2015.11.27
愛の伝説
マリインスキー・バレエ
東京文化会館
バレエ
これから、マリインスキーの「愛の伝説」@東京文化会館。 プレトークが18時からはじまるんだけど、JA ガラの会場先行もやっている。 https://t.co/5AlkaA677D2015-11-27 18:04:14 GMT+9:002015-11-27 18:04:14 GMT+9:00
「愛の伝説」幕間。 ライブビューイングで一度見てはいるのだが、ストーリーというかキャラクターがいまいち把握できない。 女王と妹王女が二人揃って画家のフェルハドをひと目見ただけで恋に落ちるところに、いまひとつ説得力を感じなかったかな。 宰相が濃くて非常に見ごたえがある。2015-11-27 19:31:18 GMT+9:002015-11-27 19:31:18 GMT+9:00
「愛の伝説」1幕。 画家はヒゲで、弟子4人はヒゲなしで微妙にフェミニンな振付がしてあったりして、これは男ハーレムなの?とか思ってしまったり。 男性に手首を外側に曲げるエキゾチックな印象を持たせる振付が多く入ってるのだけれど、角度を間違えるとオネエっぽくなるのが難しいんだな。2015-11-27 20:33:34 GMT+9:002015-11-27 20:33:34 GMT+9:00
「愛の伝説」2幕。 ライブビューイングで見た時は変な話だなぁと思ったのだが、生で見ると、なるほどと。 2幕は、前半のディベルティスマンが楽しそうじゃないのだ。女王による陰鬱ムードが全てを支配してるので。 最後に鉄の山を掘るための道具を渡された画家のソロが一番盛り上がるという。2015-11-27 20:38:31 GMT+9:002015-11-27 20:38:31 GMT+9:00
「愛の伝説」 なんかね、男たるもの、画家みたいなチャラい仕事してたり、女との色恋にうつつをぬかしてちゃダメですよ。男は黙って山で水路掘り!これですよ!という思想なんだと思うんだよな。 ツルハシ(じゃなくて不思議な形の道具)渡された後、途端に音楽も振付もカッコよくなる気がする。2015-11-27 20:42:55 GMT+9:002015-11-27 20:42:55 GMT+9:00
「愛の伝説」終演。 これ、ヒーローの愛を射止めるのは、水路掘りの仕事と民衆への奉仕なんだよな。王女も女王もアテ馬という。 女王が美貌を犠牲にするという設定なのだが、舞台での美貌って八割方は肢体と立ち居振る舞いだと思うので、ロパートキナの場合、顔を隠してても絶世の美女なんだよね。2015-11-27 22:11:29 GMT+9:002015-11-27 22:11:29 GMT+9:00
「愛の伝説」 フェルハドのアンドレイ・エルマコフ、なかなかの美丈夫でしっかりした体つき、踊りもなかなかだったが、クラシカルなポジションに比べると変形の振付のきまり方はいまひとつだったので、この役はそれほどやってないのかな? 真正面からの王子役も見てみたいし、ロミオもよさそう。2015-11-27 22:11:54 GMT+9:002015-11-27 22:11:54 GMT+9:00
「愛の伝説」 ロパートキナは踊りの美しさと安定感のせいか、弱さや愚かさを感じせないので、女王としての毅然たる雰囲気は完璧だったが、恋ゆえの愚かな行動は変な感じも。 2幕のフェッテはシングルでもかなり移動していたが、回りものは苦手なのかな。3幕の足蹴パ・ド・ドゥは非常に良かった。2015-11-27 22:16:40 GMT+9:002015-11-27 22:16:40 GMT+9:00
「愛の伝説」 初日のせいもあるのか、全体的には少しとりこぼしもあったような。 シリンのシャプランは、バランスがかなり揺れていたり。損な役柄だけに圧倒する力が欲しいところ。 女性のソリスト級か、センターで2人や3人で踊る人たちが、同じ振りのはずなのに1人だけ足をあげそこなってたり。2015-11-27 22:22:01 GMT+9:002015-11-27 22:22:01 GMT+9:00
「愛の伝説」 ちょっとした疑惑が。 顔が判別できてるわけではないのだが、1幕での画家の弟子4人、もしかして、3幕では群舞の先頭の黒服の4人だったりする? それで最後にフェルハドをリフトするのも、その4人? もしそうだとしたら、画家時代の男ハーレムを鉄の山まで持ち込んでるのか!と。2015-11-27 22:25:11 GMT+9:002015-11-27 22:25:11 GMT+9:00
「愛の伝説」 全体的に物悲しいメロディーが多いのだが、2幕と3幕のフェルハドのソロの所だけがやたらと明るく勇壮なメロディーで。ウェストサイドのマンボとかアメリカとか、それぐらいのイメージ。 なんですか、山を掘って切り開くのは、そんなに楽しいんですか?と思ってしまった。2015-11-27 22:30:05 GMT+9:002015-11-27 22:30:05 GMT+9:00
「愛の伝説」 ロパートキナは、とにかく形の完成度が高くて、踊っていれば彼女ばかりが目に入るし、群舞と同じポーズで静止すると、後ろの方々がやや野暮ったく見えてしまったりする事も。 この美しさの前では顔なんてどうでもよくない?となっちゃったりするのが、役柄的には困ったところか。2015-11-27 22:37:23 GMT+9:002015-11-27 22:37:23 GMT+9:00
「愛の伝説」 宰相役のユーリー・スメカロフがとても好みだった。動きのキレの良さと、ポーズのきまり方、そして立ち姿の素晴らしさ。 30日の「ロミオとジュリエット」でティボルトをやるそうで、見たくてしょうがないが、そこは他の予定が… https://t.co/zdJgw4sBMC2015-11-27 22:41:48 GMT+9:002015-11-27 22:41:48 GMT+9:00
「愛の伝説」 リフトがいろいろあるのだが、勢いやタイミングで行くのではなくて、基本力技で上げてバランスとりにくそうな場所で支えるという、男性が大変そうなものが多かったような。 ここら辺はロシアの伝統なんだろうか。いや、自分はロシア男性には屈強なイメージがあるので。2015-11-27 22:46:08 GMT+9:002015-11-27 22:46:08 GMT+9:00
「愛の伝説」 こう言ってはなんだけど、王女のシリンって、自分のために美貌を犠牲にしてくれた姉女王と、よく平気で男を奪いあえるよなと。それとこれとは別問題、なのか、全く気にしてない感じに恐れ入った。 まぁ、お姉ちゃんには素敵な宰相さんがいるからいいじゃない、というのもあるか。2015-11-28 02:12:46 GMT+9:002015-11-28 02:12:46 GMT+9:00