2012.04.24
ウィンナー・ガラ
ウィーン国立バレエ
東京文化会館
バレエ
ウィーン国立バレエ「ウィンナー・ガラ」@東京文化会館。 今日は、完全に遅刻、というか、二幕からかな、ぐらいの予定だったのだが、ミーティングが一つキャンセルになったおかげで、開演に間に合うことに。 ラッキーな日なのかな。2012/4/24(火) 18:15:492012/4/24(火) 18:15:49
「ウィンナー・ガラ」一幕は四作品。 席が遠く体調がイマイチなのもあって、ちょっと乗り切れない。 最後の「スキュー ウィフ」が、変な作品だなぁと思いつつ、一番面白かった。 チェリェヴィチコは、去年と体型が変わったような。アンバランスな感じだったのが、削ぎ落とされてきたのかな。2012/4/24(火) 19:57:042012/4/24(火) 19:57:04
ウィーン国立バレエは、ルグリが芸術監督になってから非常に力をつけたと聞くのだが、なるほどと思った。 芸術監督のオッサン(失礼)に、一番豪快なリフトを一番鮮やかに決められたら、そりゃ、男どもは奮起しますよ、と「イン・ザ・ナイト」を見て思ったのだった。2012/4/24(火) 21:01:392012/4/24(火) 21:01:39
「ウィンナー・ガラ」 九時過ぎに終演だったら、そのまま池袋にいって山岸凉子原画展が見られるなと思っていたのだが、終演予定は21:55、実際にカーテンコールがおわったのは 10:20 であった。2012/4/24(火) 22:31:422012/4/24(火) 22:31:42
ロビンス振付の「イン・ザ・ナイト」は、三組のカップルが順に踊る構成。 クッシュ、木本組もなかなか良かったが、ポラコワ、ルグリが出てくるとやっぱり一枚上手の印象。ルグリに比べると、ポラコワの表現がすこしだけ薄く感じてしまったが、そこは年季の差かな。 なかなか満足の作品でした。2012/4/24(火) 22:34:442012/4/24(火) 22:34:44
かけ声の話。 二階最前列センターに、毎回必ずかけ声をかけるおじさんがいたのだが、なんと言っていたのかな? 何度も聞いているうちに、ブモーと言ってるように聞こえてきて、笑いそうに。 外人の女性の方が、一度、ブラーヴィと声をかけてらした。かっこよかった。2012/4/24(火) 22:38:242012/4/24(火) 22:38:24
期待していた「白鳥の王」は、個人的にはそれほどでも。髭のルグリが踊るのは堪能したのだけれど、バナの振付はピンとこない事が多いのだ。 「マリー・アントワネット」とも似たような雰囲気で、二本いれなくてもいいのにと思ったり。 カーテンコールには、バナも出てきました。来日してたのか。2012/4/24(火) 22:47:072012/4/24(火) 22:47:07
今日の「ウィンナー・ガラ」でちょっと悔しかった事。 二階の二列目センターブロックが、全て空席だった事。三列目以降には座っているのに。どういう席の売り方してるのかなぁ。 心が狭いが、会場先行で買った席が、そこより悪い席だった事もあって、微妙に納得できない気持ちに。2012/4/24(火) 22:58:052012/4/24(火) 22:58:05
「グロウ ストップ」は、不思議な印象の作品だった。結構激しく踊ってるのに、静かというか、眠りを誘うようなところがある。 退屈と言うのではなくて、リラクゼーション効果みたいな感じか。 振付にすごく流れがあるせいかな。 舞台を小さな箱庭にして、枕元に置いておきたい。2012/4/24(火) 23:02:542012/4/24(火) 23:02:54
フォーサイスの「精密の不安定なスリル」は、男性二人女性三人。 なんとなく、ウィーン国立バレエは、男性の方が個性が強いような。 木本くんとチェリェヴィチコは即座にわかるのだが、女性陣の見分けがつかない自分…。 男性二人とも、イキイキとコンテンポラリーを踊ってて気持ちいい。2012/4/24(火) 23:12:582012/4/24(火) 23:12:58
「アンナ・カレーニナ」から、アンナと カレーニンの踊りを、イリーナ・ツィンバルとエノ・ペシが。 先日新国立で二組見たのとは、また違った印象。エイフマンバレエの二人のような、不安で陰鬱な雰囲気ではなく、シャープな感じ。 踊り手によって色の変わる振付なのだな。2012/4/24(火) 23:26:402012/4/24(火) 23:26:40
「スキュー ウィフ」 振付・衣裳:ポール・ライトフット、ソル・レオン、ということだが、ライトフットって、 NDT の輝夜姫で帝をやった方だよね。 ちょっと強面系の入ったオッサンだったと思うのだが、こんなお茶目な作品つくっちゃうのかぁ。他の作品が見られる機会があるといいんだけど。2012/4/24(火) 23:59:062012/4/24(火) 23:59:06
「マリー・アントワネット」で運命を踊ったキリル・クルラーエフがちょっと気になる。 深紅のロングコートを翻しての踊りがなかなか。 最後に、ルイとマリー・アントワネットに絡むように三人で踊ってくれればよかったのになぁ。後ろで椅子と戯れてるだけなのだった…2012/4/25(水) 00:07:042012/4/25(水) 00:07:04
木本くんはもちろん、ソスノフスキーだって、出てきた途端に誰だかわかるのに、なぜ女性は見分けがつかんのだろうか、自分は。 男性陣はいろんな髪型いろんな顔なんだけど、女性陣はみんな髪を結い上げた美人顔だというのが原因の一つだよね。なので、遠方からだと誰が誰やら。と、言い訳してみる。2012/4/25(水) 00:18:472012/4/25(水) 00:18:47
マニュエル・ルグリって、こんなにも濃密な人だったっけと思った今日の公演。 「イン・ザ・ナイト」も「白鳥の王」も、常に体のまわりに感情のオーラが渦巻いていて、二階の奥だったのに圧倒されてしまった。 もう50近いはずなのに、ばんばんリフトを決める体力筋力があるのもすごい。2012/4/25(水) 00:57:312012/4/25(水) 00:57:31