2015.12.26
くるみ割り人形
新国立劇場バレエ団
新国立劇場オペラパレス
バレエ
今日はクリスマスもの二本立て。 「消失」はそれなりに陰惨な話だったが、個人的には観劇後の気分は悪くなし。 これから新国立バレエの「くるみ割り人形」なんだが、前回見た時には、実はこれは「マッチ売りの少女」なんじゃないかという疑念が。しかも夢の中でも壁の花という救われなさで。2015-12-26 17:39:31 GMT+9:002015-12-26 17:39:31 GMT+9:00
新国立劇場バレエ団「くるみ割り人形」@新国立劇場オペラパレス、幕間。 ロビーというか、もぎりの外に並んでいる出店に鶴屋吉信があって、どういう縁で来てるのかな?と不思議に。クリスマス風生菓子売ってるのかと思ったら、通常の品揃えだった。 https://t.co/jH4hNYFJTv2015-12-26 19:01:57 GMT+9:002015-12-26 19:01:57 GMT+9:00
「くるみ割り人形」幕間。 踊りは綺麗なんだけど、話が全然わからないというのが、このプロダクションのつらいところ。なんで都会のシーンからはじまるのかとか。 王子があらわれて、クララをエスコートしてくれるのかと思えば雪の女王と踊りだすし、1幕最後の橇にもクララ1人しか乗らなかったり。2015-12-26 19:04:36 GMT+9:002015-12-26 19:04:36 GMT+9:00
「くるみ割り人形」 ここの1幕でのお気に入りシーンは、パーティーが終わった後に、従僕2人がシャンパンで乾杯して仲良くはけていくところ。お仕事終わってこれからお楽しみですか?とか(笑) あと、青紫の全身タイツくん達も好きなのだが、あれはどう解釈すればいいのか。皆様見て見ぬ振りなの?2015-12-26 19:09:33 GMT+9:002015-12-26 19:09:33 GMT+9:00
「くるみ割り人形」 全体的に演劇的には雑だなぁと思うのだが。 例えばマジックで人形の入った箱を出す所で、子供達に見せてるはずなのに何もないですよ〜とアピールしないんだよね。子供達の視線が来た頃には幕を持ち上げてるので、彼らから見るとマジックでもなんでもないはずだという。2015-12-26 19:12:29 GMT+9:002015-12-26 19:12:29 GMT+9:00
「くるみ割り人形」終演。 踊りを見るのは楽しいのだが、全編ディベルティスマンみたいな作品だよな… ストーリーはどう解釈するのかな。両親からプレゼントだけが贈られてきて、1人でクリスマスを過ごすクララに、夢がプレゼントされたのだけれど、夢の中でも壁の花でした。みたいな?2015-12-26 20:20:26 GMT+9:002015-12-26 20:20:26 GMT+9:00
「くるみ割り人形」 今日は米沢さんが金平糖、小野さんが雪の女王、奥田さんがクララ、井澤くんが王子。 組み合わせ的に微妙なのは、王子が3人と踊るのだけれど、誰が本命かわからない所。1番恋愛的情感を感じた踊りは小野さんと。なので、なんかチャラチャラ次から次へと女と踊りやがって、に。2015-12-26 20:25:24 GMT+9:002015-12-26 20:25:24 GMT+9:00
「くるみ割り人形」 井澤くんの王子。踊りはなかなかだし、雰囲気も王子然としていて良いだけに、優柔不断な八方美人に見えない展開の作品だったらというのが惜しい。恋愛色の薄い米沢さんが金平糖というのも、その点では苦しいんだよな。 トリッキーなのがあるせいか、リフト力はあと一つな感じも。2015-12-26 20:34:39 GMT+9:002015-12-26 20:34:39 GMT+9:00
「くるみ割り人形」 新国立のトレパックって、もっと派手じゃなかったっけ?と思ったのだが、記憶違いだろうか。前に見た時、万雷の拍手だった記憶が。 センターがアラスゴンドで両脇が足を回す所はもう一息。 トレパックも王子もアラスゴンドのピルエットで少し足先が下がっていくのが惜しかった。2015-12-26 21:53:18 GMT+9:002015-12-26 21:53:18 GMT+9:00
「くるみ割り人形」 新国立版が自分にとってスッキリしない理由の一つに気がついた。観客に見せるためのものと、舞台の中の世界で行われていることが、見ていてうまく区別できないのだ。 バレエは本質的にそういう傾向を含むのだけれど、自分は物語系なら、ある程度は作中世界が完結してる方が好み。2015-12-27 12:17:26 GMT+9:002015-12-27 12:17:26 GMT+9:00