2015.10.23
ヴェローナの二紳士
さいたま芸術劇場
演劇
「ヴェローナの二紳士」@さいたま芸術劇場、幕間。p 個人的には、ここしばらくの蜷川さんの演出作品では久しぶりにしょっぱなから楽しい。 オールメールなせいもあって、男子校の文化祭みたいな雰囲気。役柄じゃなくて、中の人の個性で押しちゃう。溝端淳平くんの女役が、いかにも男の子の可愛さ。2015-10-23 19:31:13 GMT+9:002015-10-23 19:31:13 GMT+9:00
「ヴェローナの二紳士」 いやー、楽しかった! 蜷川演出でこれだけ文句なく楽しかったの久しぶりかも、というぐらい。 ある意味、フィクションとしては成り立ってない所もあるんだけど、そういうのはどうでもいいやと思えちゃう。 キャスティングの勝利、という感じもするなぁ。2015-10-23 21:09:05 GMT+9:002015-10-23 21:09:05 GMT+9:00
「ヴェローナの二紳士」 これ、オールメールというのは大正解だと思う。女役を女性がやったら、よほどうまくやらない限り、その男ぶん殴って殺していいからって感じになっちゃうと思う。 溝端くんが、いかにも男の子が女性を演じてる、という演技なのも良くて、恋人に裏切られた女性の不幸感が減る。2015-10-23 21:16:52 GMT+9:002015-10-23 21:16:52 GMT+9:00
「ヴェローナの二紳士」 高橋=チーフ=光臣くんがヴァレンタイン。微妙に抜けた感じとか、熱血で他のものをぶっ飛ばしちゃうとことか、よく似合った役柄でした。 貴族の格好も良かったですが、終盤の顎髭つきボロ系衣装の方が絶対似合うと思う。胸元はだけてたから言ってるわけじゃないですよ(笑)2015-10-23 21:20:21 GMT+9:002015-10-23 21:20:21 GMT+9:00
「ヴェローナの二紳士」 三浦涼介くんのプローティアス。天使の顔の悪魔(笑) 恋人も親友も裏切って新しい恋に突進するどうしようもない男で、さらに最後も呆れるほどの超展開なんだけど、それをこの人ならしょうがないなと思わせちゃうのは、とても立派。 実はかなりの長身なのに驚いてしまった。2015-10-23 21:28:17 GMT+9:002015-10-23 21:28:17 GMT+9:00
「ヴェローナの二紳士」 ヒロインのジュリアは溝端淳平くん。 顔はかなり女性っぽいが、いかにも男の子の女装という雰囲気が残ってるのが、良い方向に作用して笑いをとっていたり。 頬を膨らませて、足踏み鳴らすとか、女性がやったら痛い女にしかならない仕草が可愛く見えるのは女装の特権かな。2015-10-23 21:36:12 GMT+9:002015-10-23 21:36:12 GMT+9:00
「ヴェローナの二紳士」 もう1人のヒロインのシルヴィアを蜷川オールメールではおなじみの月川くんが。 鉄面皮というか人形というかな冷たさのある人なんだけど、今回はそれが無言ツッコミっぽくてよかった。 最後の男2人の友情シーンの横でシラ〜っと立ってるのとか、完璧なツッコミ!と(笑)2015-10-23 21:47:34 GMT+9:002015-10-23 21:47:34 GMT+9:00
「ヴェローナの二紳士」 楽しみにしていた横田栄司さんと河内大和さん。予想以上に全力で持ってく(笑) 劇場が共振するぐらいの怒号一発で爆笑かっさらっていく横田さんとか、隣の三浦くんが耐えられなくて笑っちゃうような渾身の変顔披露する河内さんとか、いやー、楽しかった。2015-10-23 22:11:37 GMT+9:002015-10-23 22:11:37 GMT+9:00
「ヴェローナの二紳士」 最初、溝端くんと三浦くんのキャストを聞いた時、男女逆じゃないのかと思ったのだが、こちらで正解なのでした。 精神的にも肉体的にも溝端くんの方が頑健な感じで、結局は押し倒しちゃえばジュリアの勝ちだよね、みたいな安心感があるので、酷い話なのが気にならない。2015-10-23 22:16:01 GMT+9:002015-10-23 22:16:01 GMT+9:00
「ヴェローナの二紳士」 ネタバレ。 しかし、話自体はちょっと待てというか、それでいいのかお前らというオチ。 というか、男同士、女同士でカップルになった方がいいんじゃないの?という感じだよな。 いや、4人で暮らして、精神的にはそういうカップル同士になるのかもしれんが。2015-10-23 22:18:32 GMT+9:002015-10-23 22:18:32 GMT+9:00
「ヴェローナの二紳士」 個人的には非常に楽しかったのだが、ストレートな演劇というよりは、ダブルパロ的な楽しさでもあったかな。 女性役2人とも、女性として感情移入できる役作りというのではないので、そういう意味では破綻してるのだけれど。それでも溝端くんの恋情には心を打つものがあった。2015-10-23 22:23:06 GMT+9:002015-10-23 22:23:06 GMT+9:00
「ヴェローナの二紳士」 通路を使う演出が多かったので、通路横の席はなんだかとても得してしまった気分。 三浦くんの歌のシーン、河内さんの踊りと近くに座ってる溝口くんの表情と両方見たくて、首振り人形と化してしまった。 あ、振り向いた時に目に入ったイケオジさま、辻萬長さんだったかも。2015-10-24 00:45:50 GMT+9:002015-10-24 00:45:50 GMT+9:00
「ヴェローナの二紳士」を見てて思ったのだが、シェイクスピアって、女性関連は酷い話も多いけれど、オールメールでやってたから成り立ってた部分もあるのかなと。 歌舞伎や宝塚もそうだが、単性でやると、こういう男女関係は見てるだけでも不快、みたいにはならないで済む気がする。2015-10-24 01:45:40 GMT+9:002015-10-24 01:45:40 GMT+9:00
「ヴェローナの二紳士」 オールメールで、カップル2組ともにキスシーンあって、でもそこには特に萌えは感じないのだっま。 それよりも、プローティアスとヴァレンタインが抱き合ってる時の方がドキドキしちゃうという。 結局、フィクションとしての男同士が好きという事になるんだよな。2015-10-25 00:23:57 GMT+9:002015-10-25 00:23:57 GMT+9:00