2011.07.30
荒野に立つ
阿佐ヶ谷スパイダース
シアタートラム
演劇
阿佐ヶ谷スパイダース「荒野に立つ」@シアタートラム。 もの凄く、見る人を選ぶ作品。隣の人は、八割は寝てて、もたれかかってきたぐらい。 個人的には、とても面白かった。作品を全部理解できたと言うつもりはないが、演劇でしかできない事が追求されていると思う。 #kouya2011/7/30(土) 15:37:272011/7/30(土) 15:37:27
「荒野に立つ」は、個人的には気に入ったし、実施の完成度も高いが、根本は実験的作品に思える。 前作の「アンチクロックワイズ…」でも、同じ様な印象を受けた。 この様な作品を幾つか積み重ねた先に、凄いものが現れるのではないかという期待がある。 #kouya2011/7/30(土) 15:45:322011/7/30(土) 15:45:32
「荒野に立つ」 主役の安藤聖をはじめとする美少女たち、あちこちからの客演陣が、時間、空間、人格などの入れ替わりをうまく演じていた。 それだけに、今日は、よりによって劇団の三人が滑舌が悪かったり、噛んだりしてたのは、印象が悪くて残念。 #kouya2011/7/30(土) 15:47:572011/7/30(土) 15:47:57
長塚さんの役者の選び方は、ツボをついてくる。 今回の客演にも、ここしばらく気になっている、黒木華、福田転球、横田栄司といった面々が。華ちゃんは、一作ごとによくなるような。転球さんは期待通りの安定感。横田さんの、壊れた感じははじめて見たのだが、なかなか迫力。2011/7/30(土) 16:07:392011/7/30(土) 16:07:39
「荒野に立つ」 どういう話だった、というのを説明することを拒むような作品。 作品が演劇としてしか成り立たない、映像や小説などの他の媒体では表現できないところで成立している。 何に似ている? というのも言いがたいが、ちょっと連想したのは萩尾望都の「バルバラ異界」だ。 #kouya2011/7/30(土) 16:34:522011/7/30(土) 16:34:52
「荒野に立つ」 かき忘れてたのだが、シアタートラムのベンチシートのクッションの上に、さらに低反発クッションを敷いてあるという心遣いがとても嬉しかった。 休憩なしで2時間越えているので、あれがなかったら、絶対腰痛だったはず。 #kouya2011/7/30(土) 23:10:402011/7/30(土) 23:10:40