2014.02.16
白鳥の湖
新国立劇場バレエ団
新国立劇場オペラパレス
バレエ
新国立劇場バレエ団「白鳥の湖」@新国立劇場オペラハウス、幕間。 米沢唯さんのオデットが非っ常に好み。この方、独自の役作りをされるというか、「型」ではなくて自分で納得するキャラクターでしか踊れない人なのかなと思っている。先日の「火の鳥」では火の鳥なのにカワイイと言われていたりも。2014/2/16(日) 15:19:532014/2/16(日) 15:19:53
「白鳥の湖」の自分的ポイントは、白鳥であるという設定をどう役作りに生かすか。 米沢さんの白鳥は、過剰な表情を作らず、野生動物の高貴さを見せてくれた。そして、少しずつヒトに慣れてくる感じが素晴らしい。王子に自分から近寄り触れるシーンで感動してしまう。これこそ、白鳥である意味だよな。2014/2/16(日) 15:27:012014/2/16(日) 15:27:01
「白鳥の湖」 王子の菅野さん、今まで思ったことなかったんだけど、中村勘九郎に似てない? 立ち姿の、カッコいいのに、なんとなく情けなさげな感じとかも。 一度そう思ってしまうと、いまひとつ頼りない雰囲気があるのだが、そこも含めてガンバレと応援したくなってしまうという(笑)2014/2/16(日) 15:28:592014/2/16(日) 15:28:59
「白鳥の湖」 今まで、舞台に役者やダンサーが登場した所で拍手する事にはあまり共感できなかったのだけれど、今日はなるほどと思ったことが。 あの拍手、「米沢唯さんが登場したから、みんな起きて〜」って効果があるんだな。うむ、重要だ。2014/2/16(日) 15:32:052014/2/16(日) 15:32:05
単なる邪推なので的外れだったら申し訳ないのだけど、ビントレー監督は掛け持ちで忙しすぎるのかな? と思ったのは「白鳥の湖」の一幕で、登場人物の多くが棒立ちに近かったから。おかげで、一人だけ女性口説いてるマイレンが目立つ目立つ(笑) 他の作品ではもっと一人一人が動いてたと思うが。2014/2/16(日) 15:36:522014/2/16(日) 15:36:52
新国立の「白鳥の湖」は、昨日結構低めの評価がTLに並んでいたので、どうなるかと思っていたのだが、素晴らしかった。 とにかく、米沢唯さん! オディールも良かったのだが、四幕のオデットに感動。愛が呪いを打ち破るという設定を、こういう形で具現化してくるかと感嘆した。2014/2/16(日) 16:50:422014/2/16(日) 16:50:42
「白鳥の湖」のラストの真実の愛が呪いを打ち破る設定、おとぎ話にしてもいい加減にしろよ、リア充みたらロットバルトが爆発すんのかよ、と思ったりするのだが、今日は非常に納得。 まだきちんと言葉に出来ないのだが、元々の魔法の設定と、打ち破ることが出来た理由が、わかった気になったのだ。2014/2/16(日) 16:56:572014/2/16(日) 16:56:57
「白鳥の湖」 米沢さんのオディールも、彼女らしい役作り。オデットの真似をするというより、私に間近から目を覗き込まれて落ちない男なんていないのよ、という絶対の自信。幻影のオデットが出てきた後だけ、完璧にオデットのふりをする。 あれは脳味噌働かなくなるよねと、騙される王子に同情。2014/2/16(日) 17:02:292014/2/16(日) 17:02:29
「白鳥の湖」 黒鳥の32回転、前半はシングル、シングル、トリプルを連続で! 凄いのは、音楽性を犠牲にしないこと。音にきちんと合わせるために、三度に一度のトリプルなのかも。 正確な体のコントロールで微動だにしない技術力を、キャラクターの表現に投入してくるので、降参するほかない。2014/2/16(日) 17:19:022014/2/16(日) 17:19:02
「白鳥の湖」三幕、各国からの花嫁候補六人が面白かった。 純白の衣装、デザインは違うのにピッタリ揃って笑顔で踊る所は、人身売買かと思って気持ち悪いぐらいだった。それが、王子に断られた途端にそれぞれが感情のある人間になり、オディールが出て来た時は「なにあの女」という共感が流れる(笑)2014/2/16(日) 21:04:302014/2/16(日) 21:04:30
