2012.11.02
イントレランスの祭
虚構の劇団
シアターサンモール
演劇
虚構の劇団「イントレランスの祭」 @シアターサンモール。 鴻上尚史さんの立ち上げた若手中心の劇団の第八回公演。 思いのほか、というと失礼だが、面白かった。単に役者さんの演技力としては、もう一息という部分もないではないが、トータルとしてはそこも作品の良さに繋がっているような。2012/11/2(金) 21:21:382012/11/2(金) 21:21:38
「イントレランスの祭」 は亡命した宇宙人たちが地球に移民として受け入れられたという設定で、明らかに在日外国人問題を思い出させる。 こういう時、SF設定は強いなと思うのだが、リアルな問題を離れて俯瞰する力を与えてくれる。 個人的な主義主張とは別に、どの人物にも共感できる部分がある。2012/11/2(金) 23:46:122012/11/2(金) 23:46:12
「イントレランスの祭」の主人公は、異星人の皇位継承者の女性と路上アーティストのカップル。 以下ちょっとネタバレ。 女王が二人一役で、二人目の容姿を存分に活かした展開。コメディとシリアスのバランスの良い演技で気にいった。最後のAD君のセリフに説得力を持たせたのも見事でした。2012/11/2(金) 23:46:432012/11/2(金) 23:46:43
「イントレランスの祭」はテーマがはっきりした作品だが、それとは別にコメディとしてきちんと成立していて、ちゃんと感動もあって、なかなかでした。 テーマの強い作品って、そこばかりが目立つようになることがあって、そういうのは説教臭くて最悪だなと思うので、このバランスは良かった。2012/11/2(金) 23:47:282012/11/2(金) 23:47:28
「イントレランスの祭」は細かい所でもったいないと思うところが幾つか。 アーティスト役の方。いい声を出すのだが、キャラクターとそぐわない感じ。その声を使うのは最後だけの方が効果的な気がする。 隊長の申し出も、キャラクター的に唐突な感じ。ひとつ伏線があれば、最後の力技感が減るはず。2012/11/2(金) 23:57:172012/11/2(金) 23:57:17
先程書いた「イントレランスの祭」のもったいないところ、公演を重ねるにつれてキャラクターが役者さんに馴染んで解消されて行くんじゃないかという期待がある。 今日も鴻上さん、最後列でノート取りながら見てたけど、いつもやってるのかな?2012/11/2(金) 23:59:442012/11/2(金) 23:59:44
今日のビックリ。 鴻上尚史さん、オーランド・ブルームと同級生だったことがあるんだって! 「イントレランスの祭」のあいさつ文に書いてありました。 この、あいさつの文章、なかなか面白くて、誰かこのネタでオッさんやおいを一本書いてくれないかなと思ったり。2012/11/3(土) 00:03:162012/11/3(土) 00:03:16