2015.03.01
LAC
モンテカルロ・バレエ
東京文化会館
バレエ
モンテカルロ・バレエ「LAC」幕間。 そうかー、こういう話なのかー。ちょっと意外だったのだが、完全に王子の話。そして王子と対になる王の話でもあるのかも。 マイヨーは数作しか見てないのだが、ここまで男性にフォーカスしてあるのは初めて見る。 当然のように、めちゃくちゃ楽しいです(笑)2015-03-01 15:00:24 GMT+9:002015-03-01 15:00:24 GMT+9:00
「LAC」幕間。 マイヨーの振付は、細かい所のニュアンスで意味付けを完全に変えてみせちゃうのが面白い。一幕最後、王と夜の女王、王子と黒鳥の二組が同じような振付を踊るのだが、動きの少しの差で関係性が全然違って見える。王と王子のキャラクターの差も明確に見えたり。2015-03-01 15:03:55 GMT+9:002015-03-01 15:03:55 GMT+9:00
「LAC」終演。 面白かったが、自分の中で物語として完成されずに、もう一度みたくてもどかしくて仕方がない。 もちろん、「白鳥の湖」の物語がベースだから、その通りの話ではあるのだけれど、どう思えばいいのかなと思うところがいろいろあって。 踊る人によって全然違う話にもなりそうだし。2015-03-01 16:20:14 GMT+9:002015-03-01 16:20:14 GMT+9:00
「LAC」 王子の相談役と王様がどういう関係なんだろう、と気になった。仲がいいような悪いような、三角関係の底辺二人萌え的な所があって(笑) 王子がヘナチョコ感全開で素晴らしかった。投げ上げ系のリフトを、ほとんどキャッチせずにおろすの、振付なんだと思うけど、女性は着地大変そう。2015-03-01 16:25:23 GMT+9:002015-03-01 16:25:23 GMT+9:00
「LAC」 後半の舞踏会で、白鳥をやったのは、どっちだったんだろう。白鳥役の人と黒鳥役の人が見分けられてなくて、白鳥役の人がやってるのかなと思ったりもしたんだが。 あそこの部分は本当に白鳥で、最後だけ黒鳥に入れ替わったと解釈するのも面白いかなと思ったり。2015-03-01 16:30:56 GMT+9:002015-03-01 16:30:56 GMT+9:00
「LAC」の王様、ホモソーシャル大好きのバイセクシャル、という雰囲気に見えた。チャーミングだけど困った人だよねぇ。 小池ミモザさんの王妃、ダメダメ、そういう感じだとこの男を繋ぎとめられないよ〜と思いながらみていたのだが、最後で、ああ!そっち行くのね、正解ですよ!と思いました。2015-03-01 16:56:27 GMT+9:002015-03-01 16:56:27 GMT+9:00
「LAC」は、王子をどう演ずるかで、話が違って見えるんじゃないかな。 今日は、ルシアン・ポスルウェイという方。思春期の揺らぎというか、男の子集団の楽しさと、男女関係への憧れと、女集団への恐怖と、そういったものがよく見える青年像で、そこにヘタレ感が追加されてるのも好みでした。2015-03-01 16:59:30 GMT+9:002015-03-01 16:59:30 GMT+9:00
「LAC」 二幕前半、王子がチョロい系で、白鳥はしっかり者っぽいのに時々しおらしくて、邪魔する夜の女王達はタイミング見計らってるようで、結果としてヤラセっぽい印象を受けてしまって、いろいろと妄想。 王子みたいなタイプはヒーロー願望くすぐるのが、一番落としやすいかもね。2015-03-01 17:08:00 GMT+9:002015-03-01 17:08:00 GMT+9:00
「LAC」 二幕の白鳥、衣装が変わった時に、胸が大きくなったように思ったのだ。 それで、え?もしかして白鳥は男の娘でベッドの中だけ黒鳥がピンチヒッター?ってことは男女の双子?プロローグの夜の女王は、同じ顔なんだから女の子にしておきなさいって事?と妄想が炸裂したのでありました(笑)2015-03-01 18:10:58 GMT+9:002015-03-01 18:10:58 GMT+9:00
