2014.06.07
ダンス・アーカイヴ in JAPAN
新国立劇場中劇場
ダンス
「ダンス・アーカイヴ in JAPAN ー未来への扉ー a Door to the Future」@新国立劇場中劇場。 即完売で追加公演も出た公演。 プログラムを見ると、19世紀に生まれたような方が20世紀前半に振付した作品が多い。 http://t.co/rC0STdXfrF2014/6/7(土) 15:38:112014/6/7(土) 15:38:11
「ダンス・アーカイヴ」 最初は「日本の太鼓」。岩手の郷土芸能「鹿踊り」を取材し創作されたという事だが、和装に鹿角、太鼓、背中に長いものを背負って、派手な動きは出来ない。一人、股関節を痛めてでもいるのか、足の上がらない人がいて気になった。 こういう方向性が続かなかった事がわかる。2014/6/7(土) 16:37:152014/6/7(土) 16:37:15
「ダンス・アーカイヴ」 第二部は小品集。全般に退屈、といってしまえばそれまでというような。 「タンゴ三題」の最後の中村恩恵さんが飛び抜けていたかな。振付がどうこうというのではなく、動きの美しさと感情表現だけで、これだけ見せられるのだと。2014/6/7(土) 16:41:482014/6/7(土) 16:41:48
「ダンス・アーカイヴ」 第二部最後の「白い手袋」の貝川さん、頭までの全身タイツ。しかも手と腰から下が白、他は黒という、かなりの変態衣装が素敵(笑) 先日の「暗闇から解き放たれて」以来、ちょっと注目している方なのだが、長身でプロポーションもよい。マスク外したらヒゲも似合ってた。2014/6/7(土) 16:45:382014/6/7(土) 16:45:38
「ダンス・アーカイヴ」最後は「春の祭典」。 2008年に平山素子×柳本雅寛で創作初演されたものを、今回は平山さんと大貫勇輔くんで。 悪くなかったのだが、初演を見てみたかったとも。平山さん、体重は変化してないけど体脂肪率が増えた、とかいうことあるかな。なんとなくの印象だけど。2014/6/7(土) 18:21:012014/6/7(土) 18:21:01
「春の祭典」 大貫くん、本領はソロだなと。二人で踊ってると、自分の方に視線を引きつけてしまう。柳本さんっぽいコンタクト系の変形リフトはもう一息。 今が旬のダンサーという気がするのだが、この先をどうするのかな。一、二年、強力な指導者の元で修行するのもいいと思うんだ。金森さんとかね。2014/6/7(土) 18:30:102014/6/7(土) 18:30:10
「ダンス・アーカイヴ」 純粋に舞踊公演としては、自分好みではなかったけれど、一方でいろんなことを考えさせられるという意味ではとても面白かった。 今は通用しない過去の遺産を勉強するというのも大事なことなんだよな。文明の進化というのは、そういうことによって支えられるわけだし。2014/6/7(土) 18:33:592014/6/7(土) 18:33:59
「ダンス・アーカイヴ」 舞踊の進化という事に思いをはせたり。 たとえば、科学の分野なら、50年前の本を読めば、どこが古くなって、どこは現在も通用するかがわかる。そういうことが明確になることが科学の進歩の根幹にあるわけで。 一方、舞踊の世界ではどうなのだろうか。2014/6/8(日) 11:31:062014/6/8(日) 11:31:06
「ダンス・アーカイヴ」 振付する方は、見に行くと面白いんじゃないかなと思った。こういう振付は、自分が生まれる前に既に出てきて、既に消えていったのだということから、学べる事がいろいろあると思うのだ。 理系人間としては、連綿と続く過去の知識の集積というのはとても重要だと感じるので。2014/6/8(日) 11:36:042014/6/8(日) 11:36:04
「ダンス・アーカイヴ」 「春の祭典」を入れたのは過去と現在の対比という狙いだと思ったが、動態保存に見えてしまった部分が。 平山さんの作品は基本的に自分が主役だと思うのだが、6年前の平山さんと柳本さんで成り立っていただろうバランスが、今の平山さんと大貫くんでは崩れていたのではと。2014/6/8(日) 11:46:122014/6/8(日) 11:46:12
「ダンス・アーカイヴ」 来年の第二回の上演作品がプログラムにのっていたが、今度は全て50年以上前の作品。つまり、今回の第一部第二部だけ、というような構成になるわけで、アカデミックな興味で見に行くという感じだろうか。 http://t.co/eH64oEGC0u2014/6/8(日) 11:54:452014/6/8(日) 11:54:45
「ダンス・アーカイヴ」を見て、バレエは強いなと思った事が。 数百年の歴史を持つバレエ団とバレエ学校が世界に幾つもあって、より短い時間で鍛錬するためのメソッドが工夫されて、古典的なものを時代にあわせるように少しずつ修正してきて。 やはり文明というのは、そうやって進化するものだよな。2014/6/8(日) 12:10:302014/6/8(日) 12:10:30