2015.10.09
エゴイズム
近松DANCE弐題 Aプログラム
新国立劇場小劇場
ダンス
近松DANCE弐題 Aプログラム「エゴイズム」@新国立劇場小劇場。 加賀谷香、近藤良平、佐藤洋介、舘形比呂一、辻本知彦の5名による80分。 工夫されていて面白い部分がたくさんあったのに、全体としては自分の好みでなかったのは、ひとえに女のエゴイズムに全く興味がないからだろうな。2015-10-09 20:45:53 GMT+9:002015-10-09 20:45:53 GMT+9:00
「エゴイズム」 加賀谷さんは、体幹が強くてバランス感覚が優れた方のよう。 ややこしいバランスやリフトが結構あるのだが、それを普通より遅い速度でやる所が多い。 つり輪で例えれば、スイング系ではなく力技の印象で、オフバランスの不安定さを感じない。 どの瞬間でも止まれるんじゃないかと。2015-10-09 21:49:07 GMT+9:002015-10-09 21:49:07 GMT+9:00
「エゴイズム」 2人で踊って、組合せバランスもリフトもたくさんあるのに、あまりインターラクションを感じないのは、加賀谷さんが常に安定して自立して見えるからか。 なので、自分の立ち位置はキープしたまま男4人をとっかえひっかえという印象になり、なるほど恋愛ではなくてエゴイズム。2015-10-09 21:53:07 GMT+9:002015-10-09 21:53:07 GMT+9:00
「エゴイズム」 個人的に一番楽しかったのは男四人がワチャワチャやってるパート。 作品全体の中では箸休めなのだが、ここは早い動きやオフバランスも多用されててダイナミック、というか、もはやプロレス的な部分も(笑) 舘形佐藤組が真面目に踊る後ろで近藤辻本組が真似っこしてるのがカワイイ。2015-10-09 21:59:34 GMT+9:002015-10-09 21:59:34 GMT+9:00
「エゴイズム」 個人的にテーマが全然合わなかったので、感情移入はおろかストーリーもあまりはいってこないままで終わってしまったのだが、踊りのパーツは面白かったし、人形振りのカチンコチンぶりも見事、演出にも感心するところが結構あったので、今度は別の題材の作品で見てみたいなと。2015-10-09 22:06:59 GMT+9:002015-10-09 22:06:59 GMT+9:00