2012.09.30
ハレの祭典
さいたま芸術劇場
ダンス
台風が来てるというのに、さいま芸術劇場に。埼京線、快速が各駅になっていて、10分ちょっと遅延したけど、かなり余裕を持って出て来たので特に焦ることもなく。 あ、小㞍健太さんからの花束だ。 http://t.co/WNJvhnc42012/9/30(日) 17:31:452012/9/30(日) 17:31:45
自分は、太鼓とかドラムとかには、全然興味がないタイプなもので、和太鼓にも特に惹かれないのだった。 ドラムソロとかの、演奏中に盛り上がってきたときに、観客が拍手するのも、よくわからないなぁと思っちゃったり。 なので、今日も演奏中には全然拍手してないんだけど、嫌な客だよね(笑)2012/9/30(日) 19:08:072012/9/30(日) 19:08:07
「ハレの祭典」@さいたま芸術劇場。 和太鼓の佐藤健作と若い衆、笛の一噌幸弘、バレエの酒井はな、能の津村禮次郎のコラボレーション公演。 台風のせいもあるだろうが、結構空席が。 確かに、この組合せで二時間というのは、観客を選ぶだろうな、という気がする。2012/9/30(日) 20:36:322012/9/30(日) 20:36:32
「ハレの祭典」は、観客席もいろんな層がいる感じ。自分のようにあたりが盛り上がっていても、演奏中には拍手しない人もいれば、舞踊シーンになると明らかに集中力が落ちて、身じろぎしたり溜息というか鼻息ついたりする人も。 異分野コラボレーションだと、まあ、こうなりますよね。2012/9/30(日) 20:46:102012/9/30(日) 20:46:10
ちなみに、自分は演奏中に拍手するのって、どうもよくわからないと思っちゃうタイプ。静かに音を聞いてちゃダメなのかなと。 なので、ドラムソロとか太鼓系は、会場の盛り上がりと自分の中に温度差ができてしまうのだった。 元々、打楽器系には惹かれないというところもあるのだけれど。2012/9/30(日) 20:50:022012/9/30(日) 20:50:02
「ハレの祭典」の太鼓の若い衆、「豪打」という名前の六人。 白と黒をベースに、帯などに金襴を使った衣装は悪くないと思うんだけど、根元がくろくなった茶髪ロンゲの兄ちゃんが着てると、この夏に話題になった男物の浴衣を思い出しちゃったりなんかして(笑)2012/9/30(日) 20:52:102012/9/30(日) 20:52:10
「ハレの祭典」の演目の中では一幕ラストの「たまゆら」が良かった。津村さんの能の動きと、それを模倣するような酒井さん、離れて踊っていた二人が近づいていくところにゾクゾク。 佐藤さんは小さな太鼓一つなんだけど、これがスゴイのだ。「閑かさや…」の句ではないけど、静寂と表裏一体の音。2012/9/30(日) 21:05:192012/9/30(日) 21:05:19
二幕最初の「ペトルーシュカ」は、笛の一噌幸弘さんが超絶。何種類も持ち替えて、しかも二本とか三本とか同時に吹いてるのだけど、あれはどうなっているのだ⁉ そして、津村さん、ほとんどの時間、ピッタリ止まって座っているだけなんだけど、存在感が凄いのだ。こういう「静」の力って、感嘆する。2012/9/30(日) 21:09:502012/9/30(日) 21:09:50
「ハレの祭典」のパンフレット。 演目紹介の中に『テトラヘドラル とは「正四面体」、三角形が四つ集まった立方体のように…』という文章があるが、ちょっと酷いような。 まぁ、普通、tetrahedral なんて単語、滅多に使わないのだろうけど。 http://t.co/w6pKjGqC2012/9/30(日) 22:01:302012/9/30(日) 22:01:30
ちなみに、正四面体は regular tetrahedron で、四面体は tetrahedron、複数形が tetrahedra で、tetrahedral は形容詞、だったはず。2012/9/30(日) 22:08:392012/9/30(日) 22:08:39
「三角形が四つ集まった立方体」というのは、高度に詩的な表現なのか、「立体」と「立方体」を間違えたのか。 「三つの辺を持つ正方形」みたいなもので、個人的にはとても気持ち悪いのだった(笑)2012/9/30(日) 22:12:342012/9/30(日) 22:12:34
まぁ、どうでもいいような事なんだけど、多分、「ハレの祭典」を見た人の中で、tetrahedral なんて単語を時々使う人間は極少数じゃないかと思ったので、ここは自分が言っとかなきゃ、と思ったのでした。2012/9/30(日) 22:15:432012/9/30(日) 22:15:43