2015.11.21
犀
パリ市立劇場
さいたま芸術劇場大ホール
演劇
これから、パリ市立劇場「犀」@さいたま芸術劇場大ホール。 本来は演出家のエマニュエル・ドゥマルシー=モタも来日予定だったのが、パリ市立劇場の芸術監督として、今はパリを離れる事が出来ないのでキャンセルになったと。そりゃ、そうだよなぁ。 https://t.co/Y76jOSo7NN2015-11-21 18:57:14 GMT+9:002015-11-21 18:57:14 GMT+9:00
「犀」 人々が次々と犀になって街を蹂躙していくというイヨネスコの戯曲。 面白かったのだけれど、このタイミングにパリの人々による上演という事で、見てる間中、頭がグルグルしてしまった。 犀に何を重ねて見るかで180度違ったものにできそうなので、いろんな演出で見てみたいかも。2015-11-21 21:18:12 GMT+9:002015-11-21 21:18:12 GMT+9:00
「犀」 「桜の園」と連続で見たので、余計にモヤモヤ考えてしまうのかも。 「桜の園」は言わば旧世代によって新世代が迷惑を被る話なので、「犀」もそちらの文脈で考えたりもして。 自分が犀獣人とかイケるせいもありますが、親友が犀になっちゃったんだし、犀と人とで仲良くやれよ、とも。2015-11-21 21:27:27 GMT+9:002015-11-21 21:27:27 GMT+9:00
「犀」 これ、同じものを、逆バージョンで演出したのも見てみたい。犀を美しく作って、主人公がどんどん猿化していくとか。 あとは「エッグ」みたいなやつ。表裏両方やった上で、どちらでもないバージョンで救いのない落とし方するとか。なにか希望が見えるといいんだけど、難しい…2015-11-21 21:37:17 GMT+9:002015-11-21 21:37:17 GMT+9:00
「犀」ネタバレ。 例えば、逆バージョンなら、犀に LGBT やアライを重ねる演出なんかも可能だと思う。それで人間側に伝統的家族観に固執する人々を。 どっちつかずでやるのが現代的かも。最初の犀をイスラム過激派っぽく、最後の人間を反イスラム過激派っぽくとか、その逆とか。救いがないが…2015-11-21 21:58:49 GMT+9:002015-11-21 21:58:49 GMT+9:00
「犀」 フランス語上演で左右に字幕が出るのだが、前半では登場人物のセリフが重なる部分があって、結構つらかった。モブの人のセリフは字幕出なかったりするので、字幕に出てるのが誰のセリフかわからない所も。 後半になると、場面の登場人物が減るので大丈夫なのだけれど。2015-11-21 22:06:55 GMT+9:002015-11-21 22:06:55 GMT+9:00
「犀」 ステージングというか振付はどなたがやっているんだろう。カフェや職場の所の動きがなかなか面白かった。 あと、職場のシーンでは、なぜかどんどん服を脱いでいくのがおかしかった。混乱と理性の減少といったイメージだろうか。2015-11-21 22:18:39 GMT+9:002015-11-21 22:18:39 GMT+9:00