2014.02.09
ロミオとジュリエット
東京バレエ団
東京文化会館
バレエ
「ロミオとジュリエット」@東京文化会館。 最終日は岸本夏未さんと後藤晴雄さんのカップル。 後藤さんは純情なロミオ、対する岸本さんなのだが、なぜか「この女、この年にして完全にキャピュレットの人間だぜ」と思ってしまった。パリスを夫にキープでロミオが愛人で両手に花よね、というような。2014/2/9(日) 15:14:502014/2/9(日) 15:14:50
「ロミオとジュリエット」 今日はなんだかキャピュレット家の人間模様が気になる。 夫人とティボルトがいちゃついてるのを横目で見てた公が、その後そしらぬ振りで夫人の手をとりエスコートしたり。 ロミオに食ってかかろうとするティボルトを止める公に、脳内で色々アテレコしちゃったり。2014/2/9(日) 15:18:592014/2/9(日) 15:18:59
「ロミオとジュリエット」二幕。 今日は和田康佑さんがティボルト初役。若さとやさぐれ加減がよろしい。「てめぇのノホホンとした坊っちゃん面が気にいらねぇんだよ!」みたいな感じ。後藤ロミオがなんだかオタオタしちゃうのがまたうまい組み合わせ。 実年齢は随分違うんだろうけど、全然感じない。2014/2/9(日) 16:00:352014/2/9(日) 16:00:35
「ロミオとジュリエット」 二幕でのティボルトの死にっぷりは、土曜日の森川さんが完璧だったな。打ち身の一つ二つを覚悟したような、ホントに見事な落ちっぷりでした。 今日は、あとから降りてくる後藤さんが、役柄のままの雰囲気を感じさせる降り方で、さすがと思った。2014/2/9(日) 16:06:552014/2/9(日) 16:06:55
今日の「ロミオとジュリエット」はとても変格派。 ロミオがとても純粋にジュリエットを恋い慕うのだが、ジュリエットの方はさほどでもない。小賢しくも強い感じの女で、嫌いじゃないけど。 ラストは、弄んだ男の死を見て、その愛と自分の罪に気づいて、償うように死んだのかなと。苦しそうだった。2014/2/9(日) 17:15:412014/2/9(日) 17:15:41
「ロミオとジュリエット」 ノイマイヤーの振付の素晴らしさは残酷さと表裏一体だなと。 オフバランスやリフトのポジション、完璧に入っていくのがブシェ、ズレるけど相手を信頼して任せるのが沖さん、自分でポジションを探しちゃうのが岸本さんかな。 一番せつないジュリエットが沖さんだった。2014/2/9(日) 17:25:282014/2/9(日) 17:25:28
「ロミオとジュリエット」 今日は新しい腐的カプに目覚めたり(笑) 一つはキャピュレット公とティボルト。夫人を挟んで奪い合わない三角関係という淫靡さ。 ロミオに掴みかかるティボルトを止めるところ「女心が度し難いことも、恋愛と結婚が違うということも、よくわかってるだろう?」みたいな。2014/2/9(日) 17:37:042014/2/9(日) 17:37:04
「ロミオとジュリエット」 もう一つ。ジュリエットにすがられた僧ローレンスが、一瞬、肩を揺らして振り払ったように見えたのだ。 え? もしかして、僧ローレンス→ロミオ? 目覚めないかもしれない毒を渡したのも、ロミオに伝えに行くのが遅れたのも、未必の故意!? と数秒で展開する(笑)2014/2/9(日) 17:38:152014/2/9(日) 17:38:15
「ロミオとジュリエット」 今日は、ロミオ、ジュリエット、ティボルト、ベンヴォーリオ、僧ローレンスと初役の方が多かったので、昨日ほどの完成度には至らなかったかな。全体としてセカンドキャスト的な印象。 その中で木村マキューシオ、奈良キャピュレット夫人の存在感は圧倒的。2014/2/9(日) 18:06:282014/2/9(日) 18:06:28
「ロミオとジュリエット」 ベンヴォーリオは、今日の松乃くんの方が踊りの地力はあるみたいだ。ソロの最後はやはりザンレールが正統か。その後の側転がなかった気がする。 一方、役への入り方はファーストキャストの杉山くんが良かった。2014/2/9(日) 18:17:302014/2/9(日) 18:17:30
公式リツ。 東京バレエの後藤さん、前から退団の噂はあったのだが、ロミオが最後だったのか。昨日、見に行っておいて良かった。 東京バレエは引退公演というやり方しないから、いつも終わった後で、これが最後だったという事になるんだよね…2014/2/10(月) 12:40:482014/2/10(月) 12:40:48
ノイマイヤーのインタビュー。ロレンス神父やマキュ、キャピュレット夫人をどうしてああいう人物として創造したのかが簡潔に述べられていて面白い!! 特に夫人はジュリエットがパリスと結婚したらこうなっていたという見本…というのはナルホド。 http://t.co/SGNrOroe5e2014/2/10(月) 22:24:342014/2/10(月) 22:24:34
公式リツした「ロミオとジュリエット」でのキャピュレット夫人とティボルトができてる設定って、どこから始まったのかが気になる。 自分は宝塚と東宝でやってる仏ミュージカル版で見たのが最初なのだが、ノイマイヤーにも入ってるし。原作や元になった作品で示唆されてるのか、古典的な捻り方なのか。2014/2/10(月) 22:25:102014/2/10(月) 22:25:10
「ロミオとジュリエット」仏ミュージカル版の夫人は、ジュリエットに「恋と結婚は違うの、パリスと結婚しなさい、恋はいつでもいいから。あなただってパパの子じゃなくて、私が恋した人の子なのよ」とサクッと言う。 パパの方は「血が繋がってないけどお前は私の娘」と泣きながら独りで歌う(笑)2014/2/10(月) 22:25:222014/2/10(月) 22:25:22
「ロミオとジュリエット」 松岡和子訳の戯曲をパラパラ見てたのだが、ティボルトの死のあとで夫人が「兄の息子」と言っていてビックリ。ずっと、キャピュレット公とティボルトの方に血が繋がってると思ってたのだ。ということは、近親相姦じゃないのか?この時代だと叔母甥ぐらいは問題ないのかな?2014/2/10(月) 22:25:312014/2/10(月) 22:25:31
「ロミオとジュリエット」 キャピュレット家、元々家を継ぐはずだったが夫人の兄が何かで死亡したから、婿養子をとってジュリエットが生まれたという事かな? ミュージカルでティボルトに家を継がせる予定になっているのはそれでかも。 うーん、設定がきちんと読み取れなくて気になる。2014/2/10(月) 22:26:042014/2/10(月) 22:26:04
「ロミオとジュリエット」 キャピュレット公が外部からの婿だと、どうもつじつまが合わない感じがするが、分家からの婿養子という線があるか。 夫人が本家直系なのだったら、奈良さんの絶対無敵ぶりには凄く納得がいく。不倫を見て見ぬ振りというのも高岸さんが婿養子だからと言われればそうかも。2014/2/10(月) 22:36:172014/2/10(月) 22:36:17
「ロミオとジュリエット」の戯曲を眺めているのだが、自分にはティボルト×キャピュレット夫人を読み取るセンスは全く欠けているらしい。 カップリング的には、ティボロミ、マキュロミ、ベンロミ、ロレンスロミ、マキュティボ、マキュベン、ティボ公と、そこらへんどれでもイケるのに(笑)2014/2/10(月) 23:31:472014/2/10(月) 23:31:47