2015.12.18
ライフ・イン・プログレス
シルヴィ・ギエム
東京文化会館
バレエ
シルヴィ・ギエム「ライフ・イン・プログレス」@東京文化会館、幕間。 第一部はオープニングアクトで東京バレエ団の2演目。フォーサイスの「イン・ザ・ミドル・サムホワット・エレヴェイテッド」と、キリアンの「ドリーム・タイム」 https://t.co/vvf2upyS8p2015-12-18 20:08:11 GMT+9:002015-12-18 20:08:11 GMT+9:00
「イン・ザ・ミドル…」 フォーサイスはあまり見たことないのだが、あまり相性良くなくて、これもいまいちピンとこなかった。 上野さん、こういうの得意そうな気がしてたのだけど、4拍子っぽい踊り。この曲なら8/8でリズムを拾ってほしいと自分は思うのだが。 奈良さんは8拍子な気がした。2015-12-18 21:22:04 GMT+9:002015-12-18 21:22:04 GMT+9:00
「ドリーム・タイム」 男性2人が上半身裸で、腕を長く使う所が多くて、これは小尻健太さんで見てみたいなぁと。 松乃くん岸本くんも悪くはなかったけど、腕が肩から生えてる感じなんだよね。肩甲骨から肩を通って指先まで一本のラインで翼のように見えると美しい振付なのではと思ったのだ。2015-12-18 21:22:16 GMT+9:002015-12-18 21:22:16 GMT+9:00
「ライフ・イン・プログレス」幕間。 第2部が本来の公演の前半部分。 アクラム・カーン振付のギエムのソロ「テクネ」、フォーサイス振付の男2人にちょっとだけギエムの「デュオ 2015」、マリファント振付のギエムと女性のデュオ「ヒア・アンド・アフター」。 個人的ヒットは「デュオ」。2015-12-18 21:22:30 GMT+9:002015-12-18 21:22:30 GMT+9:00
「デュオ 2015」は男性2人のデュオ。昔の作品の新バージョンという事だが、この2人のために完全にニュアンス付け直したんだろうなと思った。同じ動きを、フェミニンとマニッシュ、バレエダンサーとボディビルダー、もっと言えばオネエ系と野郎系で踊る。 終始ニヤニヤしながら見ちゃいました。2015-12-18 21:27:42 GMT+9:002015-12-18 21:27:42 GMT+9:00
「ライフ・イン・プログレス」の最後はマッツ・エック振付のソロ「バイ」。 昔は「アジュー」というタイトルで上演していたと思う。 中央やや上手側にドアの形をしたスクリーンがあって、そこにドアの向こうの映像を映すのだが、今日は完全に真正面で映像効果が完璧だった。2015-12-18 22:13:01 GMT+9:002015-12-18 22:13:01 GMT+9:00
「ライフ・イン・プログレス」 最後になるまで気づいてなかったのだが、オケピの上を板で塞いであって、最後のカーテンコールでは一番前までギエムが出てきていた。 そして、皆様が花束やらプレゼントの入った紙袋やらを渡すので、なんとなく演歌歌手(?)みたいな雰囲気にも。引退公演だもんね。2015-12-18 22:16:03 GMT+9:002015-12-18 22:16:03 GMT+9:00
「ライフ・イン・プログレス」 個人的には「デュオ」がヒット。 「バイ」はなかなか、「テクネ」はまあまあ、「ヒア・アンド・アフター」はうーんといった所でした。 東京バレエ団の方は「ドリーム・タイム」が良かったかな。「イン・ザ・ミドル…」は長いなぁという感じも。2015-12-18 22:23:03 GMT+9:002015-12-18 22:23:03 GMT+9:00
「ヒア・アンド・アフター」はピンとこず。最後のパートは良かった。 プログラムの組み方としても疑問が。「デュオ」が面白かっただけに、直後に似たような同性2人で同じ振付を踊る作品なのは損かな。しかも中盤は音楽の似た感じの「イン・ザ・ミドル…」を思い出したりという追加パンチまで。2015-12-18 22:28:39 GMT+9:002015-12-18 22:28:39 GMT+9:00
「テクネ」の印象を一言でいうと、異星人の雨乞いダンス。スミマセン。異星人的にはスター・ウォーズじゃなくて、スター・トレックの方。SF心が刺激されて悪くなかった。もう一度見ると物語になりそう。 樹のセット、おかっぱ、民俗音楽、というので Noism の「ASU」を思い出したりも。2015-12-18 22:39:10 GMT+9:002015-12-18 22:39:10 GMT+9:00
「バイ」 前に見たときも単館系映画みたいだと思った気がするのだが、以前よりさらに地味な感じになったような。こういうこと言うと怒られそうな気もするが、ややブサイク系のおばさんの話、という感じ。 身体能力的には超絶な動きを、平凡っぽいイメージに落とし込んで踊れるというのが凄いよなぁ。2015-12-18 23:26:09 GMT+9:002015-12-18 23:26:09 GMT+9:00
今日の「バイ」には、普通の女性、というイメージを感じた。 どう言えばいいのかよくわからないのだが、普遍的なというか、どこにいてもおかしくないというか、誰の中にもある部分というか。ギエム本人は特異といってもいい存在で、踊りも破格なのに、それを通して普通の人に到達するという不思議。2015-12-18 23:39:04 GMT+9:002015-12-18 23:39:04 GMT+9:00
「デュオ 2015」 Brigel Gjorka と Riley Watts という2人。巨大画像のついた記事があったのでメモ。 https://t.co/dzVPGRnfnQ https://t.co/hFlEvvFtNW https://t.co/9DlQTwP0lE2015-12-19 00:00:40 GMT+9:002015-12-19 00:00:40 GMT+9:00
「デュオ」を検索してたら Watts が共著で書いている「Doing Duo – A case study of entrainment...」というタイトルの論文が。あとで眺めよう。 https://t.co/RRE3IJSNni https://t.co/DfirDq9kcg2015-12-19 00:06:05 GMT+9:002015-12-19 00:06:05 GMT+9:00
「デュオ 2015」は、男2人だけど特に萌えたりはせず。 それより、似たような振付なのに少しニュアンスを変えるだけで、全然違ったキャラクターに見えるというのが、とても面白くて。 大きい所では腕の捻りが半分違って掌が逆向きとか、小さい所では手や首の角度で、これほどまで違うんだなと。2015-12-19 00:09:24 GMT+9:002015-12-19 00:09:24 GMT+9:00
「ライフ・イン・プログレス」 こう言ってはなんだが、ギエムじゃなかったら、空席山ほど出ちゃいそうなコンテンポラリー演目ばかりのプログラムなのだが、東京文化会館5回分が完売している。 今回見て、コンテンポラリーもよろしいわねと、他の公演にも足を運んでくださる方が増えないものか。2015-12-19 00:29:41 GMT+9:002015-12-19 00:29:41 GMT+9:00
「デュオ 2015」は、言って見れば、熊と虎がじゃれあってるような可愛さが。互いに真似してみたり、一人で好きなように動いてみたり。最後の最後だけ、ぴったり揃ってお辞儀というのがまた可愛い。 これ、配役逆にできたりしないかな。途中で人格交換しちゃって踊りが逆になるのとか見てみたい。2015-12-19 01:09:00 GMT+9:002015-12-19 01:09:00 GMT+9:00