2014.02.08
ロミオとジュリエット
東京バレエ団
東京文化会館
バレエ
「ロミオとジュリエット」@東京文化会館。 昨日のブシェ・ボアディン組がノイマイヤーの振付を完璧に踊っていたので、今日は満足できるか少し不安だったのだが、沖・柄本組もとってもいい。 技量的に完璧とはいかないが、二人とも役を生きている感じがとても強くて、心が寄り添う。素敵でした。2014/2/8(土) 15:19:522014/2/8(土) 15:19:52
「ロミオとジュリエット」 沖香菜子さんのジュリエット、とても日本的というのか、オドオドしてる所とかが真に迫っていて、振りを忘れて泣きそうになっている所とか、こちらまでいたたまれなくなるぐらい。だからこそ、その後のロミオとの出会いで心が解放されて行くのが強く伝わる。2014/2/8(土) 15:24:472014/2/8(土) 15:24:47
「ロミオとジュリエット」 弾くんのロミオ、恋する男はバカ一直線で好ましい。 厳しいリフトとかで、流れが出ずに力技になってる所もあったけど、そこで良かったのが「この女重いな」じゃなくて「彼女だったら100kg あっても上げて見せるぜ!」という心が伝わってきたこと。2014/2/8(土) 15:27:452014/2/8(土) 15:27:45
「ロミオとジュリエット」 客席、端の方まで埋まっているのだが、中央部分に空席がたくさん。 祭典会員席じゃないかなと思うのだが、やはり雪の影響だろうか。2014/2/8(土) 15:28:542014/2/8(土) 15:28:54
「ロミオとジュリエット」 二幕は昨日より進化。杉山ベンヴォーリオ、昨日バリエーションのラストで着地が乱れたから振付変えたかな?今日はピッタリ。木村さんをリフトするところもしっかりしてきた。 森川ティボルト、死ぬところが難しいのだが、今日は豪快でバッチリ。体が大丈夫か心配なぐらい。2014/2/8(土) 16:09:092014/2/8(土) 16:09:09
「ロミオとジュリエット」 主役と周囲のコンビネーションという意味では、当然かもしれないが、今日の方がよくあっている。 昨日は全然思わなかったのだけど、森川ティボルトと柄本ロミオだと、腐男子心が疼いてしょうがない。一幕の対決ではちょっと笑顔があったりするだけに二幕の対決は心が痛い。2014/2/8(土) 16:12:022014/2/8(土) 16:12:02
「ロミオとジュリエット」 二幕のマキューシオは大忙し。踊りも色々あるのだけど、踊ってない時も旅芸人に小物渡したりとか。 刺された後、立ったままの静止で長く見せるシーンがあるのだが、木村さんはさすが。ここの演技があるから、若い子が起用されなかったのかもと思ったり。2014/2/8(土) 16:17:032014/2/8(土) 16:17:03
「ロミオとジュリエット」 今日も大満足。非常に近い席だったこともあってラストが良かった。最後は踊らないのでオマケ的なとこあるよねと思う日もあるのだが、今日は弾くんの激情にも、沖さんの決意にも目頭が熱く。 沖さん、何でもないことのようにスッと腹を刺す、その感情の流れが心に響いた。2014/2/8(土) 17:21:262014/2/8(土) 17:21:26
「ロミオとジュリエット」 二度目のカーテンコールで、幕前に出てきた二人、弾くんが沖さんに抱きついて額をコツンと合わせて、仔犬のように笑うのにやられた。 あんな顔されたら、沖さん「私が支えてあげるわ」って惚れちゃうんじゃないかと心配に。いや、超余計なお世話なんだけど。2014/2/8(土) 17:25:212014/2/8(土) 17:25:21
「ロミオとジュリエット」 三幕は、今まで親の言う事を全て聞いていた少女が、初めて自分の意志に気づき、そのための道を見つけるという所が、自分がとても好きな理由かもしれない。 そこをですね、素舞台で見せてくるのが、ノイマイヤーの憎いところなんだよね。ダンサーの肉体の力に対する信頼。2014/2/8(土) 17:29:552014/2/8(土) 17:29:55
「ロミオとジュリエット」 今日の好プレー二つ。 バルコニーの前、下手でマントを脱ぎ忘れたロミオ。上手にはけたロミオから奪ったマントを下手側のベンヴォーリオまでダッシュで届けた裏方さんがいたはず。 ジュリエットが袖まで投げられなかった毒薬瓶、花輪担当の侍女が優雅に拾ってました。2014/2/8(土) 17:33:312014/2/8(土) 17:33:31
「ロミオとジュリエット」 一幕の二人、振付が昨日と違ってたりするのかな? 昨日何度かあった、二人がぶつかって、はにかんだように笑うというのが、今日は全然記憶にない。 ジュリエットのソロ、ブシェはピルエットをロミオの方を向いて止まり、沖さんは正面で止まってチラッとロミオを見る。2014/2/8(土) 17:36:232014/2/8(土) 17:36:23
「ロミオとジュリエット」 東京バレエ団のみで、これだけの物が見られるというのはいいねぇ。今後にも期待が持てる。 一幕の両家対立シーン、若造どもが暴れて、高岸さんまで大人気なく剣を持ち出したところに、飯田芸術監督が一喝。順に膝を折る中、最後が奈良春夏さんというのが、物凄くツボ(笑)2014/2/8(土) 17:43:002014/2/8(土) 17:43:00
「ロミオとジュリエット」 昨日は初回で主役二人ばかりに気を取られていたのだが、今日は近かった事もあってまわりを見る余裕も。 奈良キャピュレット夫人、冷たい顔ばかりかと思ってたら、ティボルトと逢い引きしてる時は笑顔も見せるのだな。後ろの方でキスしてるっぽいシーンもあったり。2014/2/8(土) 19:44:572014/2/8(土) 19:44:57
「ロミオとジュリエット」 三馬鹿トリオは、やはり今日の方が息の合い方が良かったような。 年齢がかなり違うはずなのに、木村さんがしっかりやんちゃ坊主っぽいのが凄いよな。 ベンヴォーリオの杉山くんは、この役をもらったことで随分成長するのではないだろうか。2014/2/8(土) 20:09:142014/2/8(土) 20:09:14