2011.12.03
十二月昼の部
平成中村座
歌舞伎
平成中村座なう。 昼の部は「菅原伝授手習鑑」から三幕。 (すがわらで、で変換する!偉いぞiPhone!) 三つの幕で、同じキャラクターを別々の人がやるので、ちょっと混乱しそうな配役かも。 「車引」は、三つ子を、弥十郎、勘太郎、菊之助で。勘太郎がちょっと線が細い感じか。2011/12/3(土) 11:47:272011/12/3(土) 11:47:27
平成中村座昼の部二つ目は「賀の祝」。 先ほど松王丸だった弥十郎が今度は父親役に。偉丈夫の松王丸も良かったが、一回り縮んだような爺様ぶりも良いですのう。 松王丸は亀蔵が。梅王との悪ガキ二人の喧嘩はどちらも似合っていた。勘太郎は、この手の雰囲気はよろしい。2011/12/3(土) 13:13:282011/12/3(土) 13:13:28
「賀の祝」では、父親の七十歳を祝う。 息子たちは何歳ぐらいの設定なのな。兄弟喧嘩の様子を見ると、かなり若い気がするのだが。 菊之助の桜王丸の前に刀が差し出されたあたりから、すこしウトウトしてしまったのだが、正気に戻っても切腹までは結構あるというのが、いかにも歌舞伎(笑)2011/12/3(土) 13:24:572011/12/3(土) 13:24:57
昼の部最後は「寺子屋」。 これが、もう、ひっどい話なんだけど、泣かされてしまった。 勘三郎の松王丸と扇雀の奥方がさすが。一歩間違えると、こいつら許せないよなとなってしまいそうな話なのだけれど、苦しみが伝わってきて、やっぱり同情してしまう。2011/12/3(土) 15:04:042011/12/3(土) 15:04:04
久しぶりの勘三郎さん、役柄が病気療養中という事もあって、ふらふらするシーンは心情的に痛々しく感じてしまったり。 やっぱり、好きだなぁ。これからも元気にいろいろやってくださいますように。 扇雀さんは、「隠蔽捜査」の伊丹役の次がこれなので、なんとなく不思議な気分(笑)2011/12/3(土) 15:06:442011/12/3(土) 15:06:44
菊之助、イメージとしては、桜丸のような、すこし女性的な雰囲気のある役なのだけれど、「寺子屋」の先生役がよかった。 武よりは文によっているが、まぎれもなく男という感じで、ちょっと意外だったのだ。2011/12/3(土) 15:14:372011/12/3(土) 15:14:37