2014.06.15
パゴダの王子
新国立劇場バレエ
新国立劇場オペラパレス
バレエ
「パゴダの王子」@新国立劇場オペラパレス、幕間。 今日はほぼ満席のようで、めでたいかぎり。休憩に入るときに、通路で大原次期監督とビントレー監督とすれ違った。 今日のカーテンコールは、ビントレー監督が出てこないことにはおさまらないと思っているのですが、当然出てくれますよね?2014/6/15(日) 14:42:502014/6/15(日) 14:42:50
「パゴダの王子」幕間。 今日はファーストキャスト。さすが!四人の王の所でググっと引き込まれる。北の八幡さんのキレのある踊り、東の古川さんの爬虫類系のヌメリを感じさせる滑らかさ、西のトレウバエフの戯画化されたアメリカ人的みっともなさ、比べると南の貝川さんが少し薄いのは仕方がないか。2014/6/15(日) 14:47:512014/6/15(日) 14:47:51
「パゴダの王子」 湯川皇后は、男に媚びない。自分が最高権力者だから、その必要がないというのが明確。そして、血の色ミドリだよね、きっと。サラマンダーがあらわれたときも、怯えではなくて、状況把握から、失敗をどうフォローするかという方向に頭がいっているように見える。2014/6/15(日) 14:51:492014/6/15(日) 14:51:49
「パゴダの王子」 小野さくら姫、美貌と素直さが取り柄、という雰囲気でスタート。ただ、男の扱い方はよく知ってるよね。四人の王とそれぞれ挨拶したあとに、たくさんまばたきしてアピール。 エピーヌとは女として勝負してる雰囲気が。ブスのババアの後妻の分際で、という気持ちが見え隠れ(笑)2014/6/15(日) 14:55:172014/6/15(日) 14:55:17
「パゴダの王子」 二幕前半は初演から変えてきてると思うのだが、まだ迷走中なのかも。 なんか、どういうストーリーなのかがわからないんだよな。 初演のときのチラシには雲海炎が試練だと書いてあった気がするのだが、今回は少し違うような。エピーヌと毛蟹がンパッとキスみたいなことしてたり。2014/6/15(日) 15:52:292014/6/15(日) 15:52:29
「パゴダの王子」 炎の皇后宙返りリフト、四人の王だったと思うのだが、昨日は毛蟹が入ってなかったっけ?記憶があやふやだ。あれはなかなか、完璧にはいかないね。 パゴダの衣装きた人達って、前はもっと出番あったような気がするのだが。今回の二幕ではセットの影に二人いるだけだよね。2014/6/15(日) 15:55:322014/6/15(日) 15:55:32
新国立劇場オペラパレス、クロークを使っていなければテラス経由で帰る方が早いというのは知っていたのだが、下手側テラスからだと建物正面に両側から降りる階段ではなくて、テラス突き当たりから右手に行けば、小さい階段で駅の出口の所にでるというのを、昨日初めて知った。夜はすごく暗いけど。2014/6/15(日) 15:58:482014/6/15(日) 15:58:48
「パゴダの王子」 昨日まではなんだかなぁと思っていたグラン・パ・ド・ドゥ、小野福岡ペアで見てとても納得。 王国の復活と春の到来を寿ぐ、ただただ美しい踊り。まったくややこしさを感じさせない福岡さんの足さばき、そして、国民よ私の笑顔を受ける幸せを知りなさいというレベルの小野さくら姫。2014/6/15(日) 17:11:132014/6/15(日) 17:11:13
「パゴダの王子」 カーテンコールにビントレー監督が登場したときから、スタンディングオベーションしてしまった。 自分は新参で前監督時代はまったく知らないのだが、この四年間で世界に誇れるバレエ団になりつつあるというのは強く感じる。 ブラヴォーだけではなくてサンキューという声も。2014/6/15(日) 17:16:092014/6/15(日) 17:16:09
「パゴダの王子」 三幕の小野さくら姫、エピーヌと立ちあったときに既に勝敗が決していてビビった。あの湯川皇后相手に、わたくしの方が格が上なのですオーラで圧倒するという。 棒術の所も、肉体的には強そうではないのだけれど、わたくしに剣を向ける恥を知りなさい、と。2014/6/15(日) 17:20:552014/6/15(日) 17:20:55
「パゴダの王子」 2キャスト見て思ったのは、ビントレー作品は正解を決めないで作ってあるんだな。例えばノイマイヤーだと物語が基本的には確定しているが、ビントレーはダンサーの解釈に委ねる部分が大きい。 自分の役を自分で解釈して演じる力を、新国立ダンサーたちは手に入れたのだろう。2014/6/15(日) 17:22:592014/6/15(日) 17:22:59
「パゴダの王子」 ビントレー作品って、今までは完全にピンとくるという感じがなかったのだが、今日は初めて良くわかった気になった。 構造としては古典演目に近くて、それをバレエ団のフルパワーで、各キャストがきちんと作り込んで、そこで初めて完成するんだなと。2014/6/15(日) 17:49:452014/6/15(日) 17:49:45
新国立劇場の会員なので、クロージングパーティーのお知らせも来たのだが、そういう席も苦手だし、ダンサーさん達と会話をしたいわけでもないのでパスしたのだが、ビントレー監督に一言感謝するだけの為に行ってもよかったかなぁ。 とかいいつつ、六本木ブルーシアターに来ているわけですが(笑)2014/6/15(日) 17:56:072014/6/15(日) 17:56:07
新国立劇場バレエ。 来期から新体制で、発表されてる演目が古典中心なこともあって、危ぶむ声も聞かれるのだが、自分は今日の「パゴダの王子」を見て、少し安心した所が。 このダンサーたちなら、古典演目も各自が役柄をきちんと解釈して面白く踊ってくれるに違いないと。2014/6/15(日) 20:52:452014/6/15(日) 20:52:45
公式リツ。 「パゴダの王子」の西の王(アメリカ人)はたいがい酷いけれど、着ぐるみデブにしなかったのは、ビントレー氏のせめてもの良心か。 最後の所、絵的に3対3が美しいから、西の王だけ隅で自爆なんだよね(笑)2014/6/17(火) 00:51:222014/6/17(火) 00:51:22