2014.04.29
冬物語
英国ロイヤルバレエ
バレエ, ライブビューイング
泥縄人生。 ネット書店から届いた「冬物語」を今から読みはじめる。今夜のライブビューイングまでに読み終わるかな? 一応、10日以上前に注文したのだが、一緒に頼んだ他のものが入荷しなくて今日になってしまったのだ。 http://t.co/EEwLJCMw032014/4/29(火) 12:16:122014/4/29(火) 12:16:12
「冬物語」を読み終わったが、バレエをみるためなら、公式にでてるウィールドンの書いたあらすじを読めば十分な気がしてきた。 http://t.co/vm2jPXztdI ライブビューイング用のチラシを日本語訳して配ってくれるかな? http://t.co/g7dDcWnE5Z2014/4/29(火) 18:18:112014/4/29(火) 18:18:11
英国でのライブビューイングの「冬物語」は、7時15分開始で10時30分頃終演予定だったみたいだ。本編が3幕で1時間50分、休憩二回を含めて本編以外の部分が1時間25分ある計算になるな。 http://t.co/g7dDcWnE5Z2014/4/29(火) 18:24:212014/4/29(火) 18:24:21
英国ロイヤル・バレエ「冬物語」ライブビューイング、幕間。ライブと言っても、昨晩のものだけどね。 一幕、すっごく気に入った! 振付のウィールドン、「不思議の国のアリス」では、悪くないかなぐらいだったのだけど、今回はかなり好き。 そして主役のエドワード・ワトソンが素晴らしい!2014/4/29(火) 20:34:262014/4/29(火) 20:34:26
「冬物語」一幕。 これほど男性の感情にフォーカスしたバレエって、マシュー・ボーンの「白鳥の湖」ぐらいしか思いつかない。 照明が嫉妬の緑になると、時間が止まり、王の妄想空間になる、というのが正統解釈なんだろうけど、これ、実際に浮気があったと思って見てもいいように作ってあるのかも。2014/4/29(火) 20:39:152014/4/29(火) 20:39:15
「冬物語」二幕はマクレイ先輩無双であった。 サラ・ラムもいいのだけど、男女が一緒に踊ると男性が目立っちゃう振付で損してるような。 ウィールドンは女性らしい魅力を見せる振付が苦手なんだろうな。男踊りが本領、ヤノウスキー系の女傑振付も得意。 漫画家で言えば松崎司というような。2014/4/29(火) 21:36:032014/4/29(火) 21:36:03
「冬物語」 幕間の練習シーンで、マクレイ先輩が出て来た時に会場にくすくす笑いが。だって「宮島」Tシャツなんだもん(笑) 日本びいきで嬉しいけど、クスッとしちゃうよね。2014/4/29(火) 21:42:282014/4/29(火) 21:42:28
「冬物語」終演。 素晴らしかった!これ、日本公演やって欲しいなぁ。生で見たくて仕方がない。 この作品に関しては、明らかにエドワード・ワトソンがクリストファー・ウィールドンのミューズだよね。幕間のインタビューで、キャストについてウィールドンが話していたのが聞き取れなかったのが無念。2014/4/29(火) 22:38:362014/4/29(火) 22:38:36
「冬物語」 シェイクスピアの作品の中では喜劇、ロマンス劇に分類される作品ということで、戯曲では頭からっぽなハッピーエンドなんだけど、それをここまで不穏に演出するとは! 最後をどう解釈するか、まだ自分の中でも結論がないんだけど、妄想力を刺激される舞台。最後のパドドゥ凄かったなぁ。2014/4/29(火) 22:43:582014/4/29(火) 22:43:58
「冬物語」 腐ネタすみません。 三幕の王様二人は、お前らが結婚式挙げるのかよというテンションだったよね。ずっと肩抱き合ってたり。新郎新婦の内側に王様二人が立ってるとこ、最後はカメラワークで切れちゃうんだけど、二人が寄り添ったところに、ポーライナが割って入っていたような。2014/4/29(火) 22:53:322014/4/29(火) 22:53:32
「冬物語」 衣装も素敵。もしかして、最初に緑の照明が決まったのかなと思ったり。それで王とシチリア勢が緑で宝石はエメラルド、反対側のボヘミア勢が茶系、両方に合わせるためにヒロイン二人が紫なのかなとか。 セットと映像も効果的。特に熊、着ぐるみ出てきたらどうしようかと不安だった(笑)2014/4/29(火) 22:58:522014/4/29(火) 22:58:52
