2013.08.22
ヴィシニョーワ Bプロ
ゆうぽうとホール
バレエ
「ヴィシニョーワ Bプロ」@ゆうぽうとホール。第一部はまあまあぐらいな。 「タランテラ」のホアキン・デ・ルースがとても良かった。タンバリンがいちいちバシッと決まって、イイ男! ボーダーの音の使い方はどうも趣味に合わない。バシッと入る時とアレッと思う時の落差が激しいような。2013/8/22(木) 21:01:302013/8/22(木) 21:01:30
第二部の「カルメン」、面白かった! ヴィシニョーワとゴメスだと、普通に幸せになれそうなカップルなのだけれど、そこを魔性の男イーゴリ・コルプが引っ掻き回すという話に。 もうタイトル「エスカミーリョ」でいいんじゃないの、というぐらい。ほんと、コルプの腰のエロさは何事だろう。2013/8/22(木) 21:05:222013/8/22(木) 21:05:22
「カルメン」 サポートの東京バレエのお二人も頑張った。 隊長の後藤さん、直線を大事にした身体の使い方で堅物系が強調され、ゴメスとシンクロしつつ対比がしっかり出ていた。 黒の全身タイツで顔も黒塗りの奈良さんの牛、前に見た時も思ったのだが、上手いよなぁ。人外系をキッチリ出来る実力。2013/8/22(木) 21:08:462013/8/22(木) 21:08:46
「ヴィシニョーワ Bプロ」終演。なかなかに楽しかった。演目の解釈としては正統派というより独自の方向性のものが多かった気がするが。 ヴィシニョーワは、等身大の女性が得意なのかな。文学的なドラマティックさというよりも、アメリカテレビドラマのような雰囲気を感じたりも。2013/8/22(木) 22:37:082013/8/22(木) 22:37:08
「カルメン」 ゴメスのホセは、思い詰めてカルメンを殺したというよりも、一瞬の衝動という感じ。コルプの魔性にあてられたか。 その直後から後悔しつづけての最後の慟哭が似合うなぁと。ゴメスって、泣かせてみたいタイプなんだなと、ひとり納得。2013/8/22(木) 22:38:002013/8/22(木) 22:38:00
プティの「チーク・トゥ・チーク」が、すっごく素敵だった! これ、上野さんをキャスティングしたの、とても良かったんじゃないかなぁ。小粋なフランス娘じゃなくて、スポーツ選手が今夜だけ頑張ってオシャレしてきましたって感じが、ボニーノのイタリアのおっちゃんの魅力を爆発させてた。2013/8/22(木) 22:45:302013/8/22(木) 22:45:30
「椿姫」 ゴメスをみてると「大型犬ホモください bot」を思い出すという事に気づいた。ご主人様、今日は体の具合いいの? それなら散歩いこう、散歩!というような。 ヴィシニョーワは、ノイマイヤーの振付からシャープで硬質なところを落として踊っているような。親しみやすいマルグリット?2013/8/22(木) 22:51:152013/8/22(木) 22:51:15
パリオペ組はちょっとなんだかという感じ。 初日にユレルを見て体調が悪いのかと思ったのだが、そうではないみたい。基本的にあちこちでグラグラする。 「ドリーブ組曲」は変なコンビネーションの多い振付なので、きっちりと踊らないと、これで振付あってるのかなと疑問に思っちゃうんだよな。2013/8/23(金) 02:38:062013/8/23(金) 02:38:06
マチアス・エイマンは難しい年頃かも。若い頃のように元気はつらつだけで通せるわけではないし、老練な身体コントロールや表現というところまではいってない。苦しい時期かもしれないけど、ここをうまく乗り越えて名ダンサーになってほしいものだ。2013/8/23(金) 02:41:032013/8/23(金) 02:41:03
「眠れる森の美女」 第3幕の結婚式のパ・ド・ドゥなんだけど、珍しい印象だった。 ある意味設定通りというか、オーロラ姫は116歳で眠りから覚めたばかりで筋力落ちてるのねという。一方の王子は結婚式のさなかに終止真顔で、やっべ考えてみれば曾祖母よりも年上だよと思ってるのかもとか。2013/8/23(金) 02:46:312013/8/23(金) 02:46:31
ハンブルグ組、全然ツイートしてない事に気づいたけど、どれも良かった。 ブシェは今回の女性陣の中で一番好きかも。踊りがクリアで、一瞬一瞬に何をやっているのかがよくわかる。ただ、脇から背中に肉がついていてるようなのが気になった。特に「ダイヤモンド」は衣装が小さかったのか、ハミ肉…2013/8/23(金) 02:52:382013/8/23(金) 02:52:38
「チーク・トゥ・チーク」 偏見。 洒落たフランス男って小粋な美女は似合うが、ダサい女よりは美男。 イタリアのおっちゃんは、女性はすべからく天の与えたもうた宝、ダサめの姉ちゃんが俺の言動で笑って輝くのは最高、というのが魅力。 なので、ボニーノに上野さんというのはよかったな〜と。2013/8/23(金) 03:03:062013/8/23(金) 03:03:06
ハンブルグ組。ボァディンもなかなかよろしいのだが、彼はどうも変な衣装ばかり着てる印象がある。 「オテロ」では腰布がずれて破廉恥だったし、「真夏の夜の夢」はよかったけど、「ナウ・アンド・ゼン」の臙脂のルーズソックスはいかがなものかと。 彼のせいじゃないんだけどね。2013/8/23(金) 03:10:252013/8/23(金) 03:10:25
ホールバーグはアシュトンの「精霊の踊り」だけ。美しいのだが、それだけだったなという印象の小品。もともとそういう作品なのか、踊り方によっては違う印象になるのか。 しかし今回のガラ、男性陣はそれぞれ魅力的で見応えがあった。それに比べて女性陣はところどころで、うーんと思ったりも。2013/8/23(金) 03:26:082013/8/23(金) 03:26:08
まさに、それだ! QT(鍵付) 誰かがティアゴ・ボァディンの「ナウ・アンド・ゼン」の衣装がグレコローマンだ、って言っていたけど上手い比喩だと思う。2013/8/23(金) 03:28:042013/8/23(金) 03:28:04