2013.07.13
ドリアン・グレイ UK
オーチャードホール
ダンス
「ドリアン・グレイ」 UK の二度目。UK三人と日本人キャストの間に演技メソッドとして差があるので、UK キャスト以外の顔を見ないという強引な手段で鑑賞(笑) おかげで、物語に物凄く入り込めて、リチャードとクリスの演技を堪能。すっごく満足。 オールUKキャストで見たいなぁ。2013/7/13(土) 23:06:232013/7/13(土) 23:06:23
「ドリアン・グレイ」 UKを最前列で鑑賞、ウィンザーとマーニーの主役二人に圧倒される。 外見の美しさを保ったまま魂が醜く腐敗していくドリアンと、その魂の状態を写真に切り取って顕現させてしまうバジル。 原作以上に芸術家とミューズの関係性にフォーカスしてあって、たまりませんでした。2013/7/14(日) 02:45:252013/7/14(日) 02:45:25
芸術家とミューズの関係って、出会いは話題になるけど、その終わりを描く事って少ないと思う。恋愛関係にある二人の破局はその本質ではないし。 「ドリアン・グレイ」では、ドリアンの魂の腐敗に従って、バジルが彼から写真家としてのインスピレーションを受け取れなくなっていく様子が描かれる。2013/7/14(日) 02:54:342013/7/14(日) 02:54:34
「ドリアン・グレイ」には、一幕と二幕で対になって配置されている踊りがいくつかある。 なかでもマーニーのバジルが広告パネルの前で踊るソロは、芸術家としての喜びと苦悶を余す事なく表現していて、とても短いのだけれど強烈な印象を残す。 並べて見てみたいのだが、映像化してくれないかなぁ…2013/7/14(日) 03:07:442013/7/14(日) 03:07:44
「ドリアン・グレイ」 脇のキャスト、外人のモノマネみたいな演技があって気になった。 マシュー・ボーンには、日本人として自然にみえる感情表現を教える事が難しかったのではないかな。 演出補に日本人を1人追加すればよかったかも。河原雅彦さんとか、経験の少ない役者を使うのが上手い人。2013/7/14(日) 03:29:422013/7/14(日) 03:29:42
「ドリアン・グレイ」 主役二人は下着だけで踊るが、JPとUKで違うのだ(笑) ドリアンは二人ともドルガバだけど、モデルが違う。UK の方は初演から使ってる衣装かも。 バジルは UK がカルバン・クラインで、JP はエンポリオ・アルマーニ。 やっぱり、マシューの趣味?2013/7/14(日) 11:43:222013/7/14(日) 11:43:22
「ドリアン・グレイ」 シリルの登場シーン、みんなで「ロミオとジュリエット」を見に来ているという設定だと思うのだが、手に持ってるパンフレット、もしかしてロイヤルのロミジュリのパンフだったりするのかな。 えーと、シリルの大野くんは、さすがにロイヤルのプリンシパルには見えないです。2013/7/14(日) 11:48:492013/7/14(日) 11:48:49
「ドリアン・グレイ」 togetter の感想を見ていると「下着一つの男が絡んでてインモラルで素敵」系の感想が結構あって、すこし違和感も。 そこだけを評価するなら、ゲイビならフルヌードだし、水球でもプロレスでもいいじゃん、と。 http://t.co/G1Cl43TKUP2013/7/14(日) 12:17:132013/7/14(日) 12:17:13
「ドリアン・グレイ」のアフタートーク。役作りについてのリチャードの話が面白かった。 時代も性別も変更されてるが性格は原作とほぼパラレル。原作のドリアンにある弱くてウェットな部分は、より強く支配傾向があるよう少し変えてある。初演からの五年間の人生で得たものをつぎ込んだ再創造。2013/7/14(日) 13:09:482013/7/14(日) 13:09:48
「ドリアン・グレイ」 役作り、大貫くんの話。 カウントごとに細かく振りが決まっていて体にいれるのが大変だったので、性格付けを考えたのはそれが終わってから。混乱した側面の強いキャラクターになっている。との事。 へー、ふーん、それでああいう感じなんだー、なるほどねー、と思いました。2013/7/14(日) 13:15:362013/7/14(日) 13:15:36
「ドリアン・グレイ」についてやたらとツイートしてますが、これ、非常に中途半端な公演だというのが理由の一つ。出来の良い公演よりも、様々な事を考えさせられる。 演劇というのは、何をもとにして成立するのか、とか。人の動きの何を見て、そこに感情を感じるのかとか。2013/7/14(日) 13:25:412013/7/14(日) 13:25:41
「ドリアン・グレイ」 肖像のかわりにドッペルゲンガーを導入してあるのだが、多義的な存在としてえがかれている。 モデルの一人として実在する部分、ドリアンの妄想の中の自分の影、ドッペルゲンガーという超自然的存在。どのシーンで、どの役割なのかというのは曖昧にしてある部分もあるような。2013/7/14(日) 13:31:392013/7/14(日) 13:31:39
「ドリアン・グレイ」 ネタバレ。 一幕の最後は踊りがない演劇パート。UK のリチャードはどの瞬間に罪を犯すのかが明確にわかる。それは原作設定なら彼の姿と肖像に大きな乖離が生じる瞬間だろうし、舞台ではその具現としてドッペルゲンガーが出現する。 その演技力がないと意味不明な幕切れに。2013/7/14(日) 13:50:402013/7/14(日) 13:50:40