2012.03.18
鶴
KAAT ホール
ダンス
「鶴」@KAAT。素晴らしかった。 一度目に10列目、二度目に最前列をとった、過去の自分を褒めてやりたい(笑) 最前列だと上を向かない限り字幕は全然見えないので、今日は全く字幕なしでダンサーばかり見ていたのだが、おかげで前回とは全然違う没入感で鑑賞できた。 いや~、よかったです!2012/3/20(火) 20:06:472012/3/20(火) 20:06:47
あれ? 今さっき、座席表を見て行き先を確認していたイカニモっぽい二人連れ、もしかして宮◯亜◯さん? ワダエミさんは、今日はサイド席にいらっしゃった。2012/3/20(火) 20:07:032012/3/20(火) 20:07:03
「鶴」の首藤さんは、出来るだけ近い位置で見て欲しいかも。踊りはもちろんだが、表情が凄いのです。 最後のソロから、ずっと座ったままの部分。刻々と表情が変わっていき、目が離せない。 舞台俳優というよりは映像系、もっと言ってしまえば、素の表情なので、遠くからだと伝わりにくいかと。2012/3/18(日) 15:32:282012/3/18(日) 15:32:28
「鶴」の最後の首藤さんのソロ、一瞬を切り取って彫像にして残しておきたいと思ったり。「憧憬」というタイトルのシリーズ作品になると思うのだ。 あ、でも、彫像だとあの眼差しは伝わらないだろうか。2012/3/18(日) 15:49:582012/3/18(日) 15:49:58
「鶴」の少女役は今日もエマ・ブラントン。四公演同じだったのかな? 布を織るたびに弱々しくなっていくのが痛々しい。野生と少女性の両方の側面が出ていてよかった。 ワダエミの衣装は細部へのこだわりを感じる。夫婦の長着、薄くしなやかで張りもある素材。 そして、間近でみた布は圧巻!2012/3/18(日) 16:00:312012/3/18(日) 16:00:31
カササギとマペットの主遣いをやった、キャメロン・マクミランが気に入ってしまった。 コンテンポラリーっぽい振付をすごくかっこよく踊る。 鶴を扱っているとき、基本は猛禽系の顔なんだけど、漁師に救われた後で首と羽を巻きつけるとき、とてもせつない顔をするのだ。人外萌えの心を撃ち抜かれた。2012/3/18(日) 16:08:472012/3/18(日) 16:08:47
「鶴」では、村人たちは、カラス、カササギ、クジャクと鳥の姿で描かれる。 彼らは村人であると同時に、人魚姫の姉達のような存在でもあるのかなと感じた。 あ、布を手に入れた村人は、帯がその布を使ったものに変わるのだ。こういう細かさって好きだ。2012/3/18(日) 16:16:092012/3/18(日) 16:16:09
字幕を読むのは結構得意な方だと思っていたのだが、字幕をみていた前回と、字幕を見なかった今回では、全然印象が違った。 映画や演劇を見る時と、踊りを見る時では、自分の脳の使い方が違うのかも。 映画とだと字幕はフイットするのに、踊りとだと、互いに途切れ途切れに混ざっていた気がする。2012/3/18(日) 16:21:572012/3/18(日) 16:21:57
あ、初回の「鶴」の感想で、人外萌えとしてイマイチ的な事を書いてしまいましたが、お詫びして訂正いたします。 考えてみれば当たり前なのだが、鶴が動物と人との境界を越えるシーンは、少女になる前のマペットに託されていて、主遣いのマクミランは、そこを存分に表現していました。2012/3/18(日) 17:21:382012/3/18(日) 17:21:38
いかんいかん、マクミランとマッキントッシュを間違えてしまったので、訂正。 キャメロンといえば、マッキントッシュなのか、自分の脳内では…2012/3/18(日) 17:24:002012/3/18(日) 17:24:00
「鶴」のクリストファー・マーニーは、マペットの足遣いと妻の二役で大忙し。 間近で見てて、冷静に見れば体型は男なのに、それでも完全に女に見えるのが見事。 機織りの縦糸をあやとりのように扱うシーン、よく間違えないなと思っていたら、最後の最後で一本隣を取ってしまったのはご愛嬌。2012/3/19(月) 01:25:022012/3/19(月) 01:25:02
「鶴」はシンプルな構成に見えるのに、自分には情報量が多すぎたかも。 音楽、セリフと字幕、背景美術、マペット、そういうものに気を取られてしまって、ダンサーに集中しきれなかったのが一回目だった。 一方、二回目はダンサーを集中的に見たら、ナレーションも影絵もほとんど覚えてないという。2012/3/19(月) 01:47:132012/3/19(月) 01:47:13
タケット×首藤康之『鶴』。美術も振付も演者も質が高いパフォーマンスだった。だが野暮を承知で言うと、バレエやオペラが日本の古典を題材に取ったときによくある「必要十分条件を満たした感」が。減点する要素はないが、ワクワクするかというと微妙。2012/3/20(火) 20:29:082012/3/20(火) 20:29:08
公式リツしたこれ。思わず頷いちゃったが、何故こうなりがちなんだろう。 もう一歩踏み込んだ作品が見たい。 QT @NorikoshiTakao: バレエやオペラが日本の古典を題材に取ったときによくある「必要十分条件を満たした感」が。減点する要素はないが、ワクワクするかというと微妙。2012/3/20(火) 20:36:072012/3/20(火) 20:36:07