2012.12.25
solo for 2 / 中国の不思議な役人
noism
KAAT ホール
ダンス
noism ダブルビル@KAAT。 会場に速報が出ていました。 Noism は、来年の5月31日(金)から6月2日(日)まで、KAAT で新作の公演があるそうです。 楽しみだ! http://t.co/ouXyKPhp2012/12/25(火) 21:16:472012/12/25(火) 21:16:47
noism 「solo for 2」「中国の不思議な役人」ダブルビル。 どちらも初演からあちらこちらと変わっていたような。オーケストラはしょうがないとしても、バイオリンソロの方も、生演奏でなかったのはちょっと残念。終演後には篠山紀信さんと金森穣さんのアフタートーク。2012/12/26(水) 00:04:472012/12/26(水) 00:04:47
noism 「solo for 2」は、初演よりもクールな印象。席を後方にとったことと、生演奏でなかった事も印象に影響してるかな。 12人編成の作品なので、どうするのかなと思っていたら、櫛田さんがゲストメンバーとして参加。 しかし、これを新国立バレエでやるんだよね。大丈夫かな。2012/12/26(水) 00:11:052012/12/26(水) 00:11:05
「solo for 2」は、クラシカルなテクニックを中心に振り付けられている。端整だけどその分逃げ場がないというか、正確かつ豊かな表現で踊らないと面白くならない作品だと思うのだ。 今日の出来も良かったと思うが、初見の時ほどは感動しなかった。なんだろう、ちょっと理に落ちた感じかも。2012/12/26(水) 00:21:122012/12/26(水) 00:21:12
「solo for 2」はカーテンコールなしで休憩へ。 もしかして、出番が終わった人は、どんどんメイクとか変えてるのかも。 特に中川さん。今回の役人形役では、トップまで赤系のエクステを編み込む形に変更になっているので、一度ほどいて編み込み三つという、ヘアメイクが大変なことに。2012/12/26(水) 00:31:152012/12/26(水) 00:31:15
「中国の不思議な役人」も、初演とは印象が違っていた。初演では「ボレロ」だと思ったりもしたのだが、今日は「シンデレラ」なんだと思った。 細かい演出や振付の変更、ダンサーの変化、そして見る自分の状態。本当に一度一度が違う体験になるのが舞台というもので、特に noism はそれが強い。2012/12/26(水) 00:37:502012/12/26(水) 00:37:50
「中国の不思議な役人」は、初演で櫛田さんがやった影を宮原さん、宮原さんがやった学生を小㞍さんと、二役が変更に。 小㞍さんの学生、こういう役柄はじめて見たのだけれど、可愛らしかった。どんどん役者になっていくなぁと感嘆。 影は目立たないけど重要な役。宮原さん、なかなかでした。2012/12/26(水) 00:46:352012/12/26(水) 00:46:35
「中国の不思議な役人」 井関佐和子さんのミミは、前回見た時よりも犠牲/生贄的な側面が減っていたように感じた。作品のあらすじからはちょっと想像できないかもしれないが、主人公のミミが女性として自立する瞬間に立ち会ったような、とても読後感(観後観?)のよいラスト。2012/12/26(水) 01:37:372012/12/26(水) 01:37:37
「中国の不思議な役人」 予算的な事を考えると言ってももせんないことではあるが、やはりサイトウキネンの時のセットにはかなわなかったかな。 自分は鈍感で、比較してみてはじめて分かることが多いんだけど、あの閉塞感とか胎内的な感じは、セットの要因が大きかったんだなと。2012/12/26(水) 01:54:442012/12/26(水) 01:54:44
アフタートーク。 対照的な話し方で、オレ様的しゃべりの篠山紀信と、理知的で丁寧な金森さんだが、「俺が何度言っても、本番の舞台を撮らせてくれないんだよな」という紀信さんに、「シャッター音がうるさいから、本番は嫌です」とにべもない金森さん。 芸術家的信念の通し方では負けず劣らずか。2012/12/26(水) 02:25:132012/12/26(水) 02:25:13
篠山さんのトークで面白かったのが、篠山紀信をして「この作品は写真に写らないね。あんなもの(自分の写真)はダメだね」と言わしめた事。「(ライティングが)暗くて、速くて、写真に撮るのがホントに大変」なんだそうだ。 サイトウキネンの時の写真が二カ所に飾ってあるので、見逃さずに。2012/12/26(水) 02:37:062012/12/26(水) 02:37:06
篠山さんの喋り方、文章にしちゃうと、とても俺様的な感じが強調されるかもしれないのだが、実際に聞いていると、微妙な照れというか、この流儀でやってますからみたいな感じがあって、好感度が高いのだった。 一方の金森さんの喋り方も、あれは武器として洗練してつかってるんだろうなと思ったり。2012/12/26(水) 02:46:332012/12/26(水) 02:46:33
近年、新潟中心の活動を優先していましたが関東での活動にも積極的になったみたい。地域発信の姿勢は素晴しいですが、より多くの人にその実力を披露することにも価値が。大歓迎!/金森穣、『中国の不思議な役人』『solo for 2』について語る!!http://t.co/jOZHTJwP2012/11/30(金) 01:00:062012/11/30(金) 01:00:06
公式リツした金森穣さんのインタビュー、思わずグハッと吹いてしまった。 サイトウキネンの「中国の不思議な役人」のセット、そんな構造だったのか!アイディアも技術も金もかかってんなぁと驚愕。初演を観た人だけが体感できたんだと、巡り合わせに感謝。 http://t.co/p4dKtUE92012/11/30(金) 01:08:392012/11/30(金) 01:08:39
しかし、去年のサイトウキネン、「中国の不思議な役人」がその装置で、休憩はさんで「青ひげ公の城」があの装置で、それで翌日には「兵士の物語」で、それを何回もやるんだから、裏方さんは本当に大変だったろうな。 「中国…」は、そのままスライドして、脇舞台にしまえるセットだと思ってたよ。2012/11/30(金) 01:22:592012/11/30(金) 01:22:59