2013.07.06
古典と創作
谷桃子バレエ団
新国立劇場中劇場
バレエ
シアタートラムから新国立劇場に移動。何も考えずに渋谷をまわってしまったが、調べたら世田谷線で下高井戸経由というのがあった。 しまった、世田谷線はこんな機会でもないと乗らないのに、そっち回っておけば良かった。 というわけで、これから谷桃子バレエ団公演「古典と創作」。2013/7/6(土) 18:29:362013/7/6(土) 18:29:36
谷桃子バレエ団、前半は「ライモンダ」第三幕。個人の技量がすごく高いというわけではないが、同調性がとても高い。男性四人の所はバラバラしがちだと思うのだが、よく合わせた。 全体の同調性が高い分、ソリストが埋れがちなのが残念。ライモンダの佐藤麻利香さん、主役はもっと自由に音を使っても。2013/7/6(土) 19:25:362013/7/6(土) 19:25:36
谷桃子バレエ、後半は「道化師~パリアッチ~」。一時間ちょっとの 作品だが、すっっっごく好みだった! 日本のバレエ団のオリジナル新作でこんなのが見れちゃうんだと感激。 マクミランやノイマイヤーのドラマティックなネオクラシックが好きな方にオススメ。 明日、もう一度公演あるようです。2013/7/6(土) 20:57:022013/7/6(土) 20:57:02
「道化師」の演出振付は伊藤範子さんという方。寡聞にしてはじめてお聞きするお名前だが、覚えておかなきゃ。 オペラ用のバレエの振付などをされてると読んで納得した所が。最後の暗転二度、あれは絶対に盆があったら回したよね。盆のある劇場で再演してくれないかな。2013/7/6(土) 21:21:562013/7/6(土) 21:21:56
「道化師」は旅芸人の一座の座長が主役。三木雄馬さん、背が低めでガッシリ目つきの悪いイタリアのおっちゃんを熱演。嫉妬でおかしくなっちゃうのだが、演技と踊りの両方が充実していて素晴らしかった。 ヒロインの林麻衣子さん、嫌がりながらという難しいパドドゥが二つあるのだが、これも良かった。2013/7/6(土) 21:29:372013/7/6(土) 21:29:37
「道化師」は、書き下ろしの新作だけに、キャストに合わせてうまく調整してあるのだろう、全体としてとてもしっくりと馴染んだ完成度の高さ。そして、主役だけではなく脇まで演劇性が高いのと同時にバレエとしての踊りの楽しさもしっかり入っていて、かなり満足。2013/7/6(土) 21:36:112013/7/6(土) 21:36:11
「道化師」 恥ずかしながら、終演後にパンフレット見るまで理解してなかった事がひとつ。 序盤のパートで座長が拾った女の子が、年月がたって後半のヒロインになるのだった。いや、座長が老けメイクになったのには気づいたんだけど。ヒロインがそんな若かったとは…ロリコンにも程があるだろう。2013/7/6(土) 21:59:282013/7/6(土) 21:59:28
今日の谷桃子バレエ団の公演、実は、見る前には、発表会的な側面もあるんだろうなと思っていたのですが、全然感じませんでした。 個人的にとても良かったのが、よくある身内の無駄なブラボーがなかった事。あれがあると、途端に公演が発表会に格下げされると自分は思ってます。2013/7/6(土) 22:11:132013/7/6(土) 22:11:13