2012.03.10
シンデレラ
モンテカルロ・バレエ
東京文化会館
バレエ
「シンデレラ」の仙女の衣装は、肌色の生地に全身金粉。 金髪の白人専用の衣装に思える。 残念ながら小池さんにはイマイチ似合わない気がする。 肌の色より生地の色が薄くて、肌が浅黒く見える。黒髪の上から金髪のカツラを半分のせて、金粉。 白と銀ぐらいで、新しい衣装作ってあげて欲しかった。2012/3/10(土) 15:06:122012/3/10(土) 15:06:12
モンテカルロ・バレエ「シンデレラ」@東京文化会館。今日のキャストは、仙女に小池ミモザ、父はクリス・ローラント。 こういうとき敬称をどうつけるか迷う。 何故か、日本人には「さん」をつけたくなるが、外人さんは呼び捨てでいい気がして。しかし、一つの文章に敬称ありなしが混ざるのは嫌だし。2012/3/10(土) 15:06:182012/3/10(土) 15:06:18
「シンデレラ」を見て、マイヨーの振付はとても精密で、それをモンテカルロバレエはとても正確に踊ってるのだろうと感じた。 といって、機械的な印象は全くない。 ものすごく細かいレベルで、各人の表現の自由度と、全体として揃える所を区別して演出してるんじゃないかなという気がした。2012/3/10(土) 17:22:582012/3/10(土) 17:22:58
動きやタイミングを揃える事と、各人の個性を出して踊る事の両立は、難しい事なのではないかと思う。 群舞まで個性豊かだけど、もはや揃える事は捨ててるよね、というバレエ団もあれば、タイミングも角度もピッタリだが、個性は薄いよねという所も。 モンテカルロバレエは両方を兼ね備えてるのかも。2012/3/10(土) 17:23:202012/3/10(土) 17:23:20
「シンデレラ」で、ちょっと驚いたのが、タイトルロールがずっと裸足だったこと。実質上の主役は母親/仙女と父親のカップルなのだな。 バレエではいつものことだが、男どもの情けない事(笑)父親は、ある意味全ての元凶だし、王子もバリバリのヘタレキャラ。 ま、でも、二人とも素敵でしたが(笑)2012/3/10(土) 17:32:492012/3/10(土) 17:32:49
母親/仙女の小池ミモザさん、母親役はとても素敵だったのだが、仙女はいまひとつだったかな。 動き自体は良いのだけれど、キャラクター性と振付がマッチしてないような印象が。 なんというか、コピエテルスのために振付けられた踊りなんだろうな、と思ってしまうシーンが時々あったりしたので。2012/3/10(土) 17:41:362012/3/10(土) 17:41:36
「シンデレラ」の父親役のクリス・ローラント、後半では長いコートで体の線が直接は見えない。にもかかわらず、肩から腰を通ってお尻までのラインの美しさが感じられる、いい衣装だった。 踊りは、何というのか、職人肌とでも言うような、正確、堅実、信頼性を感じる。一方で役者でもあるんだよなぁ。2012/3/10(土) 17:50:542012/3/10(土) 17:50:54
「シンデレラ」、本日の王子はアシエ・ウリアゼレカ。 この方、胸毛がご立派。胸元があいた衣装ではないのだけれど、首の付け根まで胸毛がびっしり生えているのでわかるのです。 あれくらいあると、毛皮っぽい手触りなのかなぁ、と気になってしまう。触ってみたい(笑)2012/3/10(土) 18:15:202012/3/10(土) 18:15:20
それにしてもマイヨーの振付は不思議。 「シンデレラ」の最初と最後の、男女が向かい合って広げた両手を互い違いに振るところ。ホントにそれだけなんだけど、なんであんなに美しいのか。 シンデレラと王子のパドドゥのラストの長いローテーショナルリフトも、変形していく全ての瞬間が美しかった。2012/3/10(土) 18:25:402012/3/10(土) 18:25:40
「シンデレラ」に出てくる女性たち、メイン三人以外は髪型衣装が二人一組のそっくりさんで構成され、姉達も左右対称の双子。 継母だけ胸の肌が見える衣装。かなり上げてるのだと思うが、豊かな膨らみ。胸の膨らみを表すジェスチャーが何度かあるので、父親を誑かした女性の魅力の象徴なのかな。2012/3/11(日) 01:03:382012/3/11(日) 01:03:38
「シンデレラ」メモ。 機械人形の衣装、表と裏で1から12まで番号がついてる。時計モチーフ? セットの中央の階段、一枚板を左はスロープ右は段々になるような曲げ加工かな。皆さん平然と昇り降りしてるが、難しいのでは。 金粉、舞台にも結構落ちてるのか、王子の友人の靴裏にも。2012/3/11(日) 01:04:442012/3/11(日) 01:04:44