2013.03.28
八犬伝
シアターコクーン
演劇
「八犬伝」@シアターコクーン、幕間。 サダヲさん、カミカミなんですけど(笑) この人の場合、噛んでも雰囲気を壊さずに続けられる技量があるから、いいんだけどね。 地頭の方、出てきた途端に、凄く好みの顔だと思ったら、河原雅彦さんだった。和物のカツラに髭という扮装は初めて見たかも。2013/3/28(木) 22:07:122013/3/28(木) 22:07:12
「八犬伝」は、一幕を見たあとは、これどーすんだろうと思っていたのだが、なるほどそう来ましたか! 青木豪の台本、完全に阿部サダヲに当て書き。物語自体が阿部サダヲに合わせて作られている。 以下、ネタバレ。 「◯という◯として生きる」という台詞がこれ程似合う役者もいないだろう。2013/3/28(木) 22:31:242013/3/28(木) 22:31:24
「八犬伝」は、キャストの出自がバラバラっぽいが、演出の河原雅彦さんが上手く使っていた。 ヒロインの二階堂ふみさんは初舞台なのかな。前半は、まぁ頑張ってるねって感じだったのだけれど、終盤はなかなかの迫力で良かった。今度の「不道徳教室」も期待出来るかも。2013/3/28(木) 23:05:582013/3/28(木) 23:05:58
「八犬伝」の二枚目ポジションの瀬戸康史くん。テニミュから仮面ライダーキバという経歴の方。サダヲさんとのシーンでは声量が違いすぎて音声さんが大変な事になってたような。 細かく見たら舞台俳優としてはまだまだな所も多いと思うんだけど、河原さんの使い方が冴えてて、うまく嵌まってた。2013/3/28(木) 23:18:252013/3/28(木) 23:18:25
「八犬伝」には、新感線でおなじみの前田悟さんも出演。二幕冒頭は楽しくて仕方がなかった。手話っぽい動きをつけて延々の説明ゼリフなんだけど、動きがキレキレ過ぎて笑っちゃう。ステージングの近藤良平さんの振付かな? 本役の軍木五倍ニ以外に細かい役もやってて、ついつい探しちゃったり。2013/3/28(木) 23:31:062013/3/28(木) 23:31:06
「八犬伝」は阿部サダヲ、田辺誠一、津田寛治、近藤公園、前田悟、河原雅彦という俺得豪華メンバー。公園くん、線の太い感じの役もいいんだよね。 若手では毛野をやった中村倫也くんが、結構な大役をうまくこなしていた感じ。ちゃんと小文吾とのラブシーンもあるのでした。2013/3/28(木) 23:55:582013/3/28(木) 23:55:58
「八犬伝」は、前半は原典に沿っているが、後半はオリジナルの展開。 小説でこれを読んだとしたら、ちょっとどうかなぁと思っちゃう部分もある話なんだけど、舞台の勢いと阿部サダヲのキャラクター性でもっていく。 なので、話が好きかと言われると微妙なとこだが、舞台としては好きだなぁ。2013/3/29(金) 00:07:332013/3/29(金) 00:07:33
「八犬伝」の一幕、原作を詰め込んだ超高速展開なので、体に牡丹の形のあざがあって、文字の入った水晶の玉をもっていると、途端に「俺たちは同士!」とか言ったり、使命を感じちゃったり、会った途端に「生き別れの妹!」とか(笑) 滝沢馬琴って、厨二病設定の元祖みたいなものかもとか思ったり。2013/3/29(金) 00:20:352013/3/29(金) 00:20:35
「八犬伝」ネタバレ。 最後のところの津田さんのセリフで、腐スイッチが入ってしまったんですけど(笑) というか、普通に戯曲として考えた場合、あの疑問を提示しておいて、その解決で良いの? まぁ、解決が提示されない事がポイントみたいな終わり方だから、あれもその一環なのか。2013/3/29(金) 01:23:312013/3/29(金) 01:23:31