2015.08.05
世界バレエフェスティバル Aプログラム
東京文化会館
バレエ
さて、これから今夏の修行の場、第1戦「世界バレエフェスティバル Aプログラム」@東京文化会館。 プログラムも引き換えて、忘れずに「Dancin'」の最新号も買って、準備万端、と言いたいところだが、羽織るもの忘れてきた… http://t.co/Us0USpJJHb2015-08-05 17:53:54 GMT+9:002015-08-05 17:53:54 GMT+9:00
「世界バレエフェスティバル Aプログラム」幕間。 祭典の受付をやってる方に、テレビ放映があるのか聞いてみたら、今の所予定されていません、というお答えでした。 うーん、残念!2015-08-05 19:08:49 GMT+9:002015-08-05 19:08:49 GMT+9:00
「WBF A」 第1部はまぁまぁかなといったスタート。心にかかってる仕事があって集中できてないのもあるが。 サレンコとマックレーの「チャイパド」は丁寧で良かったが、出力80%ぐらいな感じも。マクレイ先輩のサポートは無双。回転速度が落ちなくて、音楽終わるから止めましたみたいな。2015-08-05 19:12:13 GMT+9:002015-08-05 19:12:13 GMT+9:00
ボーダーとぜレンスキーの「お嬢さんとならず者」は、どちらかといえば、可愛いおっちゃんとナースコスプレ、だよなと思いつつも楽しかった。とにかくぜレンスキーがチャーミング。腹チラシャツで、雄っぱいポロリもあったり(笑) ボーダーの衣装、腰の切り替えの下がタプンとなっちゃうのが惜しい。2015-08-05 19:15:12 GMT+9:002015-08-05 19:15:12 GMT+9:00
「WBF A」2度目の幕間。開始から2時間20分で、まだ半分(笑) エイマンの「マンフレッド」が良かった。一つ一つの動きにこんな繊細な表現を載せられる人だったっけと刮目の思い。若手の時期を過ぎて、充実期に入ってきたのかな。最後のゴロゴロの所をあれだけ見せられるのは立派。2015-08-05 20:24:07 GMT+9:002015-08-05 20:24:07 GMT+9:00
「アザー・ダンス」 マチュー・ガニオ、君は困った人だねぇ、というような。 一人で踊ってる時はいいんだけど、なぜか女性と踊ってるときになかなかプラスアルファが出ないんだよな。 本人が太陽体質で、女性が月の位置にないとダメな気がする。お姉様とツバメとかの関係性なら結構いけるのに。2015-08-05 20:27:14 GMT+9:002015-08-05 20:27:14 GMT+9:00
「WBF A」第3部は濃かった〜。 そろそろ気力が切れそうという所に、「パリの炎」というのはいい選択。 サレンコは、一つ目が6時、二つ目が9時15分ということで調整難しそうだが、小気味良く踊っていた。 シムキンはこの手のは鉄板だなぁ。良く跳ぶのに正確で、柔軟なのに女性を殺さない。2015-08-05 21:29:00 GMT+9:002015-08-05 21:29:00 GMT+9:00
「WBF A」終演。 いやー、さすがに疲れた。 最後が気楽な「ドン・キホーテ」で、しかも、曲芸バージョンというのは正しいですね。散々飲んだ後にラーメン食べるみたいな。ちょっと違うか(笑) フィナーレは女性の名前順。エイマンくんは1人で、サレンコ、シムキン、マックレーは3人で。2015-08-05 22:45:13 GMT+9:002015-08-05 22:45:13 GMT+9:00
「フェアウェル・ワルツ」はさすが。 新参者の自分はゲランを見るのは初めてだったのだが、凄い脚をしている。黒のロングスカートなのであまり見えないのだけど、にもかかわらず、時々目に焼きつくような強烈な印象を残す。 ルグリは、振られかけのおっさんやらせると、天下無敵に魅力的だなぁ。2015-08-05 22:52:52 GMT+9:002015-08-05 22:52:52 GMT+9:00
「フェアウェル・ワルツ」 このキャストだと、なかなか味のある作品になっていたのだが、パトリック・ド・バナの振付自体はどうなのかなぁという気がしないでもない。 それこそ、マチュー・ガニオとアルビッソンあたりでやったら、大惨事になりそうな気がするんだけど。2015-08-05 22:54:46 GMT+9:002015-08-05 22:54:46 GMT+9:00
「アザー・ダンス」のアルビッソン。悪くはなかったのだが、パートナーとも作品とも相性はイマイチなんじゃないかと思った。 大柄で、大型獣系の優美さがある方だけど、速くてキレがいるものはまだ似合わない気が。 体型的にはNYCB寄りではあるけど、だからってロビンズ踊れるわけでもないよね。2015-08-05 22:58:44 GMT+9:002015-08-05 22:58:44 GMT+9:00
第3部の頭がノイマイヤーの「失われた純情『いにしえの祭り』」。 どういう話か全然知らずに見たのだけれど、いろいろ妄想できて十分に楽しかった。やっぱりノイマイヤー好きだ! 前半はラウデールとレヴァツォフの若手カップル。シンクロのミックスを思い出したのだが、レヴァツォフくんの脚かな?2015-08-05 23:02:11 GMT+9:002015-08-05 23:02:11 GMT+9:00
