどい話なんだけど、この二人で全幕を見てみたいなぁ。2011/7/13(水) 22:17:002011/7/13(水) 22:17:00
ルグリのAプロ、ちょっと不真面目なネタを幾つか。 「ラ・シルフィード」の木本くん、衣装がスコットランドのキルト(スカート)なのだが、似合わないのだ。 何かに似てるなと思ってたのだが、後ろ姿が和田アキ子。赤と黒のチェックの膝上ワンピースに、ピンクのハイソックスの和田アキ子(笑)2011/7/14(木) 01:59:202011/7/14(木) 01:59:20
「白鳥の湖」でロットバルトをやったミハイル・ソスノフスキー、ソロで「アレポ」を踊った後に、長袖+皮のボディスーツ+マントのせいか、回転系では汗が飛び散る飛び散る。 二回転のザンレールは、スプリンクラー状態(笑) そのあと黒鳥の32回転が控えてるから、床が滑らないか心配だった程。2011/7/14(木) 07:22:002011/7/14(木) 07:22:00
上野水香さん。 ファンの方にはごめんなさい。 今日、ちょっと思ったのだけど、目力が強いと、目つきが悪いの、紙一重のラインの目をしてる時ありますよね。2011/7/14(木) 07:22:052011/7/14(木) 07:22:05
昨日のルグリAプロの「オネーギン」。 テクニックに関することをなにひとつ覚えていない気がする。それだけ、ルグリとアイシュヴァルトの紡ぎ出す感情が濃密だったと言うことだろう。 Bプロで、もう一度見られるので楽しみ。2011/7/14(木) 18:18:392011/7/14(木) 18:18:39