「LAC」 1幕は、ホモソーシャル社会と嫁取りの間で揺れる王子の話に見えた。 王子と相談役、相談役の方は王子を大好きな事を、命に代えても主君を守る的な方向で100パーセント正当化出来るので迷いがないが、王子の方は男同士が楽しいだけではダメという悩みがあるという立場の差を感じたり。2015-03-01 18:19:25 GMT+9:002015-03-01 18:19:25 GMT+9:00
「LAC」 前回も思ったのだが、モンテカルロ・バレエは群舞の同調性が高くない。一幕の男性陣なんか、かなり自分のタイミングで踊ってる感じ。でも、それが変じゃないんだよな。みなさんフリーダムねぇ、ではなくて、群衆としてのあるべき揺らぎに見える。 演出家がコントロールしてるんだろうな。2015-03-01 18:23:59 GMT+9:002015-03-01 18:23:59 GMT+9:00
「LAC」 大天使二人組。 ねぇ、あれはなんなの? 最初は夜の女王と三位一体なのかと思ったりもしてたんだけど、女王が頑張ってる時に、隅の方で二人でイチャイチャ!してたり。 王宮行くときはよそ行きノースリーブだけど、ご近所では肩出しというか乳首出し服で。 けしからん、もっとやれ。2015-03-01 18:34:51 GMT+9:002015-03-01 18:34:51 GMT+9:00
「LAC」 映像も見たいけど、自分の場合、見ると舞台の記憶が上書きされちゃうので、しばらくは記憶を反芻して、だいたい定着したら映像見ようかな。 この場合の定着というのは、妄想が完了したら、というのに近いです(笑)2015-03-01 18:40:04 GMT+9:002015-03-01 18:40:04 GMT+9:00
「LAC」 プロローグで、白鳥になる前の女の子に王子が鳥の仮面をつけさせたと思うのだが、あれはどういうことなんだろう。白鳥の呪いをかけたのは王子だったという解釈で全編通せるかなと考えたり。 ロットバルト側が明確な悪として描かれていないのも面白い。犯罪に手を染めたのは王子の母の方。2015-03-01 21:09:43 GMT+9:002015-03-01 21:09:43 GMT+9:00
「LAC」 配役では王と王妃、と書いてあるのが、もしかしたら女王と婿なのかなと思ったりもして。 これも配役によって印象違うだろうな。小池ミモザさんは風格を感じさせて女王っぽかった。王のガブリエレ・コッラオード、愛されオーラというのかな、行動がチャラチャラしてる割に許される感じ。2015-03-01 22:42:14 GMT+9:002015-03-01 22:42:14 GMT+9:00
「LAC」の王子の相談役。公式リツと同じように、自分も乳兄弟っぽいと思った。道化の役柄が入ってるせいかなとも思ったが、王や王妃とも近しいし。 それで、王が時々相談役を引き離すのが気になって。王様、もしかして、自分が昔乳兄弟と抜き差しならぬとこまで踏み込んだ結果、袂を分かったとか?2015-03-01 23:15:39 GMT+9:002015-03-01 23:15:39 GMT+9:00
「LAC」を反芻しているのだが、白鳥が誰だったのか、というのがどうしてもすっきりとしない。 元々の話でもはっきりしないけど、幼年時代が出てきた事で、関係者感が強まっているだけに気になる。 黒鳥の双子?夜の女王の旦那の連れ子?実はその旦那は王の乳兄弟?ぐらいまで妄想が進化(笑)2015-03-02 00:12:31 GMT+9:002015-03-02 00:12:31 GMT+9:00
「LAC」はフランス語の「湖」というのはあまり知られてないだろうなぁ。もちろん自分も調べました(笑) 近くの席から「L-A-C ってなんだろうね」と聞こえてきたり。 英語タイトルだと「LAC (after swan lake)」なので、「湖 〜白鳥の湖をもとに」ぐらいでしょうか。2015-03-02 00:27:13 GMT+9:002015-03-02 00:27:13 GMT+9:00