クリストファー・ウィールドンはマーク・ウォルバーグをエレガントにしたような雰囲気。黒ジャケットに、モノトーンに少し色の入ったチェックのボウタイがカワイイ。 左手薬指に指輪しててビックリしたのだけれど、よく見たらスタンダードな結婚指輪ではなかった。パートナーいらっしゃるんだろうな。2014/4/29(火) 23:31:342014/4/29(火) 23:31:34
多分、もの凄く今更な話なんだろうけど。 イギリスでシェイクスピアを扱う時って、あまりにも古典過ぎて、何か新しい事をやらなきゃという気になるんだろうな。 ライブビューイングで見た「リチャード二世」「コリオレイナス」「冬物語」と、全部ラストを捻ってあったので。2014/4/29(火) 23:40:532014/4/29(火) 23:40:53
「冬物語」 主要役柄が六人いる物語バレエ、という話がインタビューで。確かに普通はメインカップル二人で話ができてるもんな。 六人全てよかったが、やはり主役のエドワード・ワトソンが素晴らしかった。そしてゼナイダ・ヤノウスキーも他には替えがたい。 セカンドキャストだとどうなるんだろう。2014/4/29(火) 23:49:482014/4/29(火) 23:49:48
「冬物語」 ボヘミア王の一番の臣下で、ちょっと悪役顔なんだけど、実は結構苦労性という感じだった方、トーマス・ホワイトヘッドなのか。 先日の「ジゼル」ではサド心をくすぐるヒラリオンだったな。2014/4/29(火) 23:55:132014/4/29(火) 23:55:13
「冬物語」を見て、なんで「不思議の国のアリス」をつくろうと思ったのかなと不思議に。 どう考えてもウィールドンって、かわいい女の子を魅力的に見せるという能力に欠けてると思うのだけれど。 男を褒める言葉はいくらでもあるのに、女の子を褒める語彙は数語しかないという感じを受けたのだが。2014/4/30(水) 00:00:172014/4/30(水) 00:00:17
「冬物語」 あらすじも戯曲も頭の中から消してみても面白いだろうな。 腐クラスタとしては、王様二人の関係性もね、いろいろとね(笑) あと、ハーマイオニーとポーライナもすごく百合っぽいんだよね。ラスト、見方によっては、ポーライナがハーマイオニーの死の復讐を遂げたようにも思えるかも。2014/4/30(水) 00:06:052014/4/30(水) 00:06:05
あ、そうか。女性が主役の全幕バレエという縛りの中で選ぶんだったら「不思議の国のアリス」が最善の選択だったということかな。 赤の女王はウィールドンの大好きそうな感じだし。主役はアリスだけど、狂言回し的な側面もあって、他は男キャラばかりだもんな。2014/4/30(水) 00:17:272014/4/30(水) 00:17:27
「冬物語」 これ、元のシェイクスピアの作品を期待して見に来た人はどう思ったんだろう。 あ、でも、イギリス人はシェイクスピアにオーソドックスな作りは期待しないのかな? そういえば、日本人が民話ベースで作ると捻るけど、外人さんがやると話通りなのに逆に驚くもんな。タケットの「鶴」とか。2014/4/30(水) 00:28:272014/4/30(水) 00:28:27
「冬物語」 検索すると賛否両論あって面白い。音楽も振付も引き出しが少なくて単調というのが低い評価の理由の一つか。 自分がそれを平気なのは、2時間単調なものを積み重ねて最後の5分を楽しむ、という芝居的な見方をするからかも。 エドワード・ワトソンの苦悩の為に他のすべてがあるというか。2014/4/30(水) 02:03:172014/4/30(水) 02:03:17
英国ロイヤルバレエ「冬物語」の音楽、10曲12分が聞けます。本番のオーケストラバージョンではなくて、シンセで作ってあるようで、ゲーム音楽っぽい。 レオンティーズ関連の不穏な曲が作品にあってて良かった。明るい系統の曲はそれほどでも。 https://t.co/x0ASjh771U2014/4/30(水) 21:06:162014/4/30(水) 21:06:16