「白鳥の湖」 元花嫁候補六人、下手に座ってなごやかに談笑しながら各国の踊りを鑑賞。男達の品定めをしてるように見えて楽しい。人それぞれ、目で追う相手が違ったりね。 そして、オディールが再登場すると、途端に視線が冷ややかになるのが面白すぎ。オディールも視線で喧嘩売ってた(笑)2014/2/16(日) 21:06:102014/2/16(日) 21:06:10
「白鳥の湖」 花嫁候補六人の小芝居は、ビントレー演出じゃないかと思うのだが、どうだろう。 全体の構成から考えると、王子に断られても少し悲しげにするだけで、そのあともお人形さんのままというのが、元々のつくりじゃないかと思うのだ。 来年の公演見た時に、印象がどう違うか興味あるな。2014/2/16(日) 21:10:072014/2/16(日) 21:10:07
「白鳥の湖」をそのうちコクーン歌舞伎にしてくれないかなと見ながら考えてたり。今日の一幕が暇だっ……ゴホン……それはともかく。 勘九郎の王子、七之助の白鳥黒鳥、獅童の道化、福助の女王。ロットバルトと家庭教師は二役で、橋之助か彌十郎か白井晃かで話の設定が変わってくるな。2014/2/17(月) 01:23:112014/2/17(月) 01:23:11
NHK BS でやってるマリインスキーの「白鳥の湖」を見てるが、白鳥の群舞の揃い方は新国立劇場バレエの方が良いな。主役も、自分の趣味で言わせてもらえば、今日の米沢唯さんに軍配を上げる。 あ、でも、二幕の仰向けで足をあげるリフトに関しては、今日はポジションへの入り方がいまひとつ。2014/2/17(月) 01:29:412014/2/17(月) 01:29:41
野梨原花南「ちょー美女と野獣」系で「白鳥の湖」を誰か書かないかなと前から思っている。 ロットバルト失脚の後、オデットとオディールが仲良くなって、「それにしてもアンタ、ホントにあの男でいいわけ?」「ダメな人だけど、いいとこもあるの♡」「ハイハイそうですか」みたいな会話が聞きたい。2014/2/17(月) 01:58:372014/2/17(月) 01:58:37
「白鳥の湖」の米沢さん、オデットとオディールで目の大きさが倍ぐらい違った印象。 アイメイクもあるだろうが、視線の使い方。王子に対しても観客に対しても、黒鳥はまっすぐ視線を送り、白鳥はほとんど視線を合わせない。 その積み重ねがあるから、ラストで白鳥が王子と視線を合わせるのが効果的。2014/2/17(月) 02:21:022014/2/17(月) 02:21:02
牧版の「くるみ割り人形」と「白鳥の湖」を見て、牧阿佐美さんの女性観ってどうなってるのかなと気になった。 クララは壁の花で大人カップルの踊りを見てるだけ。白鳥の花嫁候補達は王子に選ばれるために不気味なくらいに個性を捨てた女たちなのだが、婚期を逃した途端に生き生きとした小姑に。2014/2/17(月) 02:35:532014/2/17(月) 02:35:53
夜にうたたねしたせいもあって、最後までマリインスキーの「白鳥の湖」を見てしまった。 新国立の牧版は、基本的にはこれから出来てるんだな。プロローグを足して、ラストで王子が戦うのを削ったのが大きな変更点か。オデットの物語として構成したから、主役の表現が問われるわけか。2014/2/17(月) 02:41:512014/2/17(月) 02:41:51
おけぴネットに米沢唯のインタビュー記事が掲載されました。是非ご覧ください。(おけぴネット)http://t.co/4FPSqoPwus2014/2/19(水) 18:56:182014/2/19(水) 18:56:18
公式リツした米沢さんのインタビュー。 演劇が好きというのは、とても腑に落ちる。技巧としてとても正確なのだけれど、それ以上に演劇的な踊り方をする方だなと思うので。2014/2/19(水) 18:57:592014/2/19(水) 18:57:59
「白鳥の湖」のスペインの踊り。 男女四人白黒衣装のバージョンがあるのだが、男同士で踊ってるところ、新郎と新郎か!とツッコミたくなる。 先日の新国立では、見ている花嫁候補に「あの方素敵ね」「ダ〜メ、旦那様いるから」とかの会話を妄想(笑) http://t.co/Vxmifgh46C2014/2/24(月) 23:18:162014/2/24(月) 23:18:16