2012.06.16
ロメオとジュリエット
牧阿佐美バレエ団
ゆうぽうと
バレエ
牧阿佐美バレエ団「ロメオとジュリエット」@ゆうぽうと。 プリセツキー版ははじめて見るのだが、クラシックな雰囲気で悪くない。ただ、マクミランのように技巧的なリフトが多用されたりしないので、その分踊り手の叙情性が印象に直結してしまうという気がする。2012/6/16(土) 17:51:572012/6/16(土) 17:51:57
「ロメオとジュリエット」の二幕は、ティボルトとマキューシオが良く、盛り上がった。 ティボルトの菊地研、シャープでキレがあり、衣装の黒も似合う。 マキューシオは、本役の篠宮祐一が昨日の途中で降板したということで、代役の小嶋直也なのだが、とても代役とは思えない出来映え。2012/6/16(土) 17:59:412012/6/16(土) 17:59:41
牧阿佐美バレエ団は、とにかく同調性が高い。とくに男性陣がこれだけ揃うところって、世界でも珍しいのではないだろうか。 明日放映の「NHKバレエの饗宴」の「ライモンダ」でも揃いっぷりが楽しめます。 代役の小嶋さんでさえ、ほとんどズレないのが立派、どういう訓練してるんだろう。2012/6/16(土) 18:06:422012/6/16(土) 18:06:42
「ロメオとジュリエット」終演。 最後のところ、ちょっと面白い演出だった。原作と違い、ラストでロメオとジュリエットの両方に意識のある時間があり、二人で踊るシーンがあるのだ。 そして、二人が死んだ後は、両家の人々が入ってきて、特に二人の死に驚いたり嘆いたりする事もなく和解(笑)2012/6/16(土) 19:07:332012/6/16(土) 19:07:33
今日の「ロメオとジュリエット」は、演劇性というところでは、いまひとつ趣味に合わず。 ラストの形式的な和解もそうだし、場面転換で暗転に入る時が、キメを作らず動きの中での溶暗。何だか「はい、次行きましょう、次」って印象だった。 多分演出家の趣味なんだろうな。2012/6/16(土) 19:22:232012/6/16(土) 19:22:23
「ロメオとジュリエット」のロメオは中家正博。ピルエット系は時計回りで、マネージュは二度とも反時計回り。本人の特性なのか、振付けなのか、不思議だった。 一人で踊るところはよいのだが、ジュリエットと組むところはもう一息。 最後の死にかけでの二人のシーンに凄絶な表情が欲しかったな。2012/6/16(土) 19:46:272012/6/16(土) 19:46:27
「ロメオとジュリエット」は、やっぱりジュリエットが主役。他がどれだけ頑張っても、全体の印象はジュリエットの出来次第。そういう意味では今日の日高有梨は弱かったと思う。 足先のラインとか回転の軸の傾きとかが少し気になったが、技術は悪くなかったと思う。しかし、情感に乏しかったような。2012/6/16(土) 19:51:072012/6/16(土) 19:51:07
「ロメオとジュリエット」は、装置も頑張っていて、衣装はかなり凝っていた。群舞の人たちの衣装が一人一人アレンジが違っていたり。 ただ、個人的にダメだったのが、男性の二色タイツ。どうしても道化の衣装に見えちゃうのだ。道化的なマキューシオはともかく、どうしてみんなアレなんだろう。2012/6/16(土) 19:58:002012/6/16(土) 19:58:00