昨日「冬物語」について、これほど男性の感情にフォーカスしたバレエはボーン版「白鳥」ぐらいだと書いたが、ノイマイヤーの「幻想 白鳥の湖のように」やエイフマンの「チャイコフスキー」もそうか。 でも、なにか匂いが違うのだよな。ボーン版「白鳥の湖」の王子とだけ同じ匂いを感じる。2014/4/30(水) 21:06:592014/4/30(水) 21:06:59
「冬物語」とボーン版「白鳥」は、苦悩が一人の人物の中で描写されていて、「幻想」と「チャイコフスキー」では影を使った関係性として描かれているからかな。 卑近な例えをすれば、ゲイ的「単体萌え」と、腐的「関係性萌え」の差というか。2014/4/30(水) 21:07:482014/4/30(水) 21:07:48
「冬物語」 戯曲を読んだだけで、通常の舞台を見たことがないのだが、あのラストって、どう演出するんだろう。 以下ネタバレ。 お前の不条理な嫉妬が原因で息子死なせて娘放逐して妻は座敷牢に16年、それでニコニコ再会ハッピーエンドかよふざけんな、みたいな印象にならないのだろうか?2014/4/30(水) 21:08:472014/4/30(水) 21:08:47
「冬物語」 シチリアとボヘミアって、なんでそんな遠いところを行ったり来たりする話なのかと思っていたのだが、もしかしてシチリア王国がイタリア全土をカバーしてて、ボヘミア王国が海を挟んだとこまで伸びていて隣国になってた時代があるのかな。軽くググったが正確な所はわからなかったのだが。2014/4/30(水) 21:27:242014/4/30(水) 21:27:24
「冬物語」でポリクシニーズ役のボネッリについて何一つ書いてないことに気づいた。 たぶん自粛モードなんだな。 とにかくセクシーだだ漏れで、若者とオッサンの二形態あって、変装で帽子かぶっちゃったりして、それで親友の苦悩する主人公と男二人で踊るんだから、自粛したくなる感想ばかり(笑)2014/5/1(木) 01:07:392014/5/1(木) 01:07:39
「冬物語」 単純なハッピーエンドには思えないのだが、丸一日経っても、最後をどう思えばいいのかよくわからないまま。 ROH は flikr に画像を上げているんだな。 リハーサル https://t.co/REL7dOBekW 本番 https://t.co/2Qf6emRcxh2014/5/1(木) 02:00:362014/5/1(木) 02:00:36
「冬物語」 しかし、このショットは、なんというか、やらしいですなぁ。 振付家とミューズの一瞬を切り取った写真。 https://t.co/NRBtCQv18C2014/5/1(木) 02:07:102014/5/1(木) 02:07:10
「冬物語」ではシチリア王とボヘミア王が少年時代一緒に育った設定。遠すぎだと思ってたが、日本とヨーロッパの比較を見るとそれほどでもないのか。 平安の最強バディ(©応天の門)だった業平と道真が、業平橋と太宰府に別れたぐらいの感じかな。 http://t.co/X5bFHjESmo2014/5/1(木) 12:26:562014/5/1(木) 12:26:56
「冬物語」を反芻中。 三幕で原作とは全然違う話になった気がするのだ。王二人子供二人の四人で手を重ねるシーンが幸せの絶頂で、そこを引き裂いて死んだはずの王妃に逢わせる。最後のパドドゥには笑顔が無く、一幕の悲劇的な振付が繰り返される部分も。 ウィールドンの意図が知りたいな。2014/5/2(金) 01:19:482014/5/2(金) 01:19:48
シェイクスピアは400年前の男性だけあって、女性がモノ扱いのところが結構ある。 「冬物語」でも16年間人目を忍んで生きなければいけなかった王妃がサラッと王を許したり、王のせいで夫を亡くしたポーライナに対して王が偉そうに新しい夫をあてがおうとして終わったり、ふざけんなという感じも。2014/5/2(金) 01:51:402014/5/2(金) 01:51:40
「冬物語」 400年前の古い男女観を、蜷川さんなんかはそのままやるわけだけれど、ウィールドンはキャラクターを現代的に解釈したんじゃないかな。 最後の王妃の踊りが何を表現したかったのか、もっと感じ取れれば良かったのだが。 「許し」は感じなかったのだ。笑顔向けたの娘にだけなんだよね。2014/5/2(金) 01:58:272014/5/2(金) 01:58:27