2012.06.02
じゃじゃ馬馴らし
シュツットガルト・バレエ
東京文化会館
バレエ
これから、シュツットガルト・バレエの「じゃじゃ馬馴らし」へ。 蜷川演出の筧利夫×亀治郎で見たのは、もう一年半も前になるのか。 面白いんだけど、オチがなんだかな~って感じになっちゃうのが残念な話なのだよな。 バレエでみると、どうなるのか楽しみ。2012/6/2(土) 17:46:282012/6/2(土) 17:46:28
シュツットガルト・バレエ「じゃじゃ馬馴らし」@東京文化会館、幕間。 目当てのアイシュヴァルト様はさすが。世の中に怒れて怒れてしょうがないという感じ。 可愛げが全然ない、という役作りなんだと思うんだけど、全然美人に見えないのが立派だよなぁ。ほんっと女優だ。2012/6/2(土) 19:41:152012/6/2(土) 19:41:15
「じゃじゃ馬馴らし」のジェイソン・レイリーは、上半身を脱ぐシーンで、やたらとタトゥーが見えたのがガックリ。どこの世界に、右肩にスマイルマークを貼り付けたペトルーチオがいるんだよ…。 ソロが二回あるのだが、音楽性があまり感じられなかったけど、酔っ払いの踊りだからこれで正解なのかな?2012/6/2(土) 19:45:132012/6/2(土) 19:45:13
「じゃじゃ馬馴らし」 レイリーは、アイシュヴァルトとの PDD はとても良かった。信頼感を見せちゃいけないのにリフトがバンバン入ってくるので、かなり難しいと思うのだが、バッチリ。 アイシュヴァルトの表現がいいんだよなぁ。生まれてはじめて対等に剣を交わせる相手に会ったというような。2012/6/2(土) 19:50:562012/6/2(土) 19:50:56
「じゃじゃ馬馴らし」終演。 なんだかとっても予想外だったのだけれど、最後の PDD で泣いてしまった。 アイシュヴァルトとレイリーがどういう解釈で踊ったのかはわからないのだけれど、自分には、あれは、自由とか翼とか、そういうものに見えたのでした。2012/6/2(土) 21:15:542012/6/2(土) 21:15:54
「じゃじゃ馬馴らし」 ルグリとの「オネーギン」も凄かったし、アイシュヴァルトはめちゃくちゃ好みだなぁ。なんとか「白鳥の湖」も見たいとこなのだが、どうなることやら。2012/6/2(土) 21:41:402012/6/2(土) 21:41:40
自分がバレエを好きな理由の一つに、演劇よりも自分の好き勝手な解釈でのめりこめるところがあるんだと思う。 いままで「じゃじゃ馬馴らし」って、納得のいかないストーリーだったのだけれど、今日は全然違った物語として自分の中に入ってきたのだった。 なんか、まだちょっと感動してる感じだ。2012/6/2(土) 22:03:082012/6/2(土) 22:03:08
TL で時々名前を見かけるので、期待していたマライン・ラドメーカー。 容姿端麗で身体能力もあり、サポートは向上の余地があるようだが、何より動きに気品がある。 ルーセンショーの馬鹿トリオの側面と、ビアンカの本命としての側面を統一的に解釈しきれていなかったようなのがちょっと残念。2012/6/3(日) 00:32:062012/6/3(日) 00:32:06
生来顔のいい人には、なかなか難しいのかもしれないけど、美形であることを生かした馬鹿役が出来ると強いと思うんだよな。 新感線にゲストで出る若いイケメンくんとかは、そこで一つ大きくなったなぁと思ったりすることがある。2012/6/3(日) 00:40:502012/6/3(日) 00:40:50
「じゃじゃ馬馴らし」の振付はジョン・クランコ。 1969年が初演ということだが、古さを感じさせない。 面白いリフトが多いので、うまく抜粋すると、洒落たアイスダンスのプログラムになるんじゃないかな、なんて思いながら見ていたり。 最近は規定要素が増えてるから競技では難しいかな。2012/6/3(日) 00:45:482012/6/3(日) 00:45:48
シェイクスピアの「じゃじゃ馬馴らし」は、じゃじゃ馬だったキャタリーナを、持参金目当てのペトルーチオが飼いならして、従順な妻にするという、ある意味噴飯ものの話で、一昨年に蜷川バージョンを見た時も、さんざん笑ったけど、オチが気に喰わないんだよなぁという感じであった。2012/6/3(日) 01:57:372012/6/3(日) 01:57:37
バレエの「じゃじゃ馬馴らし」も筋はそのままなのだけど、今日は全然違う物語に思えた。 豪商の長女という役割への服従を受け入れられずに怒りをまき散らしていたキャタリーナが、自分をあるがままの個人として扱うペトルーチオに逢って、初めて個としての自由や尊厳を手に入れたように見えたのだ。2012/6/3(日) 02:15:222012/6/3(日) 02:15:22
キャタリーナが貞淑な姿を見せるところが「服従」ではなくて「選択」であったように思えた。自分の存在に自信があるので、旦那にあわせてポーズを取る程度の些細な事にはこだわらないというか。 最後の PDD は解き放たれて自由に空を飛ぶキャタリーナと、それを支えるペトルーチオなのかなと。2012/6/3(日) 02:31:552012/6/3(日) 02:31:55
こうやって言葉にしてしまうと、どうにも陳腐になっちゃうんだよなぁ。 とにかく、心を揺さぶられる一夜でした。2012/6/3(日) 02:49:182012/6/3(日) 02:49:18
あ、そうか。 年配腐男子的に形容するとすれば、男女ものにもかかわらず、すごく JUNE だったと言えばいいのかも。 恋愛の形をとってはいるけど、自己の回復の物語であったように感じたのだった。2012/6/3(日) 03:02:002012/6/3(日) 03:02:00
《じゃじゃ馬馴らし》で使用のスライド・ホイッスル。ユーモラスな音がしていたでしょ?音が高いので、本国より楽器を持ってきていただきました。 #TCPO http://t.co/tCblLO7o2012/6/3(日) 11:32:452012/6/3(日) 11:32:45
昨日の「じゃじゃ馬馴らし」で、残念だった事二つ。 レイリーのタトゥーはメイクで隠して欲しかった。 もう一つは、へぼい詩をあらわすホイッスルの音だけスピーカーから流すんだけど、その時に他の楽器の音も一緒に出ちゃった事。スピーカーに近い位置でなければ気にならなかったのかな?2012/6/3(日) 11:32:502012/6/3(日) 11:32:50
舞台で役を演じてる人のタトゥーって、かなり気になる。 役柄に100%マッチするものならともかく、作り物の世界の裏側が見えてしまう感じが嫌。 装置の向きを間違えてベニヤ丸出しとか、歌舞伎で尻っ端折りしたら下がトランクスとか、それぐらいガックリすることあるんだけどなぁ。2012/6/3(日) 11:55:332012/6/3(日) 11:55:33
しかし、役者のタトゥーをこんなに気にするのって、少数派なんだろうな。 舞台上で結構見る機会があるし、それは本人だけじゃなくて演出家もそれでいいって思ってるってことなわけだし。2012/6/3(日) 12:09:582012/6/3(日) 12:09:58