2012.04.30
こうもり
ウィーン国立バレエ
東京文化会館
バレエ
ウィーン国立バレエ「こうもり」@東京文化会館。 ルグリのウルリック、実はちょっと心配してたのだ。かっこよすぎて話が成立しなくなっちゃうのではと。 しかし、全くの杞憂でした。ことあらばベラに触りまくり、好き好き光線出しまくりなのに、完全に「いい人」で終わってしまうキャラになってる。2012/4/30(月) 16:00:402012/4/30(月) 16:00:40
「こうもり」のルグリ、見ているとついニヤニヤしてしまう。 ベラとヨハンの会話とかも、想像させるのだ。 「面白いし素敵な人よね」「あら、あの人女性には、みんなあんな感じなのよ」「意外と頼れるところもあるのよね」そして結局「ほんと、いい人なのよね」で終わっちゃうという。2012/4/30(月) 16:05:152012/4/30(月) 16:05:15
「こうもり」のヨハンは、クルラーエフ。 どこまで狙って作ってるのかは分からないが、天性の女好きという感じではなく、ステータスとしての女好きを嬉しがってるタイプに見える。こういうキャラクターだと、羽を切られても、それが幸せなんだと思えるな。2012/4/30(月) 16:08:522012/4/30(月) 16:08:52
「こうもり」終演。 いやー、楽しかったー!! なんか、自分までウキウキしてしまう。 堪能しました。2012/4/30(月) 17:23:482012/4/30(月) 17:23:48
「こうもり」のベラはオルガ・エシナ。 なんと言えばいいのか、とても楽しそうで、こちらも彼女に寄り添って人生を楽しんじゃうという。 彼女になって、男どもにちやほやされたいとか、旦那を翻弄したいとか、ルグリのラブラブ光線浴びたい、とか思わせる力がある。2012/4/30(月) 17:32:142012/4/30(月) 17:32:14
「こうもり」のヨハンのクルラーエフ。 大柄なエシナをしっかりリフトする筋力があるが、それを軽そうに見せるのはまだまだか。フライングの姿勢と、手の演技力がいまひとつ。ジャンプは豪快でいいなぁ。 チャルダッシュの木本くん、少し硬い気もしたのだが、ルグリと並ぶと、その対比が良い。2012/4/30(月) 17:37:252012/4/30(月) 17:37:25
「こうもり」で、チャルダッシュ姿のルグリがベラのサポートをするシーンがあるのだが、あれはどうなっているんだ? 慣れないそぶりで、手も腰つきもわたわたしちゃってるように見えるのに、ベラの回転は軸がピッタリ決まって回ってる。 超絶なサポート力を、こうやって応用するのかという。2012/4/30(月) 17:44:482012/4/30(月) 17:44:48
「こうもり」での、ルグリによるウルリックの造型がうまい。 ベラからは、楽しくてちょっとエッチで素敵だけどいい人、として見える一方で、観客には懐の深い大人の男としての魅力も伝わる。 なので、とても魅力的ないい男でもあるんだけど、ベラがウルリックを選ばないことの説得力もあるのだ。2012/4/30(月) 18:06:252012/4/30(月) 18:06:25
「こうもり」雑感。 ガラの「ライモンダ」でも思ったが、斜めのラインがどうしてもずれちゃうようだ。 ベラが男衆にちやほやされるところ、女性陣が、男の視線のないところで面白くなさそうな顔をするのが楽しい。表情の作り方がうまいのかな、群舞にありがちな動く大道具感があまりない。2012/4/30(月) 18:18:332012/4/30(月) 18:18:33
今日の「こうもり」のキャスト表みてたら、「看守:ガーボア・オーベルエッガー」という一行が。 えぇ!? 看守ってルグリだったと思っていたのだが。 1. キャスト表の間違い 2. 自分の目が節穴 3. 今日だけのサプライズ 4. 看守がもう一人いる さて、どれなんだろう。2012/5/1(火) 01:00:232012/5/1(火) 01:00:23