2015.04.21
Being at home with Claude 〜クロードと一緒に
シアタートラム
演劇
「Being at home with Claude 〜クロードと一緒に」@シアタートラム。 ダブルキャストは「Blanc」バージョンで、唐橋充さんが刑事役。 前回公演で気になりつつも見られなかったのと、今回、唐橋さん(スネークオルフェノクや腑破十蔵の方)が出てるのもあって。2015-04-21 21:10:18 GMT+9:002015-04-21 21:10:18 GMT+9:00
「クロードと一緒に」 ネタバレ。 個人的には、これはないなぁと。 戯曲自体が成立してないと思うんだよね。ミステリで始めてるのに、伏線を全部放り投げてポエムで終わるという(笑) 終盤の長い独白の途中で、あ、それで終わりなのかなと一応覚悟はしたものの、やっぱりガックリと。2015-04-21 21:12:42 GMT+9:002015-04-21 21:12:42 GMT+9:00
「クロードと一緒に」 主演は松田凌くん。「仮面ライダー鎧武」に出ていたということだが、ほとんど見てなくて個体認識してなかった。 殺人を犯して自首してきた男娼という役。非常にセリフが多いのだが、よく入っていた。ただ、早口でまくしたてすぎかな。演出家はメリハリをつけてあげてほしい。2015-04-21 21:21:11 GMT+9:002015-04-21 21:21:11 GMT+9:00
自分は、ミステリやパズラーの要素を入れておきながら、そういう伏線を吹っ飛ばして、別の所に着地するというのが苦手なんだな。 「クロードと一緒に」もそうだし、ミュージカルの「デスノート」もそこがネック。 単なる雰囲気づくりのためにミステリを使い捨てにしないで!ってことかも。2015-04-21 21:23:20 GMT+9:002015-04-21 21:23:20 GMT+9:00
「クロードと一緒に」 あのプロットで作品として成立させられるのって、萩尾望都の20ページ短編、ぐらいじゃないだろうか。 後半で、前半を吹っ飛ばす強烈な異空間を創造できない限り、ハァそうですか、になっちゃうと思うのだけど。 戯曲を書いた人と、演出家さんと、どこをやりたかったのかな、2015-04-21 21:59:37 GMT+9:002015-04-21 21:59:37 GMT+9:00
「クロードと一緒に」 ネタバレ。 この話を脳内補完するとしたら。 ちょっとした諍いで客を殺しちゃったので諦めて刑務所行くことにしたけど、せっかくだから前からいいなと思ってた刑事さんと36時間缶詰になって、相手も朦朧としてきたところに綺麗売りしておいて、出所後狙おう、ぐらいか(笑)2015-04-21 22:37:54 GMT+9:002015-04-21 22:37:54 GMT+9:00
「クロードと一緒に」 しかし、唐橋充さん、いつの間に、こんな橋本さとし似になったのか。 髪型のせいもあるけど、時々声がかなり似て聞こえたりもして。 サイズがちょっと違うから、双子じゃなくて、SF系のクローンのバリエーションみたいな役に二人揃えてみたい。2015-04-21 22:41:28 GMT+9:002015-04-21 22:41:28 GMT+9:00
「クロードと一緒に」 正方形の舞台で、左右は客席にしてある。ゲイと殺人というネタの(ほぼ)二人芝居ということもあって、どうしても「スリル・ミー」を思い出してしまったのだが、わざとなのかな。客層かぶってそうだから、違うイメージで作った方が良かったのではないかと思ったが。2015-04-22 01:56:56 GMT+9:002015-04-22 01:56:56 GMT+9:00
「クロードと一緒に」 どうして主人公は、あの缶詰状態を作ったのかというのが謎。 以下ネタバレ。 クロードの元ルームメイトがあの刑事だったのなら、イヴの方には動機があるかなと。でも、刑事は被害者を知らないので、元ルームメイトが刑事の双子で間違えられたという設定ならなんとか(笑)2015-04-22 12:54:59 GMT+9:002015-04-22 12:54:59 GMT+9:00
「クロードと一緒に」 昨日、脚本家は何をやりたかったのだろうと呟いたのだが、二兎を追っちゃった感じなのかな。 前半の極限缶詰状況での刑事と男娼のやりとりも、後半の男娼の述懐も、それぞれおいしいネタだよね。 その二つがうまく繋がってないので、ガックリしちゃったのだけれど。2015-04-22 12:59:22 GMT+9:002015-04-22 12:59:22 GMT+9:00