2012.12.23
レ・ミゼラブル
映画
映画版「レ・ミゼラブル」は、ミュージカル映画としてはかなり異色なのではないだろうか。一曲全部を長回しで撮って、画面は端に顔のアップのみとか、教会内の往復だけとか、普通はやらないよね。 「英国王のスピーチ」のトム・フーパー監督の作品だと思うと、いろいろと納得するつくり。2012/12/23(日) 23:07:042012/12/23(日) 23:07:04
レミゼ映画。 ちょこちょこと変更されている所もあり、新曲の追加もあるが、基本的にはミュージカルに沿ったつくり。なのだが、群像劇の側面は薄くなり、話がメインキャラクターに集中していて、学生たちなんかは十把一絡げの扱いで、名前が出たのはクールフェラックだけだったような。2012/12/23(日) 23:25:102012/12/23(日) 23:25:10
「レ・ミゼラブル」映画版の独自演出で、えー、ちょっとそれずるいでしょ、と一発で泣かされちゃった所が二つ。 以下ネタバレ。 民衆の歌のガブローシュのソロからの流れは、もうまいりましたと。 そして、ラストの司教は、コルム・ウィルキンソンということもあって、いっそ卑怯だよなぁと。2012/12/23(日) 23:43:052012/12/23(日) 23:43:05
「レ・ミゼラブル」ソロナンバー。長回しで歌っていたのは、ジャン・バルジャン、ファンテーヌ、エポニーヌの三人。マリウスは、鼻を見てると、何回かに分けて撮ったのをつないだっぽい。 顔のアップを多用しているので、感情移入を高める効果がある一方、画面構成的に飽きがくる所も。2012/12/24(月) 00:00:192012/12/24(月) 00:00:19
「レ・ミゼラブル」 個人的に不安だったラッセル・クロウ。やはり歌はがんばってる感が。彼の歌は長回しがないんだよね(笑) 終盤のところで、ああ、こういう顔をやらせたかったから、歌は二の次でラッセル使ったのねと思ったり。 賛否両論あるだろうけど、映画としてはこの使い方もありかなと。2012/12/24(月) 00:09:222012/12/24(月) 00:09:22
映画版の「レ・ミゼラブル」は、結局、ヒュー・ジャックマンにつきるな。映画としてのつくりが、群像劇的側面を排除してジャン・バルジャン中心になっていることもあって、バルジャンのソロはどれも圧倒的。 個人的には、神に帰依する前の悪役系の風体をもっと見たかった、というのはあるけど。2012/12/24(月) 00:19:382012/12/24(月) 00:19:38
ヒュー・ジャックマンは、顔がドストライクというわけではないのだった。 「ソード・フィシュ」とか「ウルヴァリン」とか、そういうあたりの風体が好きなんだよな。なぜか身なりがよくなっちゃうと、ルックス的にはいまひとつ。 「レミゼ」の中での胸をあけたシャツ姿は謎だった(笑)2012/12/24(月) 00:24:262012/12/24(月) 00:24:26
「レ・ミゼラブル」のエポニーヌは、25周年コンサートで同役をつとめたサマンサ・バークス。ミュージカルより出番が減ってたけど、On my own も A little fall of rain もよかった。 映画独自演出の少年姿に変わるシーンにじーんとしてしまったり。2012/12/24(月) 00:29:212012/12/24(月) 00:29:21
「レ・ミゼラブル」の映画版。個人的にはダラダラ泣いて、もう一回ぐらいは観に行くつもりの作品だけど、一般向けにオススメ出来るかは謎。 舞台版よりもセリフがカットされてほとんどが歌、カメラワークは面白い所もあるが単調な所が長く続く、顔のアップがやたらと多い、などの所は人を選びそう。2012/12/24(月) 00:53:332012/12/24(月) 00:53:33
「レ・ミゼラブル」で、ひとついただけないなと思ったのは、音響関連があまりよくないところ。ミュージカル映画なのに… 先日「ホビット」をみたばかりで比較しちゃうせいもあるのだけれど、音作りが平面的というか、響かないホールの後方で聞いてるような感じになるところがあって、ここは残念。2012/12/24(月) 00:58:072012/12/24(月) 00:58:07
「レ・ミゼラブル」 あちこちで賞賛されているアン・ハサウェイの「夢破れて」は、良かったけれど感動する程では。 個人的にファンテーヌって人を見る目がないにも程があるだろと思ってて、あの歌詞を聞いても、男も子供を預ける相手も、もうちょっと考えて選べば良かったのにと思っちゃうのだ。2012/12/24(月) 01:32:472012/12/24(月) 01:32:47