2012.01.09
白鳥の湖
レニングラード国立バレエ
神奈川県民ホール
バレエ
レニングラード国立バレエ「白鳥の湖」@神奈川県民ホール、幕間。 エカテリーナ・ボルチェンコとマラト・シェミウノフは、ファーストキャストではないのだが、とてもよかった。 全体的にも、先日のガラより、調子が良さそうな印象。来日して時間がたっているのが、いい方向に働いているのかも。2012/1/9(月) 16:19:512012/1/9(月) 16:19:51
シェミウノフはとにかくでかい。プログラムによると195あるそうだ。やっぱり身長は大事だな。ボルチェンコがトゥで立っても十分余裕があるし、最初白鳥が怯えたように逃げる所、倒れる所を片腕で軽々と支える安心感、最後に王子が跪いて白鳥より頭を低くする所、全てに大柄ならではの説得力がある。2012/1/9(月) 16:27:502012/1/9(月) 16:27:50
シェミウノフは演技力もあるように思える。二幕の王子は、ただ歩き回っているような印象になってしまう所がありがちなのだが、それぞれのシーンで、オデットを探していたり、思いを馳せていたり、という事がわかる。 そして、リフトは圧巻。軽々と持ち上げ、高さがあって安定しているので見映えする。2012/1/9(月) 16:30:482012/1/9(月) 16:30:48
ボルチェンコのオデットは、ペレンほどの貫禄はないが、清楚な感じでよい。 ペレンが白鳥の女王ならボルチェンコは王女。体も一回り華奢な感じ。 三幕のオディールをどう踊るのか楽しみ。2012/1/9(月) 16:32:512012/1/9(月) 16:32:51
道化のクズネツォフは、背が低いので、王子と並ぶと肩までぐらいという、これまたよい取り合わせ。可愛げでもあるが、実は頼りになりそうな感じもあってよい。 ところで、家庭教師が踊ってるときに、下手のベンチに密着して座ってた男二人、薔薇の花をもてあそんでたり、君達はなんなんだね(笑)2012/1/9(月) 16:36:212012/1/9(月) 16:36:21
「白鳥の湖」 一幕二幕は70分連続でなのに、合計60分の三幕四幕の間に休憩があるのはなぜだろう。衣装がえのための休憩なのかな?2012/1/9(月) 17:27:242012/1/9(月) 17:27:24
「白鳥の湖」 ボルチェンコはオディールもなかなか。 表情もだが、体の使い方、視線の高さなどで、オデットとの差別化がくっきりとされている。 まぁ、それだけに騙される王子がバカに見えてしまうけど(笑) 道化が細かい演技をしていて好み。大技に入るときも道化としてという部分を忘れてない。2012/1/9(月) 17:33:492012/1/9(月) 17:33:49
「白鳥の湖」四幕のボルチェンコは凄かった。 さっき、貫禄がイマイチみたいな事をいって、すみませんでした。指の先まで気迫に満ちた踊りに感じられました。 白鳥の湖のラストって、愛の力の勝利とか、よくわからない事があるのだが、今日はオデットの感情の勝利に納得がいった。2012/1/9(月) 18:16:122012/1/9(月) 18:16:12
今日の「白鳥の湖」のロットバルトの扱いは、ちょっと微妙。 ダンサーは良かったのだが、衣装はお腹が出っ張って見えるし、ラストはものすごく邪魔な位置に転がりつづけて、死体のくせに、荒い息を抑えているのをさらさなくてはならないし。 もう少し、どうにかならんのかなぁ。2012/1/9(月) 18:22:412012/1/9(月) 18:22:41