「失われた純情」 アッツォーニとリアブコは、もちろんそれぞれいいダンサーだと思うのだけれど、2人揃ったときのあの超!絶!な感じは何事なんだろうなぁ。 ノイマイヤーのリフトってかなりハードだと思うんだけど、何もかもが流れのままに自然で。 真っ暗な話を幾つも妄想して楽しかった〜2015-08-05 23:09:41 GMT+9:002015-08-05 23:09:41 GMT+9:00
コジョカルとコボーの「シンデレラ」はアダージョだけで短いのだが激甘なので十分満足。 コジョカルって演技派だと思っていたのだが、ちょっと考えを変えるかも。全身の細胞から愛が溢れた究極ラブラブフラッシュ!みたいなのって、コボー以外が相手の時には見たことない気がしてきたので。2015-08-05 23:12:29 GMT+9:002015-08-05 23:12:29 GMT+9:00
アマトリアンとフォーゲルの「オネーギン」の鏡のPDDが、大変面白かった。というか、いっそ怖かった。 夢見る少女の人形遊び。 踊りとしては息があっていて、難しいリフトも素晴らしいのに、感情的にはタチアナが目を瞑って投げた大暴投が、オネーギンの空っぽの体をすり抜けていくみたいな。2015-08-05 23:23:35 GMT+9:002015-08-05 23:23:35 GMT+9:00
「白鳥の湖」はロパートキナ。ガラでしか見たことないのだが、自分は彼女の良さがあまりわからない。 ただ美しいだけ、というと語弊があるが、美しさ以外を全て削ぎ落としてしまったような。自分はもう少しいろいろ雑味がある方が好きなんだろうな。 相手の男性が全く目に入らないぐらいに超絶。2015-08-05 23:27:38 GMT+9:002015-08-05 23:27:38 GMT+9:00
おい、ちょっと待て、どうして「ぜれんすきー」と入れて「ぜレンスキー」なんてお茶目な変換をしてくるんだ、iPhoneくんは(笑) いや、確かに、何度か、オネーギンとレンスキーでゴニョゴニョみたいなツイートしてますけどね…2015-08-05 23:37:59 GMT+9:002015-08-05 23:37:59 GMT+9:00
ロホの「黒鳥」は、今日はちょっと調子が悪かったんじゃないかな。 笑っちゃうぐらいの長さのバランスもあったけど、ヴァリエーションがなんとなくガタガタしてたり、32回転はトリプルも入ってたけど、一度踵が落ちちゃったり。その後でもダブル回るあたりは超人だけど。2015-08-05 23:41:33 GMT+9:002015-08-05 23:41:33 GMT+9:00
ハンス・ファン・マーネンの振付とはあまり相性良くないのかな。 「3つのグノシエンヌ」も「オールド・マン・アンド・ミー」も、綺麗だったなぁぐらいで、あまり印象に残らず。 コミカルなパートは印象に残ってるんだけどね。 空気が抜けるようにお腹もしぼまないかなぁなんて思いました(笑)2015-08-06 01:38:27 GMT+9:002015-08-06 01:38:27 GMT+9:00
ラムとムンタギロフの「ジゼル」もなんとなくぼやーっとした印象。 ラムはあの髪型だと、ジゼルとミルタの間ぐらいの雰囲気。かわいらしいイメージがあるんだけど意外と少女っぽくはない顔なのかな。 最初はかなり死霊寄りで、徐々にアルブレヒトへの愛を思い出していく感じの役作りかなと思った。2015-08-06 01:43:21 GMT+9:002015-08-06 01:43:21 GMT+9:00
第2部最後は「ライモンダ」。 アレクサンドロワとラントラートフは、バレエ的王道男女という感じで、なんだかホッとしながら見てしまった。 あまり見かけない白と青の衣装で、女性の方は、なんとなくディズニープリンセスのドレスを膝丈でカットしました、という感じのラインと質感。2015-08-06 01:47:53 GMT+9:002015-08-06 01:47:53 GMT+9:00
ミルピエ振付の「トゥギャザー・アローン」をデュポンとモローで。 うーん、なかなか苦しいなぁと。 この振付と衣装、今回のメンバーならボーダーとゼレンスキーあたりがハマりそうな気がするんだが。ミルピエ作品お約束の、ダラダラと歩くところなんかが、綺麗になっちゃうんだよね、この二人だと。2015-08-06 01:56:40 GMT+9:002015-08-06 01:56:40 GMT+9:00
「トゥギャザー・アローン」を見てて、なんだかミルピエ氏を応援しようという気になったり。 日本料理屋の板前さんが、突然フランスのレストランの厨房に放り込まれたようなもんで、調理器具どころか食材からして全然違う。 それでも頑張って日本料理の腕を生かして新しい創作料理に挑んでる感じ。2015-08-06 02:01:55 GMT+9:002015-08-06 02:01:55 GMT+9:00
「トゥギャザー・アローン」を見てる最中に、そういえば、ミルピエの奥さんってナタリー・ポートマンだよなと、妙に納得。 なんというのか、ダサ可愛い感じが好きなんだよね、きっと。ダラっと歩くとか、ちょっとガニ股っぽくなるとか、美しいラインではない所に美意識がある気がする。2015-08-06 02:08:33 GMT+9:002015-08-06 02:08:33 GMT+9:00