2014.02.15
もっと泣いてよフラッパー
シアターコクーン
演劇
「もっと泣いてよフラッパー」@シアターコクーン。 作演出串田和美、初演が1977年で22年ぶりの再演ということ。 話というほどの話があるというわけでもなく、夢のようなシーンが挿入されたりもして、非常に散漫な作りなのだけれど、終わってみるとちゃんとひとかたまりの印象になっている。2014/2/15(土) 23:18:322014/2/15(土) 23:18:32
「もっと泣いてよフラッパー」 とにかく、松尾スズキ無双。役は三つなのだが、出番も多くて、衣装の早替えもあったのでは。自分の作品だと、もう少しひねくれた役をやるから、こういう徹底的にカワイイ役は珍しいかも。 あ、ギャングの親分はカワイイ役ではないかも、普通の感性の人には。2014/2/15(土) 23:24:372014/2/15(土) 23:24:37
「もっと泣いてよフラッパー」 女性陣は、松たか子、秋山菜津子、りょう、太田緑ロランスといった面々。 松さんはどうしてもお嬢さんっぽい雰囲気を感じるので、田舎のいいとこの娘さんだったかもという雰囲気に。 秋山さんのこういう役、女のどうしようもない所も含めて素敵なんだよなぁ。2014/2/15(土) 23:31:132014/2/15(土) 23:31:13
「もっと泣いてよフラッパー」 太田緑ロランスさん、ちょっとメタっぽい台詞があったり、人形役もあったりして気づいたのだが、「ブレードランナー」のレイチェルに似てるかも。 今まで思ったことなかったのだが、ふっと境界線を越えてしまうような雰囲気があって、うまい使い方するなぁと。2014/2/15(土) 23:34:482014/2/15(土) 23:34:48
「もっと泣いてよフラッパー」 片岡亀蔵さんが出ていたのだが、一人だけ台詞回しが浮いている。外国の皇太子役なので、ネイティブでない感じや、庶民と感覚の違う感じにうまくはまっていて、これも適材適所。 歌舞伎の時とは結構イメージの違う役なので、キャスト見るまで誰だかわからなかった。2014/2/15(土) 23:38:232014/2/15(土) 23:38:23