2014.08.17
睡眠—Sleep—
東京芸術劇場プレイハウス
ダンス
「睡眠—Sleep—」@東京芸術劇場プレイハウス。 今日は二階席。改装してからはじめて来たけど、結構近く、段差も大きくて前の人の頭も気にならず、なかなか見やすい。 やはり好みではなかったのだけれど、その理由も明確になったし、音楽性ということに思いを巡らせたりと、面白かった。2014/8/17(日) 17:55:522014/8/17(日) 17:55:52
「睡眠—Sleep—」 今日はオーレリー・デュポンの音楽性にほとほと感心。勅使川原系のゆるゆるユラユラ動いてるだけの部分でも、確実にメロディーを拾っている。 前後数十秒のフレーズが体に入っていて、その流れの中で、この一瞬には体がどこにあるべきか、という事が徹底されている。2014/8/17(日) 17:59:372014/8/17(日) 17:59:37
「睡眠—Sleep—」 完全に逆なのが勅使川原さん。即興系のパートで明確だと思うのだが、極端に言ってしまえば音楽なんてどうでもいいというか。 自分の踊りたいものを踊り、使いたい所だけ音を拾う。音楽から自由。 音楽としてメロディーの薄いものや効果音をかぶせたものを使うのに納得。2014/8/17(日) 18:03:172014/8/17(日) 18:03:17
「睡眠—Sleep—」 たとえば「鏡の中の鏡」のパートで、音楽をずらしてみたら。 あの音楽でも、デュポンは一小節ずらしたらすごく違和感ありそう。 勅使川原さんはテンポだけ合わせれば、半小節ずらしても踊りが成立するかも。 佐藤さんは、一小節ずらしてもあまりわからないだろうな。2014/8/17(日) 18:09:452014/8/17(日) 18:09:45
「睡眠—Sleep—」 徹底して音楽を大事にするデュポンと、そこから自由な勅使川原の中間ぐらいにいるのが佐藤さんという感じ。 難しい立ち位置だなぁと。「黒く塗れ」ぐらいわかりやすい曲ではメロディーが完全に入ってる感じなのだが、他の曲は踊りのキレ優先で音楽性が中途半端に見えて。2014/8/17(日) 18:13:232014/8/17(日) 18:13:23
「睡眠—Sleep—」 勅使川原さんの踊り、即興も結構あるのかな? 似たような要素だけど、記憶にない感じの動きも。 踊りという形態をとってはいるものの、芸術であり思索であり哲学なんだろうなと思ったり。 個人的にはそういう系列に全然興味ないので、趣味じゃないわけだと納得。2014/8/17(日) 18:18:152014/8/17(日) 18:18:15
「睡眠—Sleep—」 自分が即興系もあまり趣味じゃない理由にも思い当たったり。 要するに全体を見通した作品にならないように思えるという事なんだが。 物語として一貫して緻密な構成を持ったものになるはずもなし、音楽の表現でも十数秒単位ぐらいの完成度が一番高いんじゃないかと。2014/8/17(日) 18:26:202014/8/17(日) 18:26:20
別に即興がいいとか悪いとかの話ではなくて、スポーツ見るのが好きか、映画をみるのが好きかみたいなもんだよなと。 自分はスポーツはほとんど見なくて、せいぜいウィンブルドンぐらいなんだが、考えてみれば同性デュオの探り合い闘うような即興は好きだな。なんてわかりやすい(笑)2014/8/17(日) 18:38:522014/8/17(日) 18:38:52
『睡眠-Sleep-』、動くインスタレーションのような舞台美術の素晴らしさの中でアクリルパネルの曇りについてのコメントが多かったのですが、実はスタッフさん総出で一点の曇りなく拭いていただいています。でも残念ながら使う度に傷がはいってしまうそうです。2014/8/17(日) 19:03:552014/8/17(日) 19:03:55
公式リツ。 あのアクリル板、頑張って拭いてても、ああなっちゃうのか。 今日は二階席だったので気にならなかったが、一階前方だとね… 斜め方向から強い照明当てたりするから、普段は気づかないレベルの汚れが目立つのかな。 傷のこと考えたら、アクリルはやめておくべきだったのかも。2014/8/17(日) 19:07:582014/8/17(日) 19:07:58
『睡眠-Sleep-』は勅使川原三郎さんとオーレリー・デュポンさんのコラボレーションを目的にした作品ではなく、勅使川原さん率いるKARASにオーレリーさんがひとりのダンサーとして参加したという公演です。その果敢な挑戦こそ見ていただいたいと思っています。2014/8/17(日) 19:08:282014/8/17(日) 19:08:28
公式リツ。 「KARAS にオーレリーさんがひとりのダンサーとして参加」というのはとても納得。そういう公演だった。 しかし、それなら、そういう宣伝を打つべきだったんじゃないのかなとは思うな。「勅使川原三郎新作世界初演 オーレリー・デュポン勅使川原三郎と初共演」とか書かないで。2014/8/17(日) 19:13:202014/8/17(日) 19:13:20
「睡眠—Sleep—」 KARAS公演にデュポンが参加というコンセプトだと思うと、自分の感想ツイートに的外れなものが多くて申し訳ないような。 元々、コラボレーションとか、デュポンの踊りがしっかりみられるとか、そういうのを期待して見に行く作品として作られているわけではなかったのに。2014/8/17(日) 19:50:012014/8/17(日) 19:50:01