2013.07.12
白鳥の湖
英国ロイヤル・バレエ
東京文化会館
バレエ
英国ロイヤル「白鳥の湖」@東京文化会館、幕間。 道化の代わりに酔っ払いが二人。特にフィリップ・モズリーの家庭教師のおっちゃん、絶えずフラスクを傾けて、女の子にちょっかい出してるのだが、かわゆーてかわゆーて。これで、ロイヤルの芸術部長さんなのですから、イギリス紳士の可愛さは異常。2013/7/12(金) 20:51:412013/7/12(金) 20:51:41
「白鳥の湖」 二幕の白鳥たち、マシュー・ボーン版を思い出した。いや、逆なんだろうけど。衣装も似てるし、全体に大柄でゴツイ感じが猛禽類だよなぁと。 サラ・ラムのオデット、あまり鳥っぽくないと思ってたら、二幕最後で突然完璧に鳥になって、そうか魔法で鳥に戻らされたのかと納得。2013/7/12(金) 20:52:402013/7/12(金) 20:52:40
「白鳥の湖」 マックレーは童話の王子様というより実在の英国王子のよう。バカが似合わないんじゃないかと心配してたのだが、恋は人をこんなに愚かにしちゃうのねという盲目っぷりが見事。 ラムのオディールは、ホント男なんて簡単よね、という感じ。最後のリフトから見下ろすザマーミロぶりに震撼。2013/7/12(金) 20:56:252013/7/12(金) 20:56:25
「白鳥の湖」 ラムはちょっと調子悪いのかも。なんとなく不安定な感じを受ける。 グランフェッテ、前半では何度かダブルをいれてたのだが、軸が倒れたり左右に移動したり。後半は全部シングルできれいに回っていたが、顔に余裕がなかったように思えた。 代役でパートナーも変わってるもんな。2013/7/12(金) 21:02:282013/7/12(金) 21:02:28
「白鳥の湖」を見て、こういう感想もどうかと思うが、女の集団って怖ぇ。 力の弱ったロットバルトを取り囲んで、手出しもせずに死ぬまでプレッシャーかけ続けるって、マシュー・ボーン版でのつつき殺すパターンより遥かに怖いって。2013/7/12(金) 21:46:362013/7/12(金) 21:46:36
「白鳥の湖」 四幕のパ・ド・ドゥ、聞いた事ない曲で見た事のない振付だったと思うのだが、ロイヤル以外でもやられてるのかな。 ラムの白鳥、後ろ向きに魔力で引っ張られるシーンが見事。四谷怪談だっけ、歌舞伎にもこういうのあるが、あの姿勢でポアントの上に重心のせられるのは驚異的。2013/7/12(金) 21:52:052013/7/12(金) 21:52:05
「白鳥の湖」 前に「白鳥が湖に飛び込んで死ぬわけない」と誰かが言っていて、以来、黒い疑惑が。 魔法を解くのに必要なのは王子の愛だが、オデットの方はどう思っててもいいという設定だったらどうしよう。 湖に飛び込んで、王子が後追いしてきたら勝ち、来なくてもリスクゼロだったり、とか。2013/7/12(金) 22:02:322013/7/12(金) 22:02:32
「白鳥の湖」 サラ・ラムは、白鳥も黒鳥もどことなく普通の少女の面影があって、面白い役作り。白鳥があまり女王然としてると、さっきの黒い疑惑が頭をもたげるので、これもよし。 そして、魔法がかかれば鳥に、勝ち誇る時は烈女にという振り幅の広さは、さすがロイヤルといったところか。2013/7/12(金) 22:46:272013/7/12(金) 22:46:27
「白鳥の湖」 三幕のディベルティスマンではラウラ・モレーラとリカルド・セルヴェラのナポリが出色。後半のホールドの変形とキレのある足捌きは、クリモワ&ポノマレンコのポルカを思い出したり。 スペインの平野亮一さん。さっきまで泥酔状態だったのに大丈夫かと、馬鹿な心配をしてしまった(笑)2013/7/13(土) 00:27:062013/7/13(土) 00:27:06
「白鳥の湖」 三幕、他の国の踊りはあまり印象に残らず。 上手には滅茶苦茶に濃いロットバルト、下手には佇まいの素敵な家庭教師のおじさまと、視線がついついフラフラしちゃったせいだ。派手な動きしないのに凄い存在感。 ああいう人達と客の視線を奪い合うんだから、ダンサー鍛えられるわけだよ。2013/7/13(土) 00:36:432013/7/13(土) 00:36:43
「白鳥の湖」 マックレーの体のコントロールはとても精密。ダブルジャンプをアラベスクで降りてピッタリ静止するとか、お前は伊藤みどりかと心の中で突っ込んでしまった。 ステッキもってダブルアクセル跳んでチェックで完璧な静止ポーズで着氷という、あれです。2013/7/13(土) 00:57:132013/7/13(土) 00:57:13
マシュー・ボーンの「白鳥の湖」は、ロイヤルのこのバージョンをベースにしてるんだろうなと思うところが時々。いや、本当にそうかどうかはわからないけど。 類型的でなく演劇的な人間関係の設定が変形して引き継がれてるんじゃないかなとか。2013/7/13(土) 01:09:042013/7/13(土) 01:09:04
パンフレットをみて初めて知った「白鳥の湖」の設定。 「今まで女性を愛した事のない男性が、彼女に永遠の愛を誓う」ことが必要なんだって。 この場合の「愛した」って、肉体的に愛を交わす事も入るよね。へー、ジークフリート、そうなんだ〜。 そして「女性と」じゃなきゃいいのか、とかね(笑)2013/7/13(土) 01:33:322013/7/13(土) 01:33:32
ところでさぁ、「白鳥の湖」の男どもは、どうしてあんなにスキンシップ過多なわけ? 一幕の王子なんて、センターで女の子が踊ってるのに、ベンノの所にいってはこちょこちょ喋って腕握って。別の女の子が踊りだしたら、またベンノの所に行って喋ってスキンシップ。 ホント、イギリス男って(笑)2013/7/13(土) 01:42:162013/7/13(土) 01:42:16
「白鳥の湖」の三幕って、基本的には王子に説教食らわしたくなる展開だが、そうじゃないパターンも。 黒鳥が女優過ぎて騙されてもしょうがないとか、バカなとこがカワイイ王子だから諦めるかとか。 昨日の二人は、そういう振り切れた性格付けじゃないのに、納得する流れになるのがうまかった。2013/7/13(土) 13:03:092013/7/13(土) 13:03:09
「白鳥の湖」のフィリップ・モーズリー氏の家庭教師。酔っぱらって女の子と踊る所だけれど、この全身からにじみ出るかわいさは何事、という感じです。 ロイヤルオペラハウス、Flickr に山ほど写真出してるって、初めて知った。 http://t.co/QOX0extg312013/7/14(日) 11:12:452013/7/14(日) 11:12:45
「白鳥の湖」の白鳥たち。 美しくも巨大で、囲まれたら絶対怖い。このスカートからマシュー・ボーン版の衣装が出来たのかな? http://t.co/1vQXyZaC3Q http://t.co/GhcuEJ7OIH2013/7/14(日) 11:15:262013/7/14(日) 11:15:26