2014.08.01
エトワール・ガラ 2014 Bプログラム
オーチャードホール
バレエ
「エトワール・ガラ 2014 Bプログラム」@オーチャードホール、幕間。第一部は「眠りの森の美女」のハイライトから。先日のコジョカルガラとは違って、四つをなんの工夫もなく順番に踊るだけなんだけど、いろいろ珍しいことがおきてた。 http://t.co/xFakr7A8uw2014/8/1(金) 20:21:222014/8/1(金) 20:21:22
「眠りの森の美女」 最初はドロテ・ジルベールがローズアダージョを。アチチュードのバランスのところ、二回とも四人目の王子の手を取らずに、バランスからそのままアラベスクへ。さすがだなぁとも思ったけど、ペッシュもモローも手を差し出して待ってたのに〜とも(笑)2014/8/1(金) 20:24:252014/8/1(金) 20:24:25
「眠れる森の美女」 バリエーションはエケ。王女と言ってもエルサじゃなくてアナの方だね(笑) ピルエットに入る時に顔が超真剣になるのはまぁいいのだが、何度か舌で唇を舐めてるようだったのが気になった。口元を表情としてコントロール出来てないのかな。2014/8/1(金) 20:27:132014/8/1(金) 20:27:13
「エトワール・ガラ」第二部は「牧神の午後」二題。ペッシュとエケがニジンスキー版、アルビッソンとモローがロビンズ版。 実は全然期待してなかったのだが、両方ともにとても面白く、また、二つ続けてやることで面白さ倍増といった趣もあり、よいプログラムでした。2014/8/1(金) 21:03:372014/8/1(金) 21:03:37
「エトワール・ガラ」終演。 今週、仕事がキツくて、ヘロヘロ気味だったのだが、なかなか楽しく、特にカーテンコールには明日の仕事への活力をもらったような。 というか、これから残業だけど(笑)2014/8/1(金) 22:35:342014/8/1(金) 22:35:34
「眠れる森の美女」 二幕の王子のバリエーションをベザールが。これが面白くて。 改めてバレエって運動量凄いんだなと。 中盤から息が上がってハァハァハァハァと、聞いてるこっちが過呼吸になりそうな。しかも呼吸にあわせて、口の開き方が変わっちゃうんだよね。金魚か鯉みたい。まだ若いな(笑)2014/8/2(土) 01:57:592014/8/2(土) 01:57:59
「眠れる森の美女」 グラン・パ・ド・ドゥはアルビッソンとガニオ。普段組まない二人なのかな。珍しいと思うんだけど、アダージョでアルビッソンが、コーダでガニオが、相手に話しかけていた。 三度やる横抱きのフィッシュダイブ系リフト、アルビッソンが後ろ脚をゆっくり上げるのも珍しいよな。2014/8/2(土) 01:59:112014/8/2(土) 01:59:11
「眠れる森の美女」 アルビッソンの衣装、胴のところにビーズやスパンコールがついてるんだと思うのだが、サポートつきのピルエットやると、ビーズが大量にとれてスプリンクラーのように撒き散らされるのだ。床はもちろん、観客席まで転がって来ていた。 あれ、縫い止めないで接着剤でつけてるとか?2014/8/2(土) 01:59:372014/8/2(土) 01:59:37
ノイマイヤーの「デジール」をアッツォーニとリアブコで。 もう、これ見ちゃったら、帰ってもいいんじゃないかと思うくらい満足。二人とも背中に目がついてる感じで、背後の相手の動きに反応する。空間中をテレパシーが飛び回ってるような。もう、ただひたすらすごかった。言う言葉がない。2014/8/2(土) 02:00:512014/8/2(土) 02:00:51
「モペイ」は結構何度も見てるのだが、作品としては背中フェチだよね〜の一言だよな(笑) フォーゲル、痩せたかな? なんとなくビルダー系の無理矢理体脂肪率落とした感じの肉づきに見えた。 男の裸の背中が主役の作品だけに、もう少し肉が乗ってる方が好みな自分としては残念でした(笑)2014/8/2(土) 02:04:452014/8/2(土) 02:04:45
「モペイ」 今回は自分も全く笑わなかったし、会場も笑わなかった。なんでかな。 ラストは照明さんにしっかりして欲しかったなぁ。ワンタイミング遅れたから、かかと落ちちゃってから明かりが消えるというガックリ感。 フォーゲルは額を出してる方がいいのになと、カーテンコールのたびに思う(笑)2014/8/2(土) 02:08:312014/8/2(土) 02:08:31
「ル・パルク」 シアラヴォラとペッシュ。 なんかうまく言えないのだが、とても自然だったような気がする。作品としっくり馴染んでいるというのかな。良いものを見せてもらいました、というような。 シアラヴォラが下に着ている肌色のボディスーツ、もしかして総レースだったり?2014/8/2(土) 02:13:452014/8/2(土) 02:13:45
「こうもり」 アルビッソンもとても魅力的だったのだが、モローが良かった。ノーブルイケメン系には興味が薄いのだが、男気に惚れたね。 アルビッソンが結構大きくて、リフトも大変なはずで、モローは肩で息をしてる所も。でも表情も口元も完璧にコントロールされてる。 若者は見習いたまえ(笑)2014/8/2(土) 02:18:282014/8/2(土) 02:18:28
「牧神の午後」 ペッシュの牧神はエロ過ぎ変態過ぎでどうしようかと思った(笑) 実は今までニジンスキー版って、まぁ昔は衝撃的だったんだろうね的な感覚だったんだけど、今日はもうエロくてエロくて(笑) 「狼」も大好きだったんだが、人外系がうまいのかな。尖り耳もつけてて、すごく好み。2014/8/2(土) 02:20:022014/8/2(土) 02:20:02
「牧神の午後」 身も蓋もなくいうと、性欲過多で露出癖があるゲイ寄りのバイ獣人、なんだけど、すごいのが、品が悪くならないこと。横笛を縦に持って先端に唇あてたり、親指しゃぶってみせたり、ニンフに股間をご開帳した上に、最後はアレなのにね。 神性/聖性みたいなものが同時にあるんだよな。2014/8/2(土) 02:25:412014/8/2(土) 02:25:41
「牧神の午後」 ロビンズ版は、バレエスタジオが舞台で三方向にバーのあるセット。 最初気づかなかったのだが、観客との間に鏡があるという設定。つまり、マジックミラーから覗き込んでるというような。 これ、うまいこと考えたなと感心。二人が鏡越しにアイコンタクトするのを、正面から見られる。2014/8/2(土) 02:26:482014/8/2(土) 02:26:48
「牧神の午後」 鏡越しのアイコンタクトといっても、もちろん鏡はないので、二人とも正面を見つつ鏡越しに目を合わせるという難しい演技だが、とてもうまく、それで後半の直接目を合わせるシーンが引き立つ。アルビッソンとモロー、息のあった二人に思えました。 所々にニジンスキー版のモチーフも。2014/8/2(土) 02:30:102014/8/2(土) 02:30:10
「牧神の午後」 カーテンコールのペッシュは有名なポーズで。ギリシャ風の横顔強調のやつ。 レベランスの時は普通に前向きになるんだけど、帰る時はまた牧神の横顔ポーズで。 それで、最後に幕に入る所で、こっちを向いて、眉をクッと上げて笑うもんだから!! しばらくこれで生きていけるね(笑)2014/8/2(土) 02:40:362014/8/2(土) 02:40:36
プティの「シェリ」は初見。 おばさまと若いツバメという印象は衣装のせいもあるかな。男性は「炎のランナー」みたいな下着っぽい白の上下で、大学生アスリート萌え、の感じ。女性は薄い生地のピンクベージュのドレスなのだが、生地自体に薔薇の模様の透かしがあったようで、金持マダム風に。2014/8/2(土) 08:16:262014/8/2(土) 08:16:26
「シェリ」 シアラヴォラとガニオは「椿姫」を思わせる雰囲気。シアラヴォラは、ふっと、一歩引いたような感情を見せる瞬間があったり。ガニオは若者の熱情を存分に表現。こういうの、不思議なもので、少し年取ってからの方が上手くなるんだよな。 年の差カップル萌えの方はたまらないと思います。2014/8/2(土) 08:19:502014/8/2(土) 08:19:50
マチュー・ガニオ、「シェリ」の時には全く感じなかったのだが、「眠れる森の美女」では、ザンレールの着地が乱れたり、レベランスの時に右膝がカクッとしかけたり、ちょっと足に不安があるのかなと思ったりもした。 パリオペは女性が比較的大きいから、男性の負担がね…2014/8/2(土) 08:28:012014/8/2(土) 08:28:01
ノイマイヤーの「お気に召すまま」も初見で、どこのパートかはわからなかったが、アッツォーニとリアブコのラブラブぶりに当てられちゃう。 ほんのちょっとだけ上げる小さなリフトとかが抜群に上手くて、アイスダンスのオリジナルダンスに仕立てたら、五十嵐さんが「うまいですねぇ〜」と唸りそう。2014/8/2(土) 08:35:382014/8/2(土) 08:35:38
「アモヴェオ」は、ふた昔ぐらい前の、コンピュータで絵がかけるようになった頃の現代アートみたいな背景映像、衣装は青で、レオタードの女性と、ジーンズ風のパンツに wife beater の男性。 悪い意味でフィギュアっぽくて、ブラスール&アイスラーの SP から大技全部抜いたような。2014/8/2(土) 13:41:552014/8/2(土) 13:41:55
個人的には「アモヴェオ」は、ジルベールの動きの美しさとニュアンスのつけ方、ベザールの腕力が見所だったような。 誰の作品なんだろうと思ったら、ミルピエだった(笑) うーん、監督と振付家の資質は違うとはいえ、自分の好きなタイプの振付家ではない感じなので、パリオペがどうなるのかなと。2014/8/2(土) 13:45:322014/8/2(土) 13:45:32
「椿姫」はシアラヴォラとフォーゲル。 シアラヴォラの「黒」って、時々すごくおばさんっぽい瞬間があると思っているのだが、あれは人生に疲れ果てた女が、ふと気を抜いた時の姿なんだな。 カーテンコールの姿からは想像できないぐらいの、精神的なやつれが透けて見える演技。2014/8/2(土) 13:50:552014/8/2(土) 13:50:55
「椿姫」 フォーゲルは、少し筋力と持久力が落ちてるんじゃないかと思ったり。「モペイ」で見た体の印象のせいもあるかもしれないけど。投げ上げ系のリフトで高さが出ないんだよな。 動きがノイマイヤーっぽくない気がするが、ノイマイヤーの「椿姫」ではなくて、パリオペの「椿姫」だからね。2014/8/2(土) 13:53:132014/8/2(土) 13:53:13
「エトワールガラ」の番外 MVP はピアノの金子さん。 いや、ワタクシ、耳が節穴なので音楽は良くわからないのですが、かわい子ちゃんですよね〜、という話。 アッツォーニやシアラヴォラと並ぶと、背丈は高いのに脚が短いのもチャームポイント。2014/8/2(土) 13:58:022014/8/2(土) 13:58:02