2012.08.19
アナスタシア
小林紀子バレエシアター
新国立劇場オペラパレス
バレエ
小林紀子バレエシアター「アナスタシア」@新国立劇場オペラハウス。 各四十分の三幕構成。 第一幕は、ぐらついたり、タイミングがずれたりと、なんとなくガチャガチャしてしまっているような。 マクミラン振付ということだが、あまり惹かれる所もなく。組んで踊る所が少ないせいか。2012/8/19(日) 15:49:152012/8/19(日) 15:49:15
「アナスタシア」第二幕。 皇帝、皇妃、ラスプーチンのパドドロワが見所、なんだと思うが、なんとなく釈然とせず。面白いのだけれど、微妙に中途半端な気がするのだった。 こういう振付なのか、踊りきれてないのか。 装置と衣装が豪華だと思ったら、ロイヤルから借りているということ。2012/8/19(日) 15:55:142012/8/19(日) 15:55:14
「アナスタシア」のラスプーチンはほとんど踊らずにぬぼーっと動き回るのだが、とにかく目立つ。 一幕では一人だけおどろ線をしょっているし、二幕ではフルカラーの中の薄墨彩色のよう。 金をベースにした衣装の中、一人だけ艶消しの黒衣、メイクも土気色、黒髪に白髪交じりと、考えられている。2012/8/19(日) 16:01:392012/8/19(日) 16:01:39
「アナスタシア」 近くの席の二人連れの女性客。多分、お知り合いが出演されているのだと思うが、上演中にヒソヒソとおしゃべり。 こういう方がいらっしゃると、つい、発表会レベルの公演なんだろうなと思ってしまったり。 公演の出来ばえとは関係ないから、切り離すべきなんだけど、印象としてね…2012/8/19(日) 17:02:392012/8/19(日) 17:02:39
「アナスタシア」終演。 三幕をみて、なるほどこういう事かと! 構成がバレエではなくて、演劇なんだな。 最後の40分のために、80分間ある意味でつまらなく単調に積みあげていくわけだ。 これ、120分休憩なしで見たら、盛り上がる(というかダメージ大きいというべきか)気がするな。2012/8/19(日) 17:08:482012/8/19(日) 17:08:48
「アナスタシア」の第三幕は、いかにもマクミランだな、というリフトが沢山。 コジョカル、コボーで「マノン」「ロミジュリ」をみたばかりなので、比較しちゃうと色々とアレですが、なかなか頑張っていたと思う。 主役の島添亮子さん、一幕の少女はいまひとつだが、三幕がなかなか良かった。2012/8/19(日) 17:18:482012/8/19(日) 17:18:48
「アナスタシア」は難しい演目なんだろうな。三幕への捨て石となる一幕二幕を、いかに上手く見せられるかというのは、プリンシパルではなくてバレエ団全体の地力が要求される気がする。 劇団系の演劇の雰囲気が欲しいかも、大人計画とかペンギンプルペイルパイルズとか。あ、串田和美演出もいいかな。2012/8/19(日) 17:33:512012/8/19(日) 17:33:51
「アナスタシア」はトータルでの評価が難しいなぁ。 この演目を日本でやってくれた事は、とてもとても有難いけど、出来が良かったかというと微妙なわけで。 クワドのルッツを降りたけど、ダウングレードでGOEもマイナス、観客の印象はいいけど、得点はトリプルサルコウ以下みたいな感じか。2012/8/19(日) 19:46:122012/8/19(日) 19:46:12