2012.07.26
ルドルフ
帝国劇場
ミュージカル
「ルドルフ」@帝国劇場。 スケートシーンで地震があって、背景の月が結構揺れていた。 主役二人はスケート上達したのか、マフラーのシーンが良くなってたような。 前回気づいてなかったが、雪だるまはスピン、ハーフループジャンプ、スパイラルが入ってるから、一人だけローラースケートなのか。2012/7/26(木) 19:46:492012/7/26(木) 19:46:49
「ルドルフ」 ちょっとネタバレ。 新聞社のシーンの弁護士さんの造形がよい。立ち姿とお辞儀のポーズ、シャーロックホームズなら「軍人あがり」と言うだろう、という感じに。 他のメンバーがみな前のめりになっているシーンで、一人だけ、やや後傾なのもうまいなぁと。2012/7/26(木) 19:49:592012/7/26(木) 19:49:59
「ルドルフ」は二度目なので、細かいところに目がいったり。 ターフェの執務室、地球儀の日本列島がメチャクチャ。当時の地図って、あんなもんだったのかな。 いただけなかったのは、チェス板。前後左右はわからないが、端の列にポーンが3つもあるってのは、いかんだろ。2012/7/26(木) 19:56:032012/7/26(木) 19:56:03
「ルドルフ」のセット、二階前方から見ると、盆の回転が気になる。 盆自体は単色で、回転しててもほとんどわからないのだが、やたらと蓄光テープでバミってあるので、それが目障りな感じに。 あんなに幅の広いテープをベタベタ使わなきゃいかんのかなぁ… まぁ、一階席だと気にならないだろうけど2012/7/26(木) 21:30:232012/7/26(木) 21:30:23
「ルドルフ」の一幕ラスト、こんなにあからさまに、マリーの死を予感させるような形だったっけ、と思った今日。 和音さんの表情やポーズの作り方が変わったのか、見ている自分の方が変わったのか。2012/7/26(木) 21:33:232012/7/26(木) 21:33:23
二度目の「ルドルフ」では、一度目には全然納得がいかないなと思ったところが、ものすごくスンナリと入ってきた。 前回は、最後の心中が突然だと思っていたのだが、今回は、二度目の「ただのロマンスじゃない」の所で、既にマリーにとっての道行ははじまっていたのだ、という事に気づいたのでした。2012/7/26(木) 21:37:272012/7/26(木) 21:37:27
今日の「ルドルフ」でも「明日への道」で、ちょっと泣いてしまったり。 今日は、眼鏡の諜報員を見ていて、なんですよ。ルドルフの演説の途中で急に帽子をとって、胸に抱えるようにするんだよね。そこで、彼の心が体制から民衆に動いたんだなと。 その後の、微妙に戸惑ったような行動にもグッとくる。2012/7/26(木) 21:43:052012/7/26(木) 21:43:05
新演出の「ルドルフ」は、やっぱり革命の話なんだなと思う。 政治的には失敗した、というか、始まりもしなかった革命だけれど、そうではなくて、ルドルフという人間にとって、そして、多くの人々にとって、新しい考えが芽生える瞬間を描いた作品なんだと。 そこが、とても胸に迫る。2012/7/26(木) 21:49:022012/7/26(木) 21:49:02
「ルドルフ」の二幕でのターフェのチェス盤、二階席からだから定かではないけど、白の方に既にキングがなかったような(笑) キングもなく三つしか駒の残ってない白番で、ルークを動かして「チェックメイト」とか言っちゃうのは、なんとなんサカケンっぽくて好きだけどね(笑)2012/7/26(木) 21:55:372012/7/26(木) 21:55:37
「ルドルフ」のラストの燭台、今日は蝋燭が100%ついてたんじゃないかな。ちょっと驚いた。 とりあえず、主役二人の分は間違いなく全部、ついていた。 どうやってるのかわからないけど、スタッフさんが頑張ってるんだろうなぁ。2012/7/26(木) 21:58:502012/7/26(木) 21:58:50
昨日、二度目を見た「ルドルフ」、見終わってから考えて、やっとそういう事かと思った事がいくつか。 新演出はスタイリッシュで繊細で深いけれど、一方で、何度か見ないと意味が分からない事も多いのかもと思ったりして。いや、単に自分の勘が悪いだけなのかもしれないけど。2012/7/27(金) 12:21:032012/7/27(金) 12:21:03
「ルドルフ」はもう一度見に行くのだが、三度目が一番楽しいだろうな。細かい演出によって表現されてるものがわかってきて、キャラクターの心情に沿って見られるんじゃないかと思う。 ただ、一度目では半分も楽しめないというのは、帝劇ミュージカルとしてはどうなんだろうとも思ったり。2012/7/27(金) 12:27:292012/7/27(金) 12:27:29
「ルドルフ」のデヴィッド・ルヴォーの新演出は、独自の美学が貫かれている分、観客にも多くを要求し、怠惰な観客を救うというような親切心には欠けるんじゃないかと思うようになったり。 例えば二幕冒頭。普通は、オーバーチュアと照明で観客の意識を集中させておいてから、アレをやるよね。2012/7/27(金) 12:37:072012/7/27(金) 12:37:07
二回見ても、この演出なんだろうなと思って、公演後にやっと気づいた事が二つ。 一つは、新聞社でのマリーとルドルフの出会い。マリーの広告に対して、ルドルフは謎掛けめいた応え方をし、それをマリーが瞬時に解いて「あなたがユリウス」と言う。 安易な演出なら、あそこで間を取ると思うのだ。2012/7/27(金) 12:41:542012/7/27(金) 12:41:54
マリーがしばし怪訝そうな顔をして、その後に理解する形だと、観客もついてきやすいと思うが、そうは演出しないのだ。 あの瞬時の反応は、マリーの聡明さやルドルフとの感性の一致をあらわし、それが実体としてのユリウスとの恋のはじまりに繋がるのだと、昨日の観劇後に初めて思ったのだった。2012/7/27(金) 12:48:072012/7/27(金) 12:48:07
ここらへんは、自分がこう感じたというだけの話なので、本来の演出意図はわからないわけだけど。 ただ、自分は一回目も二回目も、あのタイミングの早さは不自然だなと思っていて、どういう演出意図なのかと考えてしまったのだった。 普通の人は、あのシーン、一度目ですんなり入ってくるのかな。2012/7/27(金) 12:53:302012/7/27(金) 12:53:30
「ルドルフ」で、もう一つ間の取り方が短いと思ったのが、皇帝がマリーの家族をネタにルドルフの意思を曲げさせるシーン。皇帝は脅迫的な言い方をしないがルドルフは即座に意味を汲み取り簡単に絶望する。 この早さは、父子の間で何度もくりかえされたパターンだという事をあらわすんだろうなと。2012/7/27(金) 13:07:132012/7/27(金) 13:07:13