2014.05.31
孔雀
ヤン・リーピン
オーチャードホール
ダンス
ヤン・リーピン「孔雀」@オーチャードホール、幕間。 「シャングリラ」や「蔵謎」でも見せた、ヤン・リーピンの必殺技「孔雀」をストーリーのある全幕ものに。 皆様、孔雀で派手な飾り羽があるのはオスだけというのはご存知ですよね。つまり、出てくる孔雀は全てオスという曲解が可能なのです(笑)2014/5/31(土) 14:36:232014/5/31(土) 14:36:23
ヤン・リーピン「孔雀」。 一幕80分が「序」「春」「夏」、二幕50分が「秋」「冬」。 満足ではあったのだが、一方で、ディベルティスマンが発明される前の全幕バレエってこんな感じだったのかも、という雰囲気でもあり。 登場人物三人のメインのストーリーだけで全部押し通すのは難しい。2014/5/31(土) 16:18:022014/5/31(土) 16:18:02
「孔雀」 ヤン・リーピンは圧倒的。長い爪の指一本一本がとても繊細かつ力強く動く。背中や腕も見事なのだけれど、あの指が彼女の一番の武器だと思う。その点に関してはオーチャードだと広すぎるような。 写真撮影可だったカーテンコールのラスト。 http://t.co/KePLVxWDCa2014/5/31(土) 16:21:442014/5/31(土) 16:21:44
「孔雀」 カラスをやった男性がとても良かった。ある意味、複雑な感情の部分をいってに引き受ける役柄で、演技も踊りも良し。 カーテンコール、前に出てくるとシリアスな表情なんだけど、後ろにいる時だけ笑顔になってて可愛かった。 http://t.co/YTjZBMNzQb2014/5/31(土) 16:25:152014/5/31(土) 16:25:15
「孔雀」 孔雀カップルに横恋慕したカラスが…という話。 全然期待してなかった男パドドゥがあって、それもなかなかにやらしくて良かった。 カラスがオス孔雀に羽根を寄こせと迫るんですが、それは愛と憎しみが入り混じった感情の結果なんだよな。 ふとシラノとクリスチャンを思い出したり。2014/5/31(土) 16:30:562014/5/31(土) 16:30:56
「孔雀」 なんとなく、ノイマイヤーの「人魚姫」とヌレエフ版の「白鳥の湖」を足して、うーん、4で割ったぐらいの感じかな、とか思ったり。 脇筋かディベルティスマン入れて、もっと濃密な構成にしてくれると文句なしなんだけど。 http://t.co/D8iPwzXNxX2014/5/31(土) 16:44:102014/5/31(土) 16:44:10
「孔雀」 下手で二時間半周り続けている「時」を含めて、全員が反時計回り。衣装で足元があまり見えなかったりしてさだかではないのだが、カラスの彼は、左足軸足での反時計回りをやっていた。 バレエとは回転の理屈が違うのかな。 http://t.co/lQyyNZLqnh2014/5/31(土) 17:13:332014/5/31(土) 17:13:33
「孔雀」 オス孔雀をやったのは若い男の子だったと思う。なにぶんメイクが凄いので体でしか判別できないのだ。 ヤン・リーピンと一緒に孔雀を踊る所は、どうしても手の使い方などでひけをとって見えてしまったが、男パドドゥや、最後の全裸(肌色Tバックのみ)ソロなどはなかなか。2014/5/31(土) 17:17:472014/5/31(土) 17:17:47
「孔雀」 音楽が、中国っぽいのと、映画音楽系と、クラシックと、いろいろ使ってるのが、うーん、良かったのか悪かったのか。 「冬」の所の、ピアノ単音とヴァイオリンの曲、なんだっけ、よく聞くやつなのに思い出せない。この前にも舞踊で使われてて曲名が思い出せなかった事だけ覚えてる(笑)2014/5/31(土) 18:03:362014/5/31(土) 18:03:36
「孔雀」 闇堕ちしたシラノと、女王様ロクサーヌと、クリスチャンの話、といった雰囲気か。 ヤン・リーピン、キャラクターとしては風格がありすぎるので、この物語だと感情移入を拒む所があるのが難しい。儚さが足りないというか、女王様一妻多夫でOKでしょ、と思っちゃうんだよなぁ…2014/5/31(土) 18:11:512014/5/31(土) 18:11:51
ヤン・リーピン「孔雀」、オーチャードホール。こんなに踊る彼女は初めて。第4幕白く静謐な舞台で流れたのはアルヴォ・ペルト「鏡の中の鏡」。ウィールドン「after the rain」でも知られる。ここで西洋の響きは惜しい。美術衣装は唯一無二の美しさ、音楽も同じ高みにいってほしかった。2014/5/31(土) 19:48:442014/5/31(土) 19:48:44
公式リツ。 先ほど「孔雀」の「冬」でかかった曲がわからないなどと呟いたのだが、完璧な解答を呟いていた方と、それをリツイートしてくれた方のおかげで、スッキリ! ウィールドンの「after the rain」は、去年の「ロイヤル・ガラ」で「雨の後に」という邦題で見たのだった。2014/5/31(土) 19:52:512014/5/31(土) 19:52:51
「孔雀」 「クラナゾ」の時はセットがガタガタ音をたてた記憶があるが、今回はせり上がりものも多かったのに静かで良し。 衣装も良かったのだが、肌色の生地の伸縮性が足りないのか皺が沢山出来ちゃうのは残念。なぜかリーピンの衣装だけ皺がほとんどなかったのだが、生地が違うのか?仕立ての差か?2014/5/31(土) 19:58:292014/5/31(土) 19:58:29