2015.01.18
Dance to the Future -Third Steps-
新国立劇場バレエ
新国立劇場小劇場
バレエ
「Dance to the Future -Third Steps-」@新国立劇場小劇場、幕間。 前半はバラエティに富んだ4作品。ただ、ツイッターで書いてた方がいらしたけど、なぜか、冒頭が同じ構成なのだ。オーストラリアンフォーメーション縛り?とか思ってしまった(笑)2015-01-18 14:56:45 GMT+9:002015-01-18 14:56:45 GMT+9:00
「DttF3」 最初は宝満さんの「はなわらう」。 オーソドックスな感じだが、とても良かった。ここらへんの動きが新国立のダンサーの得意部分かも。米沢さんはキレの良さが一際光る。 女性群舞六人と米沢さんに、コールドとプリンシパルが支え合う姿を重ねて見てしまったりして、心を動かされた。2015-01-18 15:03:09 GMT+9:002015-01-18 15:03:09 GMT+9:00
「DttF3」終演。 うーん、悪くはなかったのだが、細かいところで取りこぼしているみたいなもったいなさがあって、惜しいんだけどなぁ、みたいな感じも。 アドヴァイザーに平山素子さんが入っているのだけど、細部の仕上げまでは立ち会わなかったという事かな?2015-01-18 15:52:24 GMT+9:002015-01-18 15:52:24 GMT+9:00
「DttF3」 平山素子振付の「Revelation」を本島美和さんが。 初めてみるのだが、ちょっとあざといかなぁ。「シンドラーのリスト」使った雰囲気のある踊りの最後をサーカス技で締めなくても、と思ってしまった。もっと自己顕示欲バリバリで踊った方が、そこの違和感はなかったかも、2015-01-18 15:57:00 GMT+9:002015-01-18 15:57:00 GMT+9:00
「DttF3」 トレウバエフ振付の「Andante behind closed curtain」は「Revelation」への挑戦というか返歌というか、なのだろうか。 どちらも椅子を使った女性のソロで、振付にも意識したような部分が見られたり。 個人的にはこちらに軍配を上げる。2015-01-18 16:21:41 GMT+9:002015-01-18 16:21:41 GMT+9:00
「Andante behind closed curtain」 こちらも、トゥシューズを脱いで自分の首を絞めるという、かなりあざとい事をやらせるのだが、湯川さんの表現力に対する信頼のあらわれかなと思ったりもして。 プリンシパルとしての人生を感じさせる踊りでした。2015-01-18 16:25:49 GMT+9:002015-01-18 16:25:49 GMT+9:00
貝川さんの「Chacona」」は、薄暗バロック。自分なりのシャコンヌを、ということで、直球勝負にきたのかな? 薄暗バロックは、よほど出来が良くないと、あー、ありがちだよねぇになってしまうから、というパターンを辿ってしまった作品だった気が。2015-01-18 16:30:18 GMT+9:002015-01-18 16:30:18 GMT+9:00
「The Lost Two in Desert」 振付の髙橋一輝さんが、自分でも踊るパ・ド・ドゥ。二人でシンクロして踊る部分で、本人の方がニュアンスが細かったように思うのだが、相手に振付を伝えきれてないのかなと気になった。 逆に、自分では踊らないで、振付家に徹してみるのも手かも。2015-01-18 16:33:58 GMT+9:002015-01-18 16:33:58 GMT+9:00
広瀬碧「水面の月」は、(ゲストを除いて)唯一の女性による振付作品。 女性パ・ド・ドゥで、結構好みだったのだが、もっと緩急をつけても良かったような。間をとってほしいなと思うところで、急いで次に行ってしまう感じが。 自分達の体に自信を持って、ゆっくりと見せてくれてもいいのに。2015-01-18 16:38:34 GMT+9:002015-01-18 16:38:34 GMT+9:00
福田圭吾さんの「Phases」が、個人的にはもったいなかったで賞。 女性四人と男女ペアの構成で、女性四人のパートが、面白いのに微妙に惜しい感じで。 フォーメーションとかタイミングとかを細かく変えているのだが、振付も実施も、まだまだ精度を上げられる余地があるかなと。2015-01-18 16:43:31 GMT+9:002015-01-18 16:43:31 GMT+9:00
小口邦明さんの「Dancer Concerto」は、男女8人のシンフォニック・バレエ。 自分はシンフォニック・バレエは相性悪いので、ボケーっと見てしまった。 小劇場で少人数でシンフォニック・バレエというのも苦しいよね。2015-01-18 16:45:34 GMT+9:002015-01-18 16:45:34 GMT+9:00
「DttF3」 値段分は十分に楽しんだけれども、なんとなく前回よりも「冒険」に欠けたかなという気が。 オリジナリティーでは、トレウバエフが一つ抜けていたか。個人的には冒頭の「はなわらう」が一番かな。 来年は中劇場での公演ということで、一回り大きなものを期待。2015-01-18 16:50:02 GMT+9:002015-01-18 16:50:02 GMT+9:00
「Chacona」は男性三人女性一人。 男二人、男三人のパートもあったりして、個人的にはポイントアップ(笑) 堀口さん、体格的な問題なのかもしれないが、首が少し前に入ってる感じがして気になった。個人的に倒立系リフトでは首の後ろの線が綺麗に出てほしかったりするのもあって。2015-01-18 17:13:14 GMT+9:002015-01-18 17:13:14 GMT+9:00