2015.02.20
三人姉妹
シアターコクーン
演劇
「三人姉妹」@シアターコクーン。 ケラさんの演出で、一幕はあちこちでクスクス笑えるような舞台に。 段田安則、山崎一が、ウザ気持ち悪い役柄で、あーイヤ!という雰囲気に貢献。 神野三鈴さんは、最初ウザ系なのかと思っていたら、悪役全開でした。こういう怖い人、うまいんだよなぁ。2015-02-20 21:35:40 GMT+9:002015-02-20 21:35:40 GMT+9:00
「三人姉妹」 戯曲に細かいところを足してあるのか、それとも演出だけなのか、三人姉妹のヒロイン度が上がっている気がした。 余さんのオリガこそ地味目な役柄だが、宮沢りえのマーシャはよろめきヒロイン、蒼井優のイリーナは世界に微妙に順応できない系ヒロインで、最後は二人とも涙涙。2015-02-20 21:40:53 GMT+9:002015-02-20 21:40:53 GMT+9:00
「三人姉妹」 蒼井優のイリーナ、「楽屋」の劇中劇でも見ているので、二回目ということに。 イリーナの恋人候補二人、男爵が近藤公園くん。こういう報われない系の男、似合うよね。あまりにも不細工とか言われてたり(笑) 恋敵の今井朋彦さん、眉間に皺寄せた変人なのだが、素敵だよなぁ…2015-02-20 21:45:50 GMT+9:002015-02-20 21:45:50 GMT+9:00
「三人姉妹」 モスクワに行きたい、というセリフが何度も出てきて、現代の感覚で言うと、もう、一人でさっさとモスクワ行けば幸せになれるよ!と思っちゃうのだが、それはできない時代設定なんだろうな。 田舎的人間関係の重さとか微妙な悪意とか、抜け出したくなるのがよくわかるように作ってある。2015-02-20 22:21:27 GMT+9:002015-02-20 22:21:27 GMT+9:00
「三人姉妹」 宮沢りえは、不幸な人妻で堤真一の中佐によろめくという役柄。中佐に魅かれるのもわかるし、旦那の山崎一がこれまたイライラする男で(笑) 最後はかなり涙を流していて、カーテンコールも頬が濡れている状態だったのだが、一方で演技が崩れてしまう事はなく、絶妙のコントロール。2015-02-20 22:27:44 GMT+9:002015-02-20 22:27:44 GMT+9:00