2014.09.15
バランシン/ミルピエ
パリ・オペラ座ライブビューイング
バレエ, ライブビューイング
パリ・オペラ座ライブビューイング「バランシン/ミルピエ」。 二人とも自分にはあまりピンとこない振付家なので、まぁそれなりに。 前半はバランシンの「水晶宮」。他では「シンフォニー in C」と呼ばれて白の衣装で踊るのだが、本家はルビー、サファイア、エメラルド、ダイヤの四色衣装。2014/9/15(月) 13:00:272014/9/15(月) 13:00:27
「水晶宮」 ルビーはアルビッソンとガニオで見映えのする二人。エトワール・ガラで見たときはアルビッソンってすごく大きい感じがしたのだが、映像で見るとそこまででも。 サファイアはパケットと、多分パリエロ。今回、キャスト表くれなかったので。 ルビーの脇にいたのベザールくんかな?2014/9/15(月) 13:23:562014/9/15(月) 13:23:56
「水晶宮」 衣装はラクロワの新作。アップで見るとゴージャス!なんだけど、彩度を抑えてあるせいか、全景では上品な雰囲気になるという優れもの。 しかし、男性にこの衣装着せられるのは、さすがパリオペだよなと思ったり。センターにマチューとカールなので全く衣装負けしない。2014/9/15(月) 13:44:442014/9/15(月) 13:44:44
後半は、ラヴェルの「ダフニスとクロエ」にミルピエが振り付けた新作。 自分はオリジナルのフォーキン版は見たことがないのだが、BRBで見たアシュトン版とストーリーの骨子は同じようだった。 ミルピエ氏とはどうも感性が合わない感じなのだが、その理由が幾つかわかったのが収穫。2014/9/15(月) 14:01:202014/9/15(月) 14:01:20
「ダフニスとクロエ」 ミルピエの振付、なんとなくフィギュアスケートの下位グループみたいな印象なのだ。走って、技やって、漕いで、技やって、ポーズ入れて、というような。自分には全体の流れが入ってこない。 リフトは数は多いけど一つ一つが短くて単純なのも個人的には残念。2014/9/15(月) 14:10:012014/9/15(月) 14:10:01
「ダフニスとクロエ」 主役カップルのそれぞれに別の男女がちょっかいかけて、さらに海賊が現れて、という話。 若いカップルの間に年上男女が入る構成だと説得力あるのだが、今回はデュポンとモローがカップルで、若い男女が入る隙間が感じられないし、そこに説明も与えない、謎の演出だった。2014/9/15(月) 14:23:422014/9/15(月) 14:23:42
「ダフニスとクロエ」 海賊の首領(フランソワ・アリュかな)が少し気に入ってしまった。 黒のノースリーブの似合うガッチリ系、美形という程でもなく悪役には可愛い微妙な顔立ち、悪役なのにサポートでわたわたしながら頑張っちゃう小物感と当て馬感。 あ、自分のツボ的には中村獅童と同じ枠だ。2014/9/15(月) 14:25:052014/9/15(月) 14:25:05