2012.01.15
ボニー&クライド
青山劇場
ミュージカル
「ボニー&クライド」@青山劇場。 それなりに楽しめたのだが、もうちょっとどうにかならなかったのかなぁと思うところもあり。 休憩15分をいれて、3時間5分あるのだが、体感的にはそれ以上に長い。なんだかいろいろ詰め込みすぎて、焦点がどこにあるのかわからない感じ。2012/1/15(日) 19:38:052012/1/15(日) 19:38:05
「ボニー&クライド」の演出は田尾下哲さんという方。今日はディレクターズ・ノートというA3両面の印刷物をもらったのだが、それによると、トライアウトからブロードウェイ版までのいろいろな台本から、独自の上演台本を作り、オープニングもエンディングもブロードウェイとは違うとのこと。2012/1/15(日) 19:42:062012/1/15(日) 19:42:06
というわけで「ボニー&クライド」はブロードウェイ版より6曲多く、40分ほど長いそうだ。 逆に言うと、トライアウトからブロードウェイまでに削られて洗練されていった部分が、ごちゃごちゃと詰め込まれたままなんじゃないかな、という仕上がりに思えた。2012/1/15(日) 19:52:122012/1/15(日) 19:52:12
「ボニー&クライド」のボニーは、元劇団四季の濱田めぐみさん。四季の「ウィキッド」のエルファバのオープニングキャストで見た方。 例の四季しゃべりはほとんどなくて良かったのだが、演出のせいかもしれないが、キャラクター解釈が一貫してないというか、わけのわからん女になってたような。2012/1/15(日) 20:12:072012/1/15(日) 20:12:07
「ボニー&クライド」のクライドは田代万里生くん。前回「スゥイニートッド」で見た時が可もなく不可もなくだったので、あまり期待していなかったのだが、予想外と言っては失礼だが、なかなかよかった。 凄く複雑な役柄というわけではないが、ちゃんと一貫したキャラクターになっていたと思う。2012/1/15(日) 20:29:062012/1/15(日) 20:29:06
「ボニー&クライド」で面白かったのが、牧師役の、つのだ☆ひろさん。 ゴスペルっぽいかんじで、やたらカッコつけて歌うので、神とか祈りとか、そういうものをいっさい感じさせないという(笑) 皮相的に神の不在を感じさせるキャスティングなのかなと思ったりもしたのだが、どうなんだろう。2012/1/15(日) 20:33:512012/1/15(日) 20:33:51
あ、そうだ。「Wの悲劇」クラスタで、「ボニー&クライド」を見に行く人は注意。 以下ネタバレ。 「顔はぶたないで」「私、女優になるんだから」ってシーンがあって、シリアスなシーンなのに、一人で爆笑しそうになっちゃいました。2012/1/15(日) 21:12:192012/1/15(日) 21:12:19