2012.02.02
スパルタクス
ボリショイバレエ
東京文化会館
バレエ
「スパルタクス」@東京文化会館。 今日はファーストキャスト。 ワシリーエフはほんっと凄い。 存在感が抜群で、延々と目で追ってしまう。 登場したときは、苦悶するラオコーンのようであったり、エギナをリフトするとアトラスを思わせたり、怒れるときはゼウスのようであったり。2012/2/2(木) 19:25:282012/2/2(木) 19:25:28
ワシリーエフは、豪快なジャンプが売り物だと思っていたが、その言い方では不十分な気がしてきた。 同じジャンプを表現によって細かく跳び分けている気がする。一幕前半では、豪快という形容詞は似合わないような苦悶の気配が漂う跳躍。 ベースの跳躍力が高いから、表現にまわす余裕があるのかも。2012/2/2(木) 20:27:472012/2/2(木) 20:27:47
ワシリーエフ、二幕を見てて思ったのだが、体の使い方がものすごく精密なのではないだろうか。 ジャンプの着地もピタリ、回転はどれだけ回っても、軸は全然ぶれないし、あるべき位置にピタッと止まる。 こう来られると、その正確さを超えて荒ぶるシーンを見たくなるのが人情。 三幕はどうなるかな。2012/2/2(木) 20:32:462012/2/2(木) 20:32:46
きょうのクラッススはヴォルチコフ。 こちらもダイナミックだが正確に踊っていて、スパルタクスとの対決シーンは見応え十分。負けはしたものの、誇り高さも垣間見えたりして、けっこう好みだった。2012/2/2(木) 20:37:562012/2/2(木) 20:37:56
「スパルタクス」三幕も素晴らしかった。 この役を長く踊って辿り着いた到達点という感じを受けた。 一方で、ワシリーエフにとって、この役は完成されてしまったのかも、だからこその移籍なのかも、なんて事も考えてしまったり。 とにかく、見ることが出来て本当によかった。2012/2/2(木) 22:06:072012/2/2(木) 22:06:07
「スパルタクス」三幕はヴォルチコフのクラッススのモノローグも素晴らしかった。 振付の意味を体現した様な踊り。 踊りの中で剣を振るのではなくて、剣を持って戦う事の中に、ジャンプが組み込まれていた。2012/2/2(木) 22:09:542012/2/2(木) 22:09:54
「スパルタクス」の三幕に入っているワンハンドのスターリフト、昨日より長かったような気がするが、入る位置が違うなんて事、あるんだろうか。 リフトの大きさというのは、支えている男性の方のポーズの力強さで出るものなのだなと思ったり。2012/2/2(木) 22:25:062012/2/2(木) 22:25:06
こういうこと言うとあれだが、「スパルタクス」のフリーギアって、自分にとっては、どうでもいいキャラクターかも。 彼女抜きで、親友を殺さざるを得なかった復讐に絞ってくれた方が、個人的には盛り上がる。 わかってます、分不相応なイイ男を独り占めする若くて可愛い女に対する反感ですとも(笑)2012/2/3(金) 19:15:032012/2/3(金) 19:15:03
ワシリーエフが超セクシー(笑) QT (抜粋)@ja_ballet: シプーリナ(エギナ)の真似をして、男性二名はこんなポーズもとってくれました。 http://t.co/L8QOx5et2012/2/5(日) 19:49:142012/2/5(日) 19